山口仲美/犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い (光文社新書)
ことかじでも紹介したけど、なかなか面白い本。いろんな犬が「びよ」って鳴いてた話も面白いけど、猿の鳴き声の変遷も面白かった。人との関わり合いに応じて、鳴き声が変わるという話。
あと、留学生が医者から「しくしく痛むの?きりきり痛むの?」と言われて、全然意味がわからなくて困った話とか。というのも、僕もこういうの苦手だから。「しくしくと言われましても」という気分になる。
鎌倉とか室町のころ、「しっとり」が「しっとら」だったりしたらしい。なんか面白いね。