面白いんです。面白いんですけどね。なんか、読んでてどうもイラつくのね。で、何でかなーって考えたわけ。そうすると、やたら自慢が入ってたり文学テイストが入ってたり、そのへんがヤな感じだったと気がついた。なんつーか、中国語は面白い→その面白さを私は知っている→だから私は素晴しい、みたいな。たぶんミッキー安川(たとえが古い)著『オモシロことばイングリッシュ』みたいな本があったら、同様のイヤさがあったと推測される。
が、でも、しかし、内容は面白いです。そういうのあまり気にならない人なら、オーケーでしょう。あとがきになると急にイヤさが薄れるんで、ある程度自覚的にやってるんだと思うんだけどね。
- 作者: 新井一ニ三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/19
- メディア: 新書
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★★★★☆:面白かった本