萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

和田秀樹本3冊

本をたくさん書く人はどんな風に本を書いているのかを知りたくて和田秀樹の本を3冊連続で読んでみた。もともと、嫌いではないし。で、予想どおりというか予想以上にというか、書いてあることは同じだった。『自分のことを「傷つきやすい」と感じている人へ』はちょっと毛色が違うから同じ度は低いが、『他人より稼ぐ仕事術』と『お金とツキが転がり込む習慣術』は、読み終わったいまとなってはどっちがどっちだったかあまり思い出せないほど似ていた。要するに、これからの時代は正解がない時代なんだから、いろいろやってみろと。人は悪い印象なんてあまり覚えていないものだから(これは『自分のことを〜』にも少しつながるネタ)、どんどんチャレンジしてうまくいったことだけ続ければ良いと。あと、お金を稼ぐということに対して罪悪感を抱くなと。なんかそんなような話だった。毛色が違う『自分のことを〜』に関しては、読者層もちょっと違って、たぶん女の人向けなんだろう。「体を安売りすること」と「いい人であること」は違うと、何度も書いてあった。

で、ほとんど同じ内容だからって「けっ」と思ったかというとそうでもなくて、なるほどなあと。要するに同じ人間なわけだから、言いたいことの核の部分は同じなわけである。で、一番言いたいことが核としてあって、その周りに、少し言いたいことがあり、どんな面を話題の中心に持ってくるかで切り口や見せ方が違ってくるということだろう。それはそれで、自分の言いたいことをいろんなターゲットにリーチさせるためには、良い方法だと思う。もちろん、だからって、普通はそんなバンバン本を出せないわけですが。どうやらそれぞれの本は口述筆記らしく、2〜3日で書ける模様。だから、いろいろと新しい話題も入ってるんだね。でも、編集者が大変だよなあ、きっと。

★★★☆☆:普通

お金とツキが転がり込む習慣術―「運のいい人」には理由がある

お金とツキが転がり込む習慣術―「運のいい人」には理由がある

★★★☆☆:普通

★★★☆☆:普通