萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

グリゼー「音響空間」を観てきました

スペクトル学派。Eの倍音攻め。

最初、ヴィオラがいい感じでソロを奏でるんですよ。いろいろ変なフレーズ弾くんだけど、最後に同じ音に戻ってくるんで、この部分の係留感みたいなのが、意外と大事なんだろうなと思った次第。

で、「音響空間」は全部で6曲ありまして、えー、Wikipediaによると

グリゼーの音楽思想の最初の集大成と言える「音響空間」は、ヴィオラソロのための「プロローグ」、7人の奏者のための「ペリオド」、18人の奏者のための「パルティエル」、33人の奏者のための「モデュラシオン」、管弦楽のための「トランジトワール」、そして4本のホルンと管弦楽のための「エピローグ」と、徐々に編成が大きくなる計6曲からなる。これらは全曲にわたってミ(E)の音の倍音に基づいて書かれており、純粋な倍音から噪音(ノイズ)を多く含む音、そして完全なノイズに至るまでの、さまざまな音響スペクトルの推移を描いている。

とのことなんですが、なーんか、途中で休憩とか入りやがんのー。まあ、僕の持ってるCDでも、同じところで1枚目が終わるんで(2枚組)、仕方ないことなのかもしれませんが。でも2時間ぐらい続けて聴くのも素敵と思いましたがね。

全体的には、まあ、楽しめたかな。明確なメロとかあるわけじゃないから、音響を楽しむような感じなんだけど。最後の太鼓とかはでも、カッコ良いよね。

珍しく隣にひとり客の女子が座ったので、「よく、こういうコンサートは来られるんですか?」とか話しかけたりしたら面白かったかもしれないけどもちろんそんなことはしませんでした。