萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

群像に載ってた小説の方。以下ネタバレ。あ、ネタバレって、日にひとつしかできないのかな?


最初、イントロが舞台と同じで「えー?じゃあ単に能書き付き脚本?」と思いテンションが下がってしまった。しかも、わりと長いことそうだったので、買わなきゃ良かったかなと思ったのだった。でも途中でちゃんと小説は小説として面白いことになって行き。だから余計に、イントロが残念だった。あ、あとこれは舞台見てたときも思ったんだけど、「生まれつき」感が、なんか漂うよね。良い意味でも悪い意味でもないのだけど。でもそれって、舞台の人だからかなあとも一瞬思ったりする。一幕物で、成長物語は書かないもんね、たぶん。Nothing to be doneってところでしょうか。