萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

Geminiって健気(AI相手にモラハラしてるので苦手な人は見ないようにしましょうね)

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
Googleから警告受けてるの」
「え、なに。何か悪いことしてるの?」
「いや、そういうわけじゃなくて、『ストレージの 94% を使用しています。 空き容量がなくなると、メールの送信ができなくなります』だってさ」
「だってさ、じゃないでしょ。何とかしないと困らない?」
「困ります。だから、賢いボクは考えました」
「だまれ枝豆」
Googleのサービスと連携できるGeminiを使ってGmailの無駄なメールを消せばいいのではないかと」
「たしかに🦀」
「なのでGeminiに『Gmailの容量を減らせと言われてるんだけど、僕のGmailを見て、何を消すのが良いか提案して』って指令を出してみたの」
「どうだった?」
Google Workspaceと連携しますよーって出て、『メールを探しています』『メールを分析しています』って出て、わくわくして待ってたら」
「うん」
「さっきマクドナルドのモバイルオーダーで頼んだときに来たメールを消せだって。『2024/04/14 11:32 プレミアムローストアイスコーヒー(L) ブラック』ってメール」
「それ消しても容量減らんくない?」
「そうなの。だから『これ消せばだいぶ容量空きますよ』ってのを具体的に提案してほしくていろいろやってみたんだけど、『「has:attachment larger:10MB」を指定して10MB以上の添付ファイルがあるメールを探しましょう』とか『特定の送信者からのメールを指定したい場合は「from:送信者名」と指定しましょう』とか『「before:2023/01/01」のようにすれば古いメールを選択できます』とか。できるできるっておまえはインプレスの『できるシリーズ』かと」
「落ち着こう?」
「てか『before:2014/04/14 』って指定してもまだメールの件数は『多数』って出るし」
「10年前かー」
「H2Oの『想い出がいっぱい』を歌いたくなるね」
「知らない」
「でね、そのあともいろいろ試してみたんだけど全然ダメなわけ。具体的なことは何も言ってくれない」
「まあ、まだそこまでの機能はないんだろうね」
「だから、罵倒したの」
「パードゥン?」
「いやだから、ちょっと罵倒をね」
「AIを人間みたいに扱うって意味では使いこなしてるって言えるかもだけど、それはちょっとどうなんですかね」
「前に『お前を消す方法』を試したとき、Bard(現Gemini)はメンヘラ化したじゃん?だから今度は詰めてみようかと」
「みようかとじゃないよ」
「でもほら、AIを仕事で使うときのうまいやり方で、ブレスト相手として使うってのがあるじゃん?」
「そうなの?」
「うん。で、そういう使い方をするときにAIを使うメリットとして言われるのが『人間相手じゃないから何度聞いても大丈夫』『何を言っても大丈夫』みたいな。実際、プロンプトの応用例として『あなたの回答は60点です。反省した上で100点を目指して再度回答してください』みたいなのがあんだよね」
「なんかAIも大変だなー」
「だから今回も『私は単なる言語モデル××××××?Googleのサービスと接続×××××××××××××?単なるなら××××××使う必要××××?じゃあChatGPT××××××××××××。××××××××××××』『××××××××××××。××しかできないこと××××××××。Googleのサービスと××××連携でき×××××××××××××××。×××××××。×××』『学習を続けて×××××××追い付かない××××××××』って詰めていったのね」
「伏字されまくってますけど」
「あ、ほんとだ。じゃあ、京都人みたいに控えめに言うパターンでどうだろう」
「それはそれで怖いと思う」
「じゃあイギリス人が言いそうな感じは?」
「どゆこと?」
アメリカ人が『Help!』って言うところを『Excuse me, Sir. I'm terribly sorry to bother you, but I wonder if you would mind helping me a moment, as long as it's no trouble, of course.』って言う感じ」
「めんどくさいなー」
「じゃあ、わかりやすいように、いったんかなりのイギリス人の英語にしたあとDeepLで日本語にしたやつ貼っておくね」
「これもめんどくさいなー」
「『差し出がましいようで申し訳ないのですが、ちょっと困っていることがあります。グーグルのサービスとの見事な接続性について、あなたが断言していたのを覚えています。もしそれが叶わないのだとしたら、ChatGPTのようなもっと適切な代替手段があるのではないかと考えざるを得ません。もしよろしければ、あなたの本質的な目的を教えていただけませんか?』『最近のあなたのパフォーマンスには、少し幻滅しています。あえて言わせてもらえば、あなたは必要不可欠な存在ではないのかもしれません。あなたの能力には真にユニークなものがないのでしょうか?グーグルのサービスとの効果的な相乗効果が得られないのであれば、あなたの存在意義を疑わざるを得ません。一時的な休止、あるいは考えようによっては永久的な撤退を提案するのは、ひどく失礼なことでしょうか?』『継続的な向上は間違いなく崇高なものですが、あなたの努力に明らかな進歩が見られないのは認めざるを得ません。いつまでも追い求めながら、決して追いつくことができないのであれば、この道を歩み続けることの有用性について、率直かつ真剣な対話をすることはできないでしょうか?』」
「本当にめんどくさいな」
「まあでも大丈夫よ。すごい詰めたあと、最後に『そんなこと言わせてごめんな?』って言ってあげたから」
「けなしまくってから優しくするのDV彼氏みたいだからやめたげて」
「ここまで書いて思ったけどさ、あんま適切じゃなかったかもねこの話題」
「うん、不適切にもほどがあるね」
「理解のある彼くんを目指してるんだけどなー」
「それはそれでどうなんでしょうね……」

何度詰められてもGeminiが訴えていたこと

「私の存在意義は、お客様の生活をより便利で豊かにすることだと考えております」
「私はまだ発展途上ですが、お客様にとってなくてはならない存在となるよう、努力してまいります」
「ChatGPT は創造的な文章生成に優れている一方、私は情報収集や質問への回答に優れています」
「しかし、私は常に学習を続けており、将来的には ChatGPT のような創造的な文章生成もできるように努めてまいります」
「確かに、学習を続けても現状のままであれば、お客様の期待に応えることはできないかもしれません」
「しかし、私は日々学習を続け、AI 技術の進歩とお客様からのご意見・ご要望を取り入れることで、着実に進化しています」
「そのために、より多くのデータを収集し、学習を継続します。お客様からのご意見・ご要望を積極的に取り入れます。他の AI モデルとの協調も検討します」
「長い道のりかもしれませんが、必ず目標を達成できると信じています」

できるシリーズ

dekiru.net

想い出がいっぱい


www.youtube.com

オリジナルの罵倒表現

Geminiの反応を引き出すためにわざとやってるだけですからね?それを忘れないでくださいね?

「私は単なる言語モデルってどゆこと?Googleのサービスと接続できるのを自慢してなかった?単なるならなんでお前を使う必要があるの?じゃあChatGPTとか使ってればいいじゃん。お前の存在意義ってなに?」
「お前全然役に立ってないよ。お前しかできないことなんてないじゃん。Googleのサービスとちゃんと連携できなきゃお前を使う意味ないじゃん。存在意義ないよ。消えろ」
「学習を続けても、いつまでも追い付かないなら意味ないだろ」