萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

5月に読んだ本

なんか読書メーターで読んだ本のまとめをHTML化できることを知ったので試してみる。

最初タグありでやってみたらどうにも見にくいのでテキストな感じで。

でも、うーん、どうなんだろうね。

そんでいま気付いたけど、途中で文章が切れてたりするな・・・。そういうのは直しておこう・・・。

ちなみにTwitterに書いてる感想とほぼ同じで、言い足りなかった分をちょっと追加してたりする感じ。

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2010年5月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2414ページ

■重力ピエロ
なんだかイヤな話(ホメ言葉)。オチの部分は「うーん?」→「あー、まあ、なるほどなあ」→「(ネタバレ気味だけど)ちゃんと小説になった清涼院流水?」みたいな感じ。各章が短いのはカッコ良いなと思ったけど、キメっぽいセリフがどうもうざい。伊坂幸太郎と波長合わないかも。
読了日:05月23日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364609

■その英語、ネイティブはカチンときます (青春新書INTELLIGENCE)
本屋で見かけたとき「大きなお世話だよ」と思ったものの一応読んでみた。たぶん僕を含め、そもそもこんな本を読む必要があるほど英語を話せない人が読んでることが多いんだろうなとは思う。不安を煽られた系の感じで(ただし本書は「『脅してる』のでは決してありません」とちゃんと書いてある)。で、読んでみたら、いろんなパターンごとに「ていねいな言い方」だけじゃなく「友達なら許せる言い方」とあ「かなりマズイ言い方」とか、失礼度順に表現が並んでて、どう言えば一番失礼かなんかもわかって楽しい。ただ、言葉って世代によっても結構違うし、「ネイティブ」ってひとくくりにしていいんかって話はある。
読了日:05月20日 著者:デイビッド・セイン,岡 悦子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364682

■キャラ道 (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)
エッセイマンガばかりでいわゆるキャラクターマンガが書けない作者がキャラクターマンガを描こうと奮闘するが結局うまく行かない話。たぶん。できそこないの「さるまん」みたい。東村アキコの「自分漫画ブームは多分そろそろ終わるよ!」って帯が良かった。ただ、表紙が「いろんなキャラクターに扮装しているドット絵のカラスヤサトシ」なので、キャラクター論みたいな話かなと最初思ってた。
読了日:05月19日 著者:カラスヤ サトシ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364738

カラスヤサトシのでかけモン (まんがタイムコミックス)
特に何もない街に適当に行って無理矢理面白がるマンガ。どうでもいいことを下らないと思えるツボが似てれば面白い。そうじゃなかったら多分ゴミ。僕は面白かった。
読了日:05月19日 著者:カラスヤ サトシ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364709

■人体 失敗の進化史 (光文社新書)
ナメクジウオから始まって、人類がどういう行き当たりばったり加減で進化していったかがわかる本。「おもしろおかしい」感じの文章がちょっとウザいのだが、いろんな前適応が読めて面白い本だった。「からだのふしぎ」的な意味では、ヒトにはなぜ月経があるのかの話が、良質なミスデリのような着地で面白かった。最終章の「動物の献体」の話も良かった。
読了日:05月17日 著者:遠藤 秀紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364747

ナガオカケンメイの考え
デザイナーの日記を集めたものというより自己啓発詩みたいだった。主張に全面的に賛同することはしないけど、いろいろ面白かったしなるほどと思う部分も多かった。「『好きなデザイナーがいない』と答える人のほとんどは、そんなにデザイナーを知らない」という話とか(引用不正確かも)、「『がんばる』は「ゴール」と『トロフィー』によって成立します」とか、「デザインを判定するのは、いつの時代も素人である生活者だ」とか、「デザイン制作会社の商品が『斬新なデザイン』なんて言っているようでは、未来はないのです」とか。デザイナー本として読むか、経営者本として読むか、会社員としての生き方本として読むか、いろんな読み方できると思うけど、たとえばこういうのを読んでいろいろ考えたりしてるデザイナーと仕事できる人は多分幸せ。
読了日:05月16日 著者:ナガオカ ケンメイ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364813

■オー!ファーザー
帯には伏線がバンバン決まる的なことが書いてあったが特にそんなことはなかった。わりと面白かったけど。4人も父親がいるという設定とか、話の進み方とか、なんか川原泉のマンガみたいだなあとか思った。主人公と同じく高校生が読めば良いのにな。
読了日:05月12日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364882

プリンセス・トヨトミ
「5月末日木曜日、大阪全停止」という帯に魅かれて買ったけど、「国家予算の無駄遣い」とか「性同一性障害」とか「大阪城の謎」とか、盛り込み過ぎかつバラバラなネタがビシバシ着地してくのですごい面白かった。最後の女子たちの会話がわりと好き。
読了日:05月08日 著者:万城目 学
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364912

■ロード&ゴー
救急車がジャックされ、警察とTV局に犯行声明が入り、てな具合のノンストップアクション的な小説。全体のつくりが某小説に似てる気がするが、まあそこはそれ、すごい面白かった。帯にもあったけど、映画だとまた面白そう。
読了日:05月02日 著者:日明 恩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6364967


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