萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

タンゴバーDALI

四谷三丁目の駅から歩いて5分ぐらいのところにアルゼンチンタンゴバーDALIという店があり、たまにうちの妻がそこでバイトをしている関係で、昨日のライブを見にいった。バイオリン奏者の会田桃子さんが出演するということだったし、以前会田さんのライブを見て、まぼろちの「そんなときわたしは鐘をつく」という曲を作ったので。

しかし僕のようなタンゴ素人にとって、DALIは本当に恐しい店である。とにかく、入りにくい。なんか狭いし。いや狭いのは演奏者の近くで見れるので良いのだが、こう、なんというか、妖しさ爆発で。しかもその妖しさが、演出としての妖しさじゃなくて、なんかこう、生まれつきの妖しさのような感じ。とか書きながら気がついたけれど、でもやっぱり、狭いのも恐しさの一因かも。だって、自分の顔の30センチのところで、誰かが歌を歌ってることなんて、普通ないですよね?

で昨日は、23歳の若手クラシックギター奏者の大野元毅さんと知り合いになり、いろいろと話し込む。プロのクラシックギター奏者ってことは、やっぱり4歳とか5歳とか、とにかく毛が生える前からギターやってたのかと思ったら、初めてギター触ったのは11歳だそうだ(そのとき毛が生えてたかどうかは聞いてない)。しかも、元々エレキギターをやりたかったのだけど親が買ってくれないから仕方なくクラシックギターを触ることになり、その後ちゃんとエレキギターを触ったのにも関わらず結局クラシックギター業界に入ってしまったとのこと。つまり、エレキ出身クラシック奏者。なんか珍しい。楽器について聞いたところ、エレキはやっぱストラタが良いらしい。レスポールは重いって。あとクラシックギターっぽいからヤだとのこと。

で、この大野さん、話し込んでたら結構コンピュータにも詳しくてビックリした。Linuxでサーバ立てた経験があってvi使えてHappy Hacking Keyboard使ってるクラシックギター奏者って、あんまりいないと思う。