萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

結婚式の司会をした件

昨日は友達の結婚式の司会でした。あまり具体的に名前出したりするのもアレだと思うので詳しくは書きませんが、司会というのは何かこう、独特の緊張感がありますね。自分が主役なわけではないのでものすごく緊張するかというとそうではないのだけど、目立つ場所にいるし式をぶち壊しにする可能性もあるのでそういう意味では緊張する。あと、たとえばライブのMCだったらウケなかったらウケなかったで、ウケなかったことをネタにしたりもできるが披露宴の司会にそれは無理。いや、まあ別に笑いを取るつもりはないが。忌み言葉もなかなか難しいよね。ちゃんと回避できてたかどうかは不明だけど・・・。

でも今回は、担当のウエディングプランナーさんがいろいろ気が回る人だったのでかなり助かった。ちなみにCaliforniaCuisine WINDSってところです。

いろいろバタバタしてたり、直前まで披露宴の内容に変更があったりしたせいで、結局前日まで司会原稿をフィックスできず、当日の朝6時に起きて仕事したあと初めて声に出して練習。そしたら日頃ちゃんと敬語使ってないせいか「させていただきます」とかが特に言いにくくて参った(笑)。

で、当日。

披露宴の前の式から参加。でも式は僕の出番ないのでふつうに客(?)としているだけ。神田教会ってところでやったんだけど、ステンドグラスにちょんまげの人がいたのと、パイプオルガンが生だったのが印象的だった。神父さんの話の中で、神の元に集うということは、神を信じるということの他に、自分は神ではないということを確認するみたいな話が出てきてなるほどと思った。あと、まあいつものクセで、信仰のために死んでいった人のことを思ってみたり、「未開の地」にこういう装置(教会とか)を持って行ったらやっぱりびっくりするよなあとか思ってみたりしました。で、なぜか新婦の登場で若干涙ぐみそうになったり。ちなみに新婦ともお友達だけど、新婦とは新郎を通して知り合ったので、まったく泣く間柄ではありません。

そんなこんなで披露宴。実は今回司会と同時になぜか選曲まで頼まれていて、で、ちょっとやりとりの齟齬があった関係で当日になってCDを持って行ったので、教会に行く前に一度会場には来ているのでこの日2回目の会場入り。

会場入りしてから披露宴が終了するまで立ちっぱなしなのが辛かった。特に普段はかない革靴をはいてだったので。そしてそして披露宴後の二次会では音響の手伝いをしなくてはならなかったので披露宴後はそのまま食事も取らずに(披露宴中は司会だったのでご飯食べてない)二次会会場へ直行せねばならず、そんで中央線が混んでて座れず、と、なんか足が痛い日でした。

披露宴自体は非常に面白かった。自分の司会も、とにかくゆっくり話すことに気を付けていたら、意外と評判良くて安心した。結構、かんだりしたけど・・・。あと、新郎が最初のあいさつのところで「いまの気持ちをオペラで表現します」とかやり出して完全にすべったのだが、あのときはほんとどうしようかと思った(笑)。司会原稿には「いつもより緊張気味だったでしょうか」と書いてたんだけど、「原稿のメモに『新郎のアドリブ注意』って書いてましたが本当にやっちゃいましたね」みたいなことを言って逃げました。

披露宴が面白かったのは、もちろん新郎も新婦も知ってるからというのはあるけれど、新郎が元芸人(なのかな。いまも?)な関係で、祝辞やら余興やらが面白かったことが大きい。なんか披露宴のレベルじゃない感じ。仮面ライダースーパー1の主演やってた人と会えたり、似てると言われたことがあるユリオカ超特Qさんと会えたのも楽しかったな。子供たち(小学校2年生と4歳の姉妹、だったと思う)がポニョの替え歌で「久美、久美、久美、政夫の子♪レイちゃんのおなかからやってきた♪」みたいな歌を歌ってて(ちなみに歌詞は仮名です)、歌詞がシュールなくせにかわいいという高等戦術だったのも面白かったです。

そんな感じかなあ。

そうそう、ユリオカさんも書いてるけど、引出物、なかな素敵でした。

しかし、やっぱり司会は疲れたな。