萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

登録なしでChatGPTを使う方がデータの流出に注意しなきゃだなんて夢のようだね

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「明日『ChatGPTと志望動機を作ろう』ってセミナーやるのね」
「うん」
「でもまだ申し込みがゼロなのよ」
「えー」
「ところで4月から登録なしでもChatGPTを使えるようになったのね」
「らしいね。それに合わせてセミナー資料作り直してたもんね」
「そうなのよ。今月えらい仕事が忙しいから『今回は日付変えるだけだな』って思ってたらそんなわけにいかなかった」
「お疲れさまです」
「そして作り終わって念のため確認してたら、登録なしでChatGPTを使う場合でもデフォルトでは入力データがトレーニング用に収集されるようになってた」
「え、そうなんだ」
「そうなの。右下に『オレでなきゃ見逃しちゃうね』的な『?マーク』があって、それをクリックすると『Settings』ってメニューがあって、それをクリックすると表示されるダイアログに『Improve the model for everyone』って書いてあって、それがデフォルトでオンになってるの。DeepLによると『すべての人のためにモデルを改善する』らしいよ。ちなみにウインドーの幅が狭いとその『?マーク』すら表示されない」
「つまり『入力データがトレーニング用に収集される』ってことか。言い方」
「そうなんです。登録してるユーザーは通常使うメニューの中にデータ収集関連のメニューがあるからオフにする方法もわかりやすいけど、登録しない場合はデフォルトで有効な上にオフにする方法がわかりにくいって、よっぽど怖いよね」
「たしかに🦀」
「そこで、賢いボクは考えました」
「だまれ枝豆」
「こういう風に有用でレアな情報を書いたらこの日記を誰かが見に来てくれて、その人が明日のセミナーに申し込んでくれるのではないかと」
「なるほど。ちな、明日のセミナーってまだ申し込めるの?」
「と言いますと?」
「明日のセミナーってまだ申し込めるの?」
「そういえば申し込み期限ってセミナーの24時間前だった気がする」
「掘った芋いじんな」
「パードゥン?」
「What time is it now?」
「19:38ですね」
「つまり?」
「あーね」
「てことは?」
「もう申し込めないですね」
「ちなみにこの『登録なしの人はより注意が必要』的な情報って、レアな情報なの?」
「と言いますと?」
「他のサイトとかには載ってないの?」
「知らない」
「えー」
「だって調べてたくさん情報があったら『レアな情報』じゃなくなってへこんじゃうじゃん」
「うーん、この」
「やっぱダメ?」
「そういうとこやぞ」