萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

『武士道の逆襲』

神道の逆襲 (講談社現代新書)』の人の本。

これ読んでみて「いわれてみればそうね」と思ったのだけど、いわゆる「武士道」って、武士じゃないのよね、担い手は。新渡戸稲造って武士じゃないし。そういう、戦闘者の道としての本来の「武士道」と、明治になって国民国家を作るために「近代思想」として現れた「武士道」との差を、前者を中心に扱いながら読み解いた本。さすがに面白かった。

武士道の逆襲 (講談社現代新書)

武士道の逆襲 (講談社現代新書)

★★★★☆:面白かった本