萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

『中国語はおもしろい』

面白いんです。面白いんですけどね。なんか、読んでてどうもイラつくのね。で、何でかなーって考えたわけ。そうすると、やたら自慢が入ってたり文学テイストが入ってたり、そのへんがヤな感じだったと気がついた。なんつーか、中国語は面白い→その面白さを私は知っている→だから私は素晴しい、みたいな。たぶんミッキー安川(たとえが古い)著『オモシロことばイングリッシュ』みたいな本があったら、同様のイヤさがあったと推測される。

が、でも、しかし、内容は面白いです。そういうのあまり気にならない人なら、オーケーでしょう。あとがきになると急にイヤさが薄れるんで、ある程度自覚的にやってるんだと思うんだけどね。

中国語はおもしろい (講談社現代新書)

中国語はおもしろい (講談社現代新書)

★★★★☆:面白かった本