萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

SARUHAGE ROCK FESTIVAL 2007

12/27に行われた、しりあがり寿さんところの事務所の忘年会兼ライブ。参加したのでメモ。前回のときほどは詳しく書きません。

1.宮崎吐夢さん

小さなお子さんたちもいたので、下ネタな曲に、ちょっとドキドキした。このあたりが僕はどうも小心。

2.間嶋健太さん

オリジナルの弾き語り。どの曲もエンディングの唐突さがすごかった。

3.是枝みき

うちの妻は白いドレスでタンゴ歌ってました。会場入りした妻がその「お姫様チック」な衣装を持っているのを見たときは、ちょっと恥ずかしくなってしまった。

4.萩原佳明

ちょっと前の日記に書いたアニソンのメドレー。やっぱりトラックボールを踏んで絵を切り替えながらベースを弾きながら歌うのは難しかった。まあ、そのテンパってる感じコミのネタということで。

ユキロさん、ハンドソニックでの伴奏、ありがとうございました。

5.メホソ兄弟

のぐおさんと鳥羽ジャングルのユニット。普通に楽しかった。

でも、のぐおさん、せっかくの映像にかぶりすぎ。

6.メロウズ

メロウズのテーマが何げに好きだった。80年代風の香り?ちょっと武藤さんが酔っ払いすぎてたような気がしたのが残念。

7.あきやまみみことバナナスターズ

ハワイアンバンド。僕はベースで参加。元々カルテットだったんだけど途中でウクレレがひとり抜けたのでトリオ編成に。アスキー時代の後輩であるところの阿部くんがアレンジしてくれた「第九」のベースソロ的な部分をやっぱり弾けなかったのが、なんだかかなり申し訳ない。あと、他人が作ったフレーズ弾くのって本当に大変だなと思ったのだけど(手クセが違うから)、まぼろちのみんなって、よくやってくれてるなと思った。

「あの素晴しい愛をもう一度」で「みなさんもご一緒に!」とか言ってみたところ、本当に歌ってもらえたのが個人的に嬉しかった。

8.キンジョリーナ(はあと)

My Birthdayのスタジオバージョンと違うアレンジの演奏が聴けたのが嬉しかったし、ちゃんと歌詞が全部入ってる自分にも驚いた。最初の曲と最後の曲みたいなポップな曲が、やっぱり好き。

9.高田昌祐の剛連合

なんだか1週間前になって急遽参加することになって巡恋歌を弾き語ってみた。B7は、やはり鬼門だった。Bm7も。

一応、と思ってサングラスをかけて歌ったのだけど、客の顔が見えなくて、ものすごくやり辛かった。

最後、お休みの予定だった高田くんが1曲披露。良かった。

ちなみに僕の演奏を聴いて高田くんが「ありがとうございます。泣きそうです」とか言っていたんだけど、そんなことで泣いちゃダメだと思う。

10.COSMIC7

正式名称はAkira & COSMIC☆7だったと思うんだけど違ったっけ。とか書くのは僕が命名者だからね(えへん)。

ストレートなロックがストレートにかっこ良い。英語で歌わなきゃ良いのにと思う(本人にも言ったけど)。最後の曲は日本語詞で、ロック=反抗、という感じでした。

たまに変拍子が混じったりするところ、COSMIC7のメンバーの一部はまぼろちのメンバーでもあるわけで、ちょっと影響あるのかなと思うと嬉しい。

11.まぼろち

お祭りだしということで、メンバー紹介を兼ねて、中間部のインプロパートでソロ回しをやりながら、キング・クリムゾンの「21st Century Schizoid Man」をカバーした。訳詞はしりあがりさん。まあ、わりと面白かったと言ってもらえたようなので良かったかな。

本当はこの曲だけにするつもりだったんだけど、お客さんも結構入ってたしということで、いまのところの一番の新曲であるところの「emon」を披露。この曲のテーマは「MAGMA meets ドラえもん」なのだけど、「ベースが16分遅れて入るのがMAGMA」っていう部分を理解してくれたお客さんがいてくれて嬉しかった。

12.死顔

ユキロさんがフロントをつとめるロックなバンド。すごくコンセプトが明確で、でもって僕、どうもコンセプトが明確すぎると引いてしまうようで、音も詞も結構良かったと思うんだけど、「とても好き!」とはならなかった。まあ嫉妬してる可能性も高いのだけど、コンセプトがはっきりし過ぎていると、どうしても、中身がそのコンセプトに追いついてないような気がしてしまうのです。あと「そこまで決まってるんだったら、わざわざ音楽でやる必要ないじゃん」とか思ったり。うーん。でもこれって、プログレとか現代音楽が好きな人間が言うセリフじゃないよね。てか、こういう部分が弱いのが、僕の致命的にダメなところなんだろうなという反省もあったりはする。

さておき。

河井さんのテルミンが非常に良かった。当初、テルミンが入るということで、ちょっとなんだろう、飛び道具的なことになるのかと思ったのだけどね。

ギターは、ちょっと出音が素直すぎる気がした。

次の出番の準備とかでバタバタしてたんで、実は、あまりちゃんとは聴けてないんだけど。

13.さるハゲ・ベストヒッツ

今回20組が出場したうち、僕は5組に参加したんですね。で、たぶんそのせいで練習が足りず、というのは時間がなかったとかじゃなくて、なんだろう、気持ちが中途半端になってしまったんですかね。いろんなことに興味を持つ方なので、いろいろやってみたくなる体質なんだけど、やっぱそれじゃいかんのかもしれん。高校のときにも、担任の先生から注意されたしなあ。

と、言い訳っぽく書いてることからわかるように、なんだか自分でもビックリするぐらい(そしてキーボードのサイモンガーさんを驚かせるぐらい)間違えてしまったりはしたのだけど、それはそれとして、まあライブだから良いやって気持ちもあったりはする。するけど。うーん。

ハンバーグ男がヴァイオリンを弾いたんですが、どうやらバンドの楽しさに目覚めたようで、それに貢献できたのは良かったかな。

あと、あきやまさんが作ってくれた映像のおかげで、結構救われた気もする。

ponytailのちぇんさんにドラムを叩いてもらえたのは、かなりの喜びでしたよ。

14.ZOMBIE RITUAL

ゾンビなデスメタルバンド。ベストヒッツのMCで「次はゾンビつながりでZOMBIE RITUALさんです!」とか最後に言うつもりだったんだけど(ハンバーグ男もゾンビっぽいんで)、すっかり忘れてました。

デスメタルはわりと好きなのだけど、メタルファンの人たちがちょっと苦手なので、こういう場で聴けたのはとても良かった。メタルのギターの運指ってやっぱり特殊だよなあというかクラシックに近いのかなあというか、そういうことを思ってみたり、やっぱりああいう速い曲になると、ベースも2本指じゃ足りなくて、3本使ったりするのね(like ビリー・シーン)とか思ったりした。

拳を突き上げながら聴いていたせいで、現在右腕が筋肉痛です。

15.ハヤマックス

あまり詳しく知らないんだけど大阪からやってきた二人組。長過ぎるMCと、それを受けての演奏が、僕は非常に楽しかった。下らなくて。

16.ちえみとカメ

「やらされてる感」というものを的確に出し続けるというのはすごいなと思った。

17.サクラメント

ミクスチャ。若者なバンドって感じで、僕は、結構好きだった。正直、あまりうまくはないと思うけれど、そこも含め。

リハのときにボーカルの人が「チェック、チェック」ってマイクチェックしてて、そのときから好きだった。

18.わたすきバンド

安永知澄さんのわたしたちの好きなもの (BEAM COMIX)関係者たちで作られたバンド。わりと清涼感がある感じで良かった。ブルーハーツみたいだなって思った。しりあがりさんのドラムが意外にちゃんとしてた。

19.アーバンギャルズ

サイモンガーさんが、キング・クリムゾンの「Book of Saturday」で言うところのビル・ブラッフォードの役割を果たしていたのが面白かった。

なごり雪」も「海のトリトン」も、一緒に楽しく歌わせてもらいました。

24.親戚

パンク世代の親戚の人たちが結婚披露宴で新郎新婦に小言を言う、というようなバンド(違うかもしれんが僕はそう理解した)。

ものすごく良かったので、なんか、もう僕は音楽やるのやめようかなという気になったりした。

一応、もうちょい頑張ろうとは思うけど。

ちょっとここのところテンションが低いので、ロウ気味な感想でごめんなさい。