萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

『パワープレイ』

サブタイトルが『気づかれずに相手を操る悪魔の心理術』なんだけど、悪魔かなあ。なんか、そこはかとなく、「黒魔術で復讐しようと思ってるいじめられっ子の中学生」っぽいんだよねえ。

たとえば、相手と向き合って話をしているとき、強硬な姿勢をとっていきたいのであれば、あなたのコーヒーカップや手帳などをさりげなく前に押し出して、相手の空間を侵害していくのが効果的である。自分のペンや資料などを、「ドン!」とテーブルの上に出していき(これをマーキングという)、「ここはオレの陣地だぞ」というアピールをテーブル上で行うのだ。

ババーン!ってか?なんかドラえもんから悪運ダイヤをもらったときの悪そうなのび太の顔が浮かぶね。まあその方法も良いかもしれんが、他にもいろいろ方法はあるわけで、煙草の煙をさりげなく吹きかけるとか、相手の言葉を絶対に最後まで言わせないとか、相手が何か話したら10秒間黙ったあとに「なるほど」って言うとか。この「マーキング」で「勝った!」とか思ってたら負けそうな気がするよ(笑)。

というわけで、1/5ほど読んだところで停止してしまった。どうしよう、このまま最後まで読んでも、ずーっと脱力させられそうな気がする。表紙が気に入ってたんで、悩んだ挙句に買ってしまったのだけどねえ。ほら、オレンジ色好きだから。

いまさら「心理学者」って人の本を読んでみようと思ったのが失敗ね。

★☆☆☆☆:売っても良いと思う本