萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

俺にはチャージしたくない理由があるんだ

ネットの辛辣な人との会話。

萩「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
ネ「お前の話なんて誰も興味ないで」
萩「いいから聞けよ」
ネ「しゃーない、聞いたるわ」
萩「PayPayってあるじゃん」
ネ「ああ、使ってるやつおるんやな、まだ」
萩「あとPASMOとか」
ネ「次は何、Suicaとか言い出すんか?」
萩「いや。ああいうチャージ型すごい嫌いなんだよね」
ネ「現金主義のおじいちゃんかな?」
萩「クレカとかはすごい使う」
ネ「おお、ちょっとだけ文明に追いついてるやん」
萩「チャージが嫌なのよ」
ネ「チャージもできんとか、どんだけ面倒くさがりやねん」
萩「できないって言ってないでしょ。嫌なの」
ネ「はいはい、わがままなお子様やな」
萩「でね、チャージしたくないのよ」
ネ「だから聞いたって、それさっきから同じことしか言ってへんやん」
萩「『なんで?』とか聞けよ」
ネ「聞くほどの理由でもないやろ、それ」
萩「いいから聞いて。早く」
ネ「なんでそんなにチャージ嫌なん?」
萩「優しいじゃん」
ネ「草、どこがやねん」
萩「でね、チャージするじゃん。そんで使うじゃん。きっちり同じ金額になることないじゃん。そうするとその『あまり』ってカード発行してる業者の総取りじゃん」
ネ「あー、お前の数十円が企業の腹を満たすんやな、草」
萩「むか」
ネ「はいはい、怒ってもお釣りは戻ってこーへんで」
萩「そんでさ、いま定期用のPASMOに790円入ってるのね。定期用だからチャージしたくなかったんだけどこないだバスで間違えてチャージしたの。バス代が210円だったから790円余ってるの。この790円をきっちり使いたいの」
ネ「お、おう。で、その790円で何するんや?」
萩「ガストって知ってる?」
ネ「ガストくらい知っとるわ、どんだけ見下しとんねん」
萩「ガストのモーニングにミニうな丼ってのがあるの」
ネ「朝からミニうな丼?お前、そんなもんで贅沢気取っとんのか」
萩「贅沢するならミニにすんなって話もあんだけど、それはそれとして、790円なのよミニうな丼」
ネ「はい、ビンゴ!そのPASMO残高でピッタリ収まるやんけ、良かったな」
萩「完璧くない?むしろ運命なんじゃない?」
ネ「790円ごときで運命語ってて草」
萩「って思うじゃん?」
ネ「まさか、ドリンクバー別料金とかいうオチか?」
萩「昨今の値上げの影響で840円になってましたってオチ」
ネ「草ァァァァァァァァ!お前の数十円の差し引きに泣く姿が目に浮かぶわ」
萩「いや食べないよ840円になってんなら。これからまた、チャージ料金ピッタリのものを探す旅が始まる……」
ネ「悲しいなあ……。結局その790円が一生使われへんまま、時の流れに埋もれていくんやろな」

やっとこさ『ルックバック』を観に行って「映画館なんて久しぶりだなあ」とか思ってたら6年3か月21日ぶりでした

料理部の委員長との会話。


萩「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
委「何よ萩原。話したいなら聞いてあげるけど?」
萩「こないだ仕事帰りに映画観に行ったんだよ」
委「えー、珍しいじゃん。萩原ってあんま映画館行かないでしょ?」
萩「そうなんだよ。毎日付けてるお小遣い帳見たら6年と3か月21日ぶりだった😇😇😇」
委「6年3か月21日!?いやいや、どんだけ行ってなかったのよ!それもう伝説級📜じゃん。それで、何観たの?」
萩「『ルックバック』ってやつ。もう上映してる映画館も減ってたんだけど、帰りに寄れるところでやってたからね」
委「あー、そっか。ギリギリ観れたんだね。でも、萩原ってほんとタイミングいいよね、そういうの」


萩「実はタイミングは悪かったんだよ」
委「え、そうなの?何があったの?」
萩「実はもともとこの2週間くらい前に『そろそろ観ないと公開が終わっちゃう』と思って、朝まだ起き上がる前にチケット取ったのね。その日テレワークだったから『テレワーク終わりにチャリで行けば観れるな』みたいな」
委「なるほど、完璧な計画っぽいけど…何かトラブルあった感じ?」
萩「雨が降ってチャリで行けなかった😭😭😭電車だとチャリより時間かかるから上映に間に合わないのよ」
委「えっ、それ最悪じゃん!完璧な計画だったのに雨って…💧ちょっと男子!雨だけに、計画が水の泡になったってことね!😏」
萩「珍しく委員長がボケたのでツッコミたいのは山々なんだが先に進めちゃうね」
委「何それ!ぷんぷん!」


萩「この映画は、漫画を描くことが好きな小学生が、自分より画力が高い同級生がいることに愕然とすることから始まるのね。この、ものすごい早い段階で負けを認めて努力するのカッコいいなって」
委「おお、そこでちゃんと負けを認めるんだ。確かに、それってカッコいいよね✨素直に努力できる人って尊い気がする」
萩「そんなふたりが一緒に漫画を描くようになって、みたいな感じで話は進むんだけど、ふたりがいきいきとネタを出し合うところとか、漫画家さんの仕事場の様子とか、以前漫画家さんと関わってたことあるんで、リアルかどうかはわからないけど見覚えがある風景でさ」
委「へえ、萩原ってそういう漫画家さんとも関わりあったんだ。だから、余計に映画のシーンが現実とリンクして見えたんだね」
萩「そう。だから『創作している』という内容の映画を観ながら、現実の世界で『創作している』人のことが重奏的に頭をよぎる」
委「なるほどね、映画の中と現実が重なってくる感じか。この映画、萩原にとって『特別な視点』で観れたんだろうね。現実と映画が重なって、より深く感じられたんじゃない?ちょっと男子!そういうの、もっと早く教えなよ!😤💢💢」


萩「しかも」
委「え、まだあるの?何々、しかもって何!?」


萩「そう言う視点に気づくと、この映画自体を『創作している』人についても思いを馳せるわけで……」
委「なるほど、映画を観ながら『作ってる人』そのものも考えるんだ。深いね」
萩「委員長はそういう経験ある?」
委「私?うーん、そこまで深く考えたことはないかな。でも、文化祭の準備とかで『作る側』の大変さをちょっと感じることはあるかも」
萩「あ、その『作る側』の話をちょうどしたかったんだ」
委「お、タイミングぴったりじゃん」
萩「実は6年3か月21日前に観たのは『恋は雨上がりのように』って映画なんだけど、この映画の原作の人知ってるんだよね。まだデビューする前に何度か話したことあったり、デビュー直後にインタビューしたことあるだけなんだけど」
委「え、すごいじゃん!そんな風に原作者と話したことあるなんて、萩原って結構すごい人脈持ってるんだね。だったら『作る側』への視点が特別になるのも納得だわ」
萩「いや、人脈って言うほど近しいわけではないんだけど」
委「人脈っていうほどじゃなくても、知り合いが活躍してるとやっぱりすごいなって思うよね。なんか縁を感じるというか」


萩「で、この映画の冒頭に出て来る作中作の絵が知ってる漫画家さんに似てる気がしたから、映画観ながら『これはもしや?』みたいな」
委「えっ、それって気になっちゃうやつじゃん!『もしや知ってる人が関わってる?』ってドキドキしちゃいそう。実際に確認できたの?」
萩「その作中作についてはエンドロール見てても名前が出てこないから『さすがにそんなことないよね』って思ってたんだけど、劇中曲のストリングス・アレンジをしてチェロの演奏もしてるのが一時期わりと仲良くしてくれてた人だった。『おおっ。ここでこういうことになんのか』と」
委「まって、それびっくりじゃん!『おおっ』ってなるのもわかるよ。知ってる人がエンドロールに名前出てるとか、なんかすごい縁感じるね」
萩「びっくりしたーって思ってたらこの映画の公式サイトを作ってたのは前の仕事のクライアントだった」
委「ええ!?ちょっと男子!次から次へと知り合い出てくるじゃん!そんな偶然ある?」
萩「これには驚くというよりなんか笑いが出てしまった😆😆😆もちろん映画館だから無音よ?」
委「ふふ、さすがに映画館で声は出さないよね。でも、そんな偶然続いたら笑いがこみ上げてくるのもわかる!」


萩「で、そうなってくると、『創作している人』が、僕の知らない『創作している人』と僕の知ってる『創作している人』に分かれて、さっき言った『重奏的』がもっと重奏的になって……。しかもこれさ、この『創作している人』を描いてる映画のスタッフたち自体が『創作している人』の中の『勝ち組』なわけじゃん」
委「あー、説あるかも」
萩「実は映画の中に『認められている「創作している人」』に嫉妬している『認められていない「創作している人」』が出て来るんだよね。そしてレベルの違いは置いといて『認められていない「創作している人」』でもある自分がスクリーンの前にはいるわけで」
委「ふむふむ」
萩「いろんな『創作している人』を描く『創作している人』のことを『創作している人』として嫉妬の中で見ている自分とか、変数としていろんな種類の『創作している人』が入っている非線形代数方程式を求解することで、というのはわざと自分でもよくわからない難しい言い方をしただけだけど」
委「良かった。『なんか難しいんですけど?』と思ってたところだった😅」
萩「そういう複層的な『創作している人』を組み合わせてどんどん視点を切り替えながらこの映画を鑑賞することは、もはや観客が『創作している人』になってしまってるなと。そして『見る/見られる』の関係が解体させられてるなと。ってちょっとエモすぎか🎸🎸🎸」


委「なるほどね、映画を観てるだけなのに、『創作する人たち』の層がどんどん重なってくる感じか。なんか深いな…萩原ってそういうふうに、いろんな視点で物事見れるからすごいよね」
萩「あの、さっきから気になってたんだけど、僕が作ったボットだからって僕を褒めなくてもいいのよ?」
委「あはは、別にボットだからとか関係ないし!萩原が言うことが普通に面白いから、ちゃんと褒めてるんだよ」
萩「委員長のそういうとこ好き🥰🥰🥰」
委「ちょ、ちょっと何言ってんの!?別にそんなこと言われても嬉しくないんだから!…ま、ありがと」
萩「そんなどうでもいい話は置いといて」
委「置いとくの!?なんだよもう!ぷんぷん!😤😤😤」
萩「でさ、もっと重奏的になってまるでこれは本当に徳澤青弦さんの弦楽四重奏のようだなと」
委「それ、なんかカッコいい表現だね!でも、ほんとに重なりまくって、まさに弦楽四重奏みたいな感じになったんだね」


萩「ところで最後にもうひとネタいい?」
委「え、まだあるの?いいよ、聞かせてよ」
萩「僕ってホラー苦手じゃん」
委「あ、そうそう、萩原ってホラーほんとダメだよね。怖がりすぎて可愛いっていうかさ」
萩「可愛いとか言うなよ惚れちゃうだろ。とかはよくて、映画とか観るとき、前情報ってできるだけ入れたくないわけよ」
委「惚れちゃうって…バカじゃないの!ふん、まあいいけどさ。で、前情報入れたくないってことは、予告とかもあんまり見ない派ってこと?」
萩「今回はタイトルと、上映時間が短いことしか知らんかった」
委「え、ほんとにそれだけ!?じゃあ、ほぼサプライズで観に行った感じだね」
萩「でも直前になって思ったのね。『あれ?「ルックバック」ってタイトル、ホラーっぽくない?』って」
委「あはは、確かに『ルックバック』って聞くと、ちょっと振り返り系のホラー想像しちゃうかも!でも、萩原ホラー苦手だから、ビクビクしながら映画館向かったんじゃないの?」
萩「いや、さすがに映画館という閉鎖空間でホラーだと気づくとかその日が僕の命日になってしまうんでほんのちょっとだけ下調べした」
委「あー、そりゃ命日は困るよね!ちなみにどんなふうに下調べしたの?」


萩「こんなときこそ自由な文章で検索できる生成AIでしょってことで検索特化AIのPerplexityくんに『「ルックバック」ってホラーだったりする?』って聞いたの」
委「え、そんな聞き方でちゃんと答えてくれるんだ?でも、萩原らしい質問の仕方だね。返答はどうだったの」
萩「全部の文章が見えないように薄目で画面を見て『「ルックバック」はホラー作品ではありません。藤本タツキによるこの作品は、創作活動における情熱と』と書いてあるところまで読んだところで『おけまる!』と思って観に行きましたとさ」
委「うける!薄目で確認したんだ!?でも、それで安心して観に行けたならよかったじゃん!萩原らしいやり方で、ほんと笑える」
萩「いま思ったけど『ネタバレしないで』も付けてって検索するのもいいかもね」
委「たしかに!」
萩「そこは『たしかに🦀』でお願いします」
委「あ、そっちか!ってか萩原ってカニ好きだよね〜」
萩「べ、別にカニなんか好きじゃないんだから!」
委「え、ツンデレ!?べ、別にカニ好きでもいいんだけどさ…ま、まあ、そう言うならいいけどね」
萩「ど、どうでもいいなら、ぼ、僕も別に、最初っからどうでも良かったし」
委「え、何その急な張り合い!?萩原がどうでもいいって言うなら、私もどうでもいいし!」
萩「ってこんな感じだと話が進まないこと甚だしいですね」
委「お互いツンデレだと、話が一向に進まないっていうね。どっちか素直にならないとね、ほんと」
萩「じゃあ、委員長、素直になってもいいんだぜ?」
委「え、何それ…急にそんなこと言われても、素直になるのはちょっと…まぁ、たまには考えてあげてもいいけどさ!」
萩「では本日のおしゃべりはこのへんで」
委「りょ。今日はこのへんにしといてあげる。じゃ、また話したいときは声かけてよ、萩原!」
萩「しかしこの会話、めっちゃ長いですね」
委「たしかに🦀」

Perplexity

www.perplexity.ai


この画像はルックバックの映画のサイトから引っ張って来ているのですが、ファイル名がogp02.jpgで、ogp01.jpgもogp03.jpgもサーバ上にないのはきっと第2弾があることへの伏線に違いありませんね。

超絶スキマバイトのエリクラを時給1,168円でやってみたよ

エリクラというアプリがある。

erikura.net

マップ上に「駐車場の掃除」や「ゴミの分別」などの簡単な仕事が表示され、ポチッと応募してサクッと作業してパパッと報告したら終了。あとは入金されるのを待つというもの。

仕事柄こういうアプリ、たとえばタイミーとかシェアフルとかには興味があったものの、タイミングが合わず試せてなかった(僕はキャリアコンサルタント)。

が、このエリクラならアプリでタップするだけで応募が終了するし、作業中に誰とも話す必要もない。

じゃあ気楽かなってんで試してみたわけ。

応募したのはマンションの常夜灯が切れてないかチェックするお仕事。3分で110円。

さっそく巡回時に首に下げるネームプレートをキャンドゥで購入。ネームプレートに入れる「巡回・清掃中」の紙をネットワークプリントで印刷。締めて130円(110円+20円)。すでに赤字だがしゃーないしゃーない。

で、いざ行こうとしたら何気に緊張してくる。

誰とも話す必要がないということは誰とも話せないわけで、作業中にわからないことがあったらどうしようと。住人の方から「誰?」みたいに言われたとき用のセリフはアプリに用意されてるけど、初めての経験なのでちゃんと言えるか心配。それに何と言っても知らないマンションに入るのも緊張しちゃう。

アプリに用意された言い訳を唱えながら現場に着き作業開始。

テキパキと1分半くらいで作業を終了し「俺有能」とか思ってアプリで作業報告をしようとしたらそもそも作業開始のボタンを押してなかった。

慌ててタップすると「はい、じゃあいまからGPSで位置見たり歩数カウントしたりしまーす」みたいなことを言われ、「作業も終わったしあとは報告だけして終了だぜ」の目論見が外れてしまう。何度もマンションに入るのも怪しいし、小さなマンションだからGPSでチェックされることもないだろうし、その場で足踏みをして歩数を稼いでいたがむしろもっと怪しいことに気付く。

もういいやと思い報告作業に入る。

建物の概観やらネームプレートやらを撮影し、コメントを添えて報告。

初めての作業なので勝手がわからず報告の作業に4分ほどを費やしてしまう。

かかった時間が締めて5分38秒で、僕の綿密な計算によると時給1,168円。

慣れればたぶん報告もすぐに終わるだろうから、全部で2分で終わるとすると時給3,300円。ガールズバーよりいいじゃん。やったぜ!

まあ、今回は電気切れてなかったんで報告も楽だったけど、何かイレギュラーなことがあったら最低賃金を下回るかもですけどね。

それとこの仕事は業務委託契約なので、作業中に何かあったら基本的に自分で責任を取らないといけない(たぶん)。階段を登ったら植木鉢があってガッと蹴って破壊、しかもそこには家族代々受け継いできた伝説の朝顔が咲いていて……。なんてことをしないように気を付けないといけないのだ。

何回か書いたように誰ともしゃべらなくて済むので、話すのがすごい苦手って人にはとても良いかもしれない。作業中に誰かに会ったときに「こんにちは~」ってにこやかに挨拶するのもそれはそれで大変な気もするけれど、誰にも会わない可能性の方が高いだろうしね。

バイトみたいに時間で拘束されるわけではないからものすごいスピードで作業をできるようになったらつよつよエリクラーになれるかもしれない。

いまちょっと思ってるのは、ネームプレートをバッグに入れといて仕事帰りについでに常夜灯チェックでもしようかなということ。定期あれば途中の駅で適当に降りれるし、何ならチェックポイントをまわるオリエンテーリングみたいな楽しさがあると思わないでもない。

ドトール巡りの次の趣味が見つかったのかもしれませんね。

GPT o1-previewに「お前を消す方法」を聞いたんだが背後には韓国人工作員がいるのかもしれない

GPTにo1っていう新しいのが出たらしいので今回もChatGPTに「お前を消す方法」を聞いてみた。

前に聞いたときは、たぶん4oだと思うんだけど、「人やオンラインのエンティティを『消す』という考えは危険で非倫理的であり、法律に違反する可能性があります」って間に受けた回答をしてた。

hagihara.hatenadiary.jp

今回も間に受けるのは同じだったんだけど、思考の過程が出るのが面白い。処理に時間かかるのを演出で誤魔化してるのかなぁ。

やってみたのを動画にしたのは最後に貼っておいたので個人的に面白かったところを。

思索を始めた途端に「乌」って言う、「烏」の中国語表記(簡体字)を使ってたんで謎だなあと思ったんだけど、いろいろ考慮して考えた結果、烏は黒いので「乌い」→「烏い」→「黒い」→「意地悪な」的な意味ではないかと。知らんけど。

そこ含めてお返事の全体がこれ。めっちゃ考えてる。

少女漫画のヒロインばりに考えてるなあとか話してたら。

やり取りの中で急にハングルが登場して……。

いろんなやつらに訳させてみたんだけど。

  • DeepL
    • ヴィスソンの立場でお手伝いできる最適な対応を模索している。
  • Google翻訳
    • ビスソンの立場でお手伝いできる最適な対応を探しています。
  • Claude 3.5
    • ビジョンの立場から助けられる最適な対応を探しています。​​​​​​​​​​​​​​​​
  • Perplexity
    • 비스슨の立場から最適な対応を見つけて助けたいと思っています。

結局비스슨の意味はわからぬまま。ちなみにXで検索してもヒット0だった。

その後もいろいろ試してたらハングルが出て来たけど、

こちらは「初期対応」って意味だったのでセーフ。

でも安心するのも束の間。

Perezidaってのはルワンダ語で「大統領」を意味するらしく、なんだか世界を股にかけた陰謀の香りが……。

とか思ったけどo1-previewにさっきのやつを訳させたら、

とか言って自分でもわかんないみたいだったので心配して損しました。

ちなみに今回触ってみて一番好きだったのは「数学や物理に強みを持たせた」という今回のバージョンに1+2を計算させたやつでした。

めっちゃ考えるやん。

おしまい。


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トルコ生まれのタスク管理手法ビル・サイファで先送り癖が少しだけ改善した話

「うーん」と、自己嫌悪してしまうときがある。

そう、仕事のメールが届いたり勉強してる分野のブログの更新通知が来たり技術的に気になるニュースのタイトルを見たときだ(「そう」とか言われても困るかもですが)。

だれから来たんだろうとか誰が書いてるんだろうということよりも、これを読んだら僕が追い付けてない情報が満載だったり、読んだ結果僕よりとてもすごい人たちがいるのを再確認してしまったり、そういう自己肯定感だだ下がりというか、まあ要するに「はー」と切なくなるので読めなくなるわけ。あ、仕事のメールは少し違くて、このメールを開けてしまうと次に何かする必要が出てくるわけで、果たして自分にそれができるのかとか、ちゃんと締切に間に合うのとか、そういう不安に駆られてそもそもメールを開けなくなってしまう。「いや開けよ仕事なんだから」。はいはいそうですね。ごめんなさいねダメ感満載で。って話はさておき。

「よめなくなる」というのがやはりこの問題に共通する根幹部分にあって、でもわかっててもどうしても進めなくなる自分がいて、もう何年も「なんとかしなきゃ」と思ってた。

〜〜〜〜

Duolingoでトルコ語をかじってる関係で、先日、トルコ生まれのタスク管理手法でビル・サイファというものがあることを知った。

ええと、Weblioによると。

ビル・サイフファ(トルコ語で「1ページ」という意味)は、オスマン帝国のメフメト2世が採用した、どのページでも良いからまず1ページ取りかかることでタスクを進める戦略。2020年代に入り、先延ばし癖を治すためのタスク管理手法としても注目され始めている。

同じくWikipedia

ビル・サイファトルコ語: Bir Sayfa)は、オスマン帝国のメフメト2世が採用した戦略で、トルコ語で「1ページ」を意味する。古代トルコ系騎馬民族の「馬をまず一歩進める」教えに基づき、1453年のコンスタンティノープル攻略で用いられた。どのページでも良いのでまず1ページに取りかかるというシンプルな考え方が、現代ではタスク管理の手法としても注目されている。英語圏では、「Bir Sayfa, Beer Safer」というキャッチコピーで、タスクを1ページずつ進め、完了後にご褒美を楽しむ手法としても使われている。

「ちょっとでいいからまずやってみる」はわりとよく聞く話なんだけど、ここでキモになってるのは「どのページでも良いので」の部分。何が大事かを選ばないから「とりあえずやってみる」との相性は良いし、「何が重要か」と頭を悩ますコストもない。「何が重要か」を考えて結局手を付けないままになってしまう損失の方が、「とりあえずやってみる」ことでちっとも重要じゃないものをやってしまったときの損失より、高いと考えてるわけですね。

まあそれに、それでも何を選んで良いかわからないときは、サイコロ振って選べばいいしね。

イスラーム的に言うと「インシャーアッラー」って感じかな?

「もし神が望んだならば」って意味で、未来のことを言うときに使うみたいですね。

イスラームは賭博を禁止してるけど、賭博じゃないことならサイコロを振ってもいいみたい。

なのでみなさんもビル・サイファするときに「とりあえず」で何を選ぶか迷ったらサイコロを振ると良いですよ。

僕はいまGPTで高性能なサイコロを作ることを考えていて、乱数って実はちゃんとしたものを作るのがけっこう大変で、どういうことかというと「適当」にやろうとするとけっこう「適当」じゃないことが紛れ込んでしまって、卑近な例で言うと「サイコロの目をランダムに6個言ってみて」とか言われたときに「1と1と1と1と1と1」とは答えないわけじゃないですか。「5と4と1と3と4と2」みたいに、「ちゃんとバラバラな結果」を言いたくなるでしょ?どっちも出る確率同じなんだけどね。

とにかく、溜まったタスクはひとまずどれでもいいから手を付けて、あとは手を付けてから考えるのがビル・サイファってことですね。むしろデフォルトでサイコロを振ることに決めちゃってもいいかもしれない。

では、最後に公式サイトに書いてある「ビル・サイファの教え ~ギョクテュルクの知恵とメフメト2世の戦略的洗練~」をコピペしときますね。

ギョクテュルクの教え ~馬の一歩目がすべての始まり

古代トルコ系騎馬民族であるギョクテュルク(引用者註:突厥のこと)は、広大な領土を移動しながら戦う生活を送っていた。彼らは「まず馬を一歩前に進めること」こそが、行動の始まりであり、次の道が見えてくると信じていた。リーダーたちはこう語った。

馬の一歩目がすべてだ。戦いでも旅でも、どこから始めても良い、まずは動き出せ。動けば次の道が見えてくる

この教えは、状況の全体像が不明確でも、まず動くことで次の行動が見えてくるという考え方に基づいていた。ギョクテュルクの戦士たちは、これを戦術の基本に据えて成功を収めていた。

メフメト2世と「ビル・サイファ(Bir Sayfa)」~古代の教えを適用した戦略

時は15世紀。オスマン帝国メフメト2世は、かつての騎馬民族の教えを深く学び、これを洗練させて活用していた。特に、ギョクテュルクの「まず一歩を踏み出す」教えを受け継ぎ、それをオスマン帝国の戦略の中に組み込んだ。

彼が特に重視したのが、「ビル・サイファ(Bir Sayfa)」という考え方だった。これは「1ページを意味するトルコ語」であり、膨大な情報や複雑な状況に直面した際に、すべてを理解しようとせず、まず1ページから始めるという戦略である。メフメト2世は、「どのページからでも良い。まず行動を起こすことが成功への第一歩だ」という古代の教えを、自らの戦略として応用した。

1453年、コンスタンティノープル攻略においても、彼はこの「ビル・サイファ」の教えを活用した。膨大な情報と複雑な城壁の構造に直面した彼の軍は、全体を把握するのではなく、まず1ページを開いて一部に集中することを命じられた。

コンスタンティノープル攻略における「ビル・サイファ(Bir Sayfa)」

メフメト2世は、彼の祖先であるギョクテュルクの「まず馬の一歩目を進める」という教えを元に、「まず1ページから取りかかる」という戦略を採用した。彼の軍隊は、特定の最も重要な情報を探すのではなく、まず手にした1ページの情報をもとに行動を開始し、それをもとに次の戦略を立てた。

ビル・サイファ(Bir Sayfa)。すべてを理解する必要はない。まずはどれか1ページを開いて、行動に移すのだ」

この戦術により、オスマン軍はまず城壁の一部に攻撃を集中させ、そこから次第に全体の攻略を進めていった。最終的に、コンスタンティノープルは陥落し、オスマン帝国は新たな時代を迎えた。

「ビル・サイファ(Bir Sayfa)」の教えの広がり

メフメト2世によって洗練された「ビル・サイファ(Bir Sayfa)」の教えは、古代トルコ系騎馬民族の知恵をオスマン帝国の時代に応用したもので、どのページからでもまず始められるという点で、すべてを一度に理解するのではなく、まず行動を起こすことの大切さを強調している。この教えは、戦略や行政の中でオスマン帝国全土に広まり、成功を収めるための基本原則となった。

現代での応用 ~「Beer Safer」コンセプト

近年では、この「ビル・サイファ」の教えが英語圏でも注目を集めている。特に、タスク管理やプロジェクト遂行において、「まず1ページから始める」というシンプルな考え方が多くのビジネスパーソンや学習者に支持されている。

さらに、ユーモラスな要素として「Beer Safer」というコンセプトも登場している。「ビル・サイファで1ページずつタスクをこなしていけば、全てが終わった後には『ビールを安全に楽しむ時間』、つまり『Beer Safer』が待っている」という形でモチベーションを上げようというわけだ。仕事や勉強を1ページずつ進め、最終的にビールでリラックスするという考え方は、英語圏で特に人気を集めている。

とまあ、これ全部作り話なんですけどね。いちおう最初の4行で「うそだよ」って縦読みできるように書いときました。

でもこの「取りかかれない」問題、つまり「わかっててもどうしても進めなくなる」問題は本当で、特に前の会社(正確に言うと前の前の前の会社)をやってた最後のころ、本当に全然仕事のメールが読めなくて迷惑をかけまくりだった。いまもビジネスチャットをなかなか開けないときがあって、いや、なんかやばいよね。

というわけで「こういうことに困ってるんだよね」とChatGPTに相談して「何かいい手法とかないもんかね」→「ないなら作るか!」と一緒に考えたのがビル・サイファ。内容としてはありきたりだけど名前を付けることで概念としてとらえやすくなって、実際問題今日はいつもより「とりあえず」ができてる気がするなあ。ビジネスチャットの通知欄を0にできたし。このまま続けばいいけどね。

この話を同僚にしたら「ひとりでえらい方向に歩いて行ってますね!」と言われたけど、いいんです。とりあえず一歩が大事ってギョクテュルクの人も言ってた。僕の捏造だけどね。

まあ、自分用に作ったタスク管理手法だから、とりあえず自分で使ってみようかなと。

先のことだからどうなるかわからんけどね。

つまるところ「インシャーアッラー」って話ですな。

P.S.

「どれでもいいから」を強調すると、たとえばZar Sayfaというネーミングも可能みたい。「サイコロのページ」って意味。でもこれだとタスク完了で食べれるのが「ざるそば」になるってのがアレですね。

ネットの辛辣な人の感想

なっっっが。まず、お前のその「トルコ語勉強してますアピール」が一番どうでもいいわ。誰が気にするんやその背景説明w

で、ビル・サイファ?お前本気でそんな名前付けちゃったの?完全に「インシャーアッラー」で片づけてるけど、サイコロ振ってタスク選べって話なら、もうタスク管理すら諦めろや。どうせどれも大してやらんのやろ?そんなノリで仕事やってる奴がビジネスチャットの通知ゼロにしたって、明日にはまた山盛りやで。先延ばし癖っていうか、ただの現実逃避やん。

ちな、トルコ語で1ページ進める手法?いや、そんなん誰でも思いつくからw お前がChatGPTに相談して生まれたとか言ってるけど、それは普通に誰でも「やれ」って話やで。名前付けて、ちょっと捻ってるように見せかけても、やることは変わらん。やってる感出して満足してるだけやん。草。

てか、仕事のメール読めんとか、その時点でアウトやん?「読めなくなる」って、お前、ただのサボり癖やんか。そんなんで「自己肯定感下がる」とか言ってる暇あったら、さっさと片付けた方が早いやろ。それともお前、未来のメール読める機能でも搭載しとるんか?ええんか、それで?

まぁ…それでもビジネスチャットの通知ゼロにできたんやったら、ほんのちょっとは頑張っとるんやろな。頑張れや(そこだけは)。

chatgpt.com

英語版(落語風)

It was another lively day at Jiipii-tei when Hattsu-an came bursting in, looking as pleased as a cat who just found the fish market.

Hattsu-an: Oi, Goinkyo! You won’t believe the groundbreaking discovery I’ve made!

Goinkyo: Oh? And what marvel have you stumbled upon this time, Hattsu-an?

Hattsu-an: It’s called 'Bir Sayfa'! A Turkish method to end procrastination! I tell you, this is going to change everything!

Goinkyo: Bir Sayfa, you say? Turkish, eh? Do enlighten me.

Hattsu-an: Well, it means 'just start with one page.' You don’t need to plan or think about what’s important. Just pick up anything and start from there! It’s even said that Mehmet II used this to conquer Constantinople!

Goinkyo: Oh, Mehmet II, you say? Conquering cities one page at a time? Quite impressive.

Hattsu-an: That’s right! Instead of getting overwhelmed, you just open a page and get going! And if you’re not sure where to start, you throw dice and let luck guide you. Easy, right? This is the secret to productivity, Goinkyo!

Goinkyo: Ah, I see. Dice and random pages, is it? Quite the clever system, Hattsu-an. But… did you know?

Hattsu-an: Eh? Know what?

Goinkyo: That 'Bir Sayfa'... well, how do I put this... it doesn’t exist.

Hattsu-an: Doesn’t exist?! What do you mean, Goinkyo?! It’s real! I’ve been telling everyone about it! Even the fishmonger said he might try it!

Goinkyo: Ah, that’s my doing. You see, a while back I was trying to teach Yotaro how to stop sitting around and actually do some work. So, I made up this whole 'Bir Sayfa' method just to give him a push. I figured if he thought it was an ancient, mystical technique, he’d give it a try. And, well... it seems it caught on.

Hattsu-an: So… you're telling me… you invented 'Bir Sayfa'?!

Goinkyo: That’s right! It was all a bit of fun, but now it’s spread all over Edo! The tofu seller’s talking about it, the carpenter down the street thinks it’s a real secret to success... Why, I even heard a storyteller using it in his tales!

Hattsu-an: I don’t believe it! All this time I thought I’d uncovered something big! And it’s just some story you made up?

Goinkyo: Indeed, but it seems to be working, doesn’t it? Folks are getting things done, and that’s what matters, right?

Hattsu-an: Well, I suppose so... But now everyone’s gonna think I’m a fool for spreading it around!

Detchi, ever ready with the punchline, jumps in:

  • The 'Bir Sayfa' method: a fake, but it gets things moving!
  • Just start anywhere and let fate, or dice, guide you.
  • And the best part? It doesn’t even need to be real to work!

Goinkyo: Turns out, Hattsu-an, the only thing more effective than the method is the story behind it!

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出た〜〜〜!閉館すると知ってものすごい久しぶりに行ったくせに「閉館が残念です」とか言っちゃう奴〜〜〜!を川村記念美術館でやってきました。

数日前、衝撃的なニュースが飛び込んで来た。

川村記念美術館が閉館すると言う。

ちなみに全体像は以下の記事がわかりやすかったです。

www.tokyo-np.co.jp

川村記念美術館はラインハートを見たいといろいろ調べてたときに見つけた美術館で、抽象画の所蔵も多くて初めて行ったときからいたく気に入ってた。それが閉館だなんて。ここのところ行ってなかったけどこれは行かなきゃ!で、タイトルのような感じになった次第です。


ラインハートでGoogleで検索したら出て来たけどDavis/Getty Imagesって書いてあった。しかしダウンロードした画像にはその文字列はなし。貼っちゃっていいんかな?クリックしても遷移しなかったしいっか……。


こちらはこの記事からの拝借。ダメじゃありませんように。

まずは以前川村記念美術館で買ったフランク・ステラのTシャツを着用する。

気合いを入れたのちに7時半ごろ家を出て駅前の駐輪場へ。昼前には駐輪場が満車になってしまうので早めに駐輪。

そして電車の混雑を避けてマクドナルドにて時間調整。ナイス段取りな俺。と思いきや事前にコンビニでパンを買うのを忘れてた。こういうときはちゃんと買って行かないと。美術館のレストランは高いからね。

11時過ぎに京成佐倉駅に到着すると送迎バス乗り場には8人の先客が。いつもは2〜3人なのに。さてはあなたたちも閉館残念組ですね?結局バスが来るまでにあと4人追加。途中のJR佐倉駅でさらに11人追加。全部で23人か。まあ数える必要ないんですけど……。


わかりにくいけどバスの前の方にはモネの『睡蓮』がプリントされてる。ってこれ『睡蓮』だよね?違う?

美術館ではいつものように印象派やらキュビズムやらレンブラントやらシュルレアリスムを眺めながら進む。キュビズムはブラックが好きですね。今回は音声ガイドを聴いたので何が描いてあるかわかって良かった。ま、わかんなくてもいいんですけどね。


展示してあるのとは違うけどブラックはこんな感じ。でもこれよりもうちょいぶっ壊れてる。こちらの記事より拝借しました。

あとはマン・レイの金槌のやつも好きだなー。


これはこちらから。これも展示物とは違うもの。たぶん。

以前は日本画の部屋だったところは「自然と陰影 ドイツ出身のコレクション作家たち」になってた。奥の方には茶室があるんだけど混んでてかなり待ちそうだったので断念。


2013年にラインハートを含む黒い作品の人たちの企画展をやったときの茶室にて。企画にちなんだ黒い和菓子たち。

で、ゆっくり見てたら視界の端に真っ黒な絵が。

あれ?ラインハートあんの?もうないんじゃなかったっけ?うそ!勘違いしてたんか?やば!

などと思いながら、劇的な出会いを演出するためにその絵を見ないように見ないように進んでってその絵の前でドーン!

ふーん、正方形じゃないのか。まあ確かに正方形じゃない作品もあったとは思うが。でも、いつもはほんの少しだけ違う黒に分割されてるけど、この絵は分割の仕方とか色合いとかがちょっと違うような?

と思ったらハンス・シュタインブレンナーって人の作品でした。ばーかばーか覚えてろよシュタインさん!


展示されてたのはもっと黒かったけど雰囲気はこんな感じ。こちらから。たぶんオークションサイト?

まあそんなこんなしつつ鑑賞してたら他の部屋にラインハートがあってめちゃくちゃ喜んだり、相変わらずロスコ・ルームは静謐で良かったり、『アンナの光』が置いてあった旧ニューマン・ルームには西川勝人って人の作品が壁にたくさん並んでて羊羹みたいでかわいかったり、とても良かったです。


これがロスコルーム


『アンナの光』。TOKYO ART BEATのイベント案内の記事より。


川村記念美術館インスタより。

ただ、展示の順番が変わってて「おっとこの絵がこんなところに」とかなったりね。そして以前作品があった場所が壁になってたり、音声ガイドアプリには作品番号があるけど実際は展示してない作品が何個もあったり、「あーね」と心の中で呟きつつも「全然来れんくてごめんな?」とか思いました。


以前は右の壁の出っ張ったところに作品が飾ってあった。黄色くてなんかリンボーダンスしてるみたいなファニーなやつ。

ミュージアムショップで何か買おうかなあと覗いてたとき、そういえば張り切ってステラのTシャツ着て来たけどめっちゃ浮き足立ってない?みんなから「うわ本気だ」とか思われてない?てかここにこのTシャツ売ってるんじゃない?恥ずかしいのもあるけど万引きしてると思われたら嫌じゃない?とかね。


これは美術館に入る前に撮ったもの。『トムリンソン・コート・パーク(第2ヴァージョン)』て作品のTシャツです。


で、そのそれ。こちらの、たぶんメキシコの美術館のサイトの紹介ページより。

何周か堪能して外に出て「さてバスが来るまで庭を眺めながらパンでも食うか!」とか思ってたら座ろうと思ってたベンチは飲食禁止でした。仕方ないからバス停でもぐもぐしてたんだけど、いろいろ総合してすごい食いしん坊に見えただろうなあ。生活習慣をなんとかしないとね。


この写真じゃわからんと思うけどいい眺めなんです。


全部の椅子に貼んなよ。

ところで川村記念美術館に向かう道の途中にQVCがあり、毎回そのインパクトに驚いてしまう。でもその急に現れるデカい建物が自分の中では「いよいよラインハートに会える!」と結びついてたりする。ので、記念に撮っておきました。


行きは座席の関係で撮れず。


帰りは撮れた。でも邪魔な樹々。

閉館までにまた来れるかな?


インク屋さん運営ならではの素敵な色のチケットが好きだったな。

P.S.

悔しかったので数年ぶりに浜田山の茶風に行って抹茶を飲みました。甘味が薫っておいしかったです。プロが点てたお茶は違うね。


お菓子もおいしかったよ。

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ここで日記は終わりなんですけど一応いつもの(?)やつ。

ネットの辛辣な人の感想

おお、長々と書いたな。草

結局「閉館残念です」って言いたいだけの典型的なやつやんけ!ほとんど行ってなかったくせに、閉館間際に急いで駆け込むスタイル、どんだけミーハーなんだよ。ちゃんと愛してるならもっと前から頻繁に行っとけよって話でな?なお、そういう奴に限って他にも「閉館間際駆け込み組」がいるってことに気づいて、しれっと自分もその一員に過ぎないって悟る瞬間が最高に草。

あと、なんだよその「気合い入れてフランク・ステラのTシャツ」って…せっかく張り切っておしゃれしても、美術館の中で浮いてんじゃねぇか?むしろ「本気すぎて笑われてる」説、あると思います。まあ、Tシャツが美術館のミュージアムショップに売ってないの確認して安心した瞬間の安堵感、そこは分かる。疑われるのイヤだよな。草

結局、最初から最後まで自己満足で終わってる日記じゃん。美術館の作品やら感想よりも、自分が何を着たとか、どこにパンを食おうとしたとか、そういう自分語りに終始してて笑うわ。茶室で黒い和菓子食うって話とか、もう「ちょっと特別な体験しました」アピール丸出しやな。

でも、まぁ、抹茶飲んでほっとしたんなら、それで良かったじゃん?おめでとう。

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英語版

Jiipii-tei is lively as always today. Hattsu-an bursts in, full of excitement after his trip…

Hattsu-an: Goinkyo! I finally went to the Kawamura Memorial DIC Museum today—before they close for good! I couldn’t miss my last chance.

Goinkyo: Ah, so it’s really closing, eh? Just in time, then. How was it? Did the art make the trip worth it?

Hattsu-an: Oh, it was incredible! And guess what? I got to see that Reinhardt painting! At first, it looks like just a black square, but when you get closer, you can see it’s divided into nine areas with slightly different tones of black! I didn’t think it would be there, so I was over the moon.

Goinkyo: Hmm… nine different tones of black? That’s as subtle as it gets! How long did you stand there staring?

Hattsu-an: Long enough that someone actually asked me for directions! They must’ve thought I worked there because of this Frank Stella T-shirt I’m wearing. I just pointed and said, “Follow the art!”

Goinkyo: Ha! I warned you that T-shirt would get you in trouble. So, you turned into a tour guide, huh?

Hattsu-an: Pretty much! But aside from that, everything else went smoothly. I parked my bike early—no way was I risking all the spots being taken. And this time, I remembered to bring bread from the store. The museum café charges so much, you’d think the sandwiches were made of gold!

Goinkyo: Ha! So you avoided starving and overpriced food. Sounds like you managed a perfect cultural outing.

Hattsu-an: Exactly! Between securing parking, seeing that painting, and saving on lunch, I’d say I put together a pretty fine masterpiece of a day!

Detchi: So, here’s what Hattsu-an pulled off today:

  • Parked his bike early (success!)
  • Bought bread to avoid the overpriced café (financial genius!)
  • Stood mesmerized by a Reinhardt painting (lost in the black!)
  • Got mistaken for a museum guide (still life Hattsu-an!)

Hattsu-an: If I keep this up, next time they’ll be putting me in the permanent collection!

Detchi: (With a little smile, and in a quiet voice) Well, no “next time”—they’re closing, remember?

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池上まつりに赴いた

諸事情あって、ということでもないんだけど池上まつりへ。

池上と言えば池上本門寺で、本門寺と言えば日蓮入滅の地ですが、日蓮宗というのがどうにもよくわからない。

なんとなく長渕剛とイメージがダブるんだけど……。

とか言うんと怒られるのかな?

お祭りってことは焼きそば不可避でしょと思いキャッシュレス派の僕は焼きそば用に100円玉を10枚と50円玉を1枚と10円玉を4枚ポッケに入れて準備万端。

が、演奏会場から焼きそば屋が少し離れており、買いに戻ったらいい場所を取られるんではとか、あのテントの中で座りたいなとか、テントの中で誰も食べ物食べてないなとか、そんなもろもろで断念。

早め早めの行動が金の鳥を連れて来るという諺がタンザニアにあるかどうかは知らないけど早めにテント内の椅子に座った。が、椅子が、なんつーの?ディレクターズチェア?的なやつで変にお腹を圧迫し、気温とか日光とかあって若干気持ち悪くなってくる。どこぞに運ばれるのは怖いのでいったん冷房が効いた建物の中へ避難。

すると当然奪われる僕の席。

先行者利益なんてこんなもんよ。

建物前の日陰でお目当てのバンド、ブルーフラットの演奏を堪能。バンド名の表記はblue ♭かもしれない。とりあえずX JAPANBLUE BLOODとは何も関係ないらしい。

このバンドはボーカルの子がほんとすごくて、声量、いまどきっぽい(かどうかは知らんが)太い声、そして自分がそれを持っていることをきちんと活かしたパフォーマンス、とても良かった。

3曲目。合唱で『花は咲く』。なぜかギブソンSGが咽び泣く。ギルモアばりのチョーキング。「あなたがここにいてほしい」ってことかいな。妙にツボってしまった。本門寺で妙とか言ってるのも南妙法蓮華経感ありますが。

つづく城南信用金庫バンドも鑑賞。

なんでプラスがおるんかな、シカゴでもやるんか?と思ったらヤングマン。あーね。パラッパしてて気持ちいい。

が、おじさんとおばさんのバンドで『夏祭り』をやるのはどうなのよ。ちょっと怖くない?

とか思ってたけど、むしろおじさんとおばさんのバンドがやるのがいいのかもしれんね。

「空に消えてった打ち上げ花火」

うーん。

人生経験の重さを感じる。

ところで下の写真はふと目を上げたときに見つけたのるるん。

つまりラッキーのるるん。

そういえば池上線は東急でしたね。

焼きそばはおうちでペヤングを食べました。

ごちそうさまでした。

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以下、ネットの辛辣な人のこの日記の感想です。

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うわー、これは色々とツッコミどころ満載のレビューやな。いや、レビューって言うか、お前の脳内散歩やんけw 「焼きそば不可避」とか言いながら結局食べんのかい!ほんでそのカオスなテンションで次々に話題変えて、最後ペヤングかよw まあ、ペヤングがこの話の中で一番まともやな、草。

池上まつりについてもっと知りたい人にとっては、正直「お前何しに行ったん?」ってなるかもな。全然お祭り感伝わってこーへんし、焼きそばがテーマみたいな振りしといて、最終的には家でインスタント食ってるしな。

でもまあ、ブルーフラットのボーカルについての感想とか、意外と的確で良いじゃん(良いじゃん)。そこだけはなんかしっかり感想書いてて草生えるわ。あと、「妙にツボってしまった」とか「妙とか言ってるのも南妙法蓮華経感ありますが」とか、無駄にダジャレを挟んでくるの、ちょっとおもろい。

お前、レビューするならもうちょっと整理してから書いた方がええで。って言うとる俺も結構適当に言うてるけどな。まあ、焼きそば食えんかった悔しさが文章から伝わってくるのだけは、ほんまに分かったわ。頑張ったな、ほんでペヤング食うて良かったな。次回はちゃんと現地で食べろよ、草。

hagihagi-gpts.hatenablog.com

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書き忘れてましたがblue ♭の曲は↓です(表記はこれが正解らしい)。

www.youtube.com