萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

第1回さるハゲ歌合戦、詳細

2007年2月17日、上野はドゥービーズにて行われた「第1回さるハゲ歌合戦」についてちょいと書く。基本的に、参加者=出演者(もしくはその身内とか友達)というものすごく内輪の会ではあったものの、別にシークレットライブだったわけではないと思うので、特に伏せずに書いちゃいます。問題あったら言ってくださいな>参加者の人たち。

で、この会は何かというと、しりあがり寿さんの事務所である「さるやまハゲの助」にゆかりのある人たち(飲み会に参加するとか、仕事手伝うとか)が参加した「お楽しみ会」。しりあがりさんによると「フジロックとか見に行きたいけど面倒くさいから、自分たちでやってみることにした」とのこと。「へー、そうだったのか」と、僕も歌合戦当日に知りました。

そんなわけで、順繰りに。自分の日記なので、自分が参加した部分の話が多くなると思いますがその辺はご勘弁を。

1.平川雄一弾き語り

トップバッターは、今回の会の仕切り役でもあるマンガ家の平川くんによるギター弾き語り。「ミスター・タンブリンマン」とか。12弦ギターが高そうだった。というか値段を言ってたんだけど忘れた。でも僕のベースが数本買えそうな値段だったことは確かだ。

平川くんの弾き語りは安心して聴ける。つまり、うまいってこと。で、空気を暖めて次へ。

2.萩原佳明弾き語り

というわけで2番手は僕。今回の会は「こういうのをやるんで何か参加しませんか?」的な連絡を受けて参加したわけだけど、せっかく参加するならいろいろとやってみようと思い、全14組の出し物中5組に参加した。もちろん最多。まあ、ちょっとしたバカ。

で、この弾き語りは何をやったかというと。数年前に知り合いのデザイナー兼イラストレーター兼ぬりえ作家兼いろいろであるあきやまみみこさんが出した豆本がありまして、そこに載ってた「マシマロ」という詩がちょっと気に入ったので、なんとなく曲を付けてみたことがあるのだけど、そういう曲なので特に発表の場もないままだったわけね。だけど今回こういう会があるってことだったので、せっかくだし弾き語ってみようと。何か緊張しそうなので、弾き語りで出るかどうか最後まで迷ったんだけど、まあ、別に良いかという気持ちになり参加。結局はわりと間違えてしまい、ちょっと恥ずかしい結果に。でも、そのおかげで「このくらいでも良いのか」と思ってくれる人が出れば、次の会(あればだけど)の参加者も増えるかなと思って頑張ってみた。

折角なので、以前作ったときの音源をアップしておきます。歌詞(コード進行付き)も書いておきましょう。ちなみにこのコード進行は藤井フミヤ「True Love」のパクリです(たぶん)。

C Em | Am Em | F Em | G7

  C     Em        Am      Em
窓のカーテン  日の差す小部屋
    F         Dm      F      Em
ひらひら  やってきた  キミは誰?

    C         Em      Am
マシマロ  みんな  マシマロ
          Em    F     Fm    G7
でも  すぐに  溶けちゃうんだね

  C         Em      Am
虹の羽  あったかい空気
            Em  F               Em
そうさ  キミは  ダンシングちょうちょ

    C         Em      Am
マシマロ  どんな  マシマロ
          Em  Dm      D     G7
でも  すぐに  溶けちゃうんだね

C Em | Am Em | F Em | G7
C Em | Am Em | F Em | G7

    C           Em        Am      Em
コーヒーに  マシマロ  溶けるみたいに
  F    Dm   F           Em
甘く  苦く  消えてったキミ

    C         Em      Am
マシマロ  キミも  マシマロ
          Em    F     Fm    G7
でも  すぐに  溶けちゃうんだね

F     C
マシマロ

そんなわけで歌い終わり、ステージを去ろうとしたところ「もっとやれ」との声が。ありがたいけど弾き語りのレパートリーなんてない。ので、仕方なく、こないだのまぼろち祭でもやったRuby数え歌を披露。練習してないんで間違えまくり。ただのロックンロール進行なんだが。

そんでもってRuby数え歌を弾いたら何か興が乗ってしまったので、以前アスキーにいたころ、子供向けCD-ROM雑誌「えでゅ」のために書いた「かたづけロック」を弾いてみることに。ちなみに作詞はしりあがりさん。なんでこの曲を弾くことにしたかというと、それはRuby数え歌とコード進行がまったく同じだから。なので、「コード進行同じなんですけど」とか言いながら「かたづけロック」を弾いたら、本当にまったく同じイントロだったのがおかしかったらしく、ちょっとウケた。10年以上ぶりに演奏する曲だったので途中で歌詞がわからなくなって中止。でも、そのぐらいの長さでちょうど良かったみたい。

ちなみに「マシマロ」に関しては、うちの妻から「盛り上がりのない曲だ」と評された。まあ、自分でもそうだとは思う。

3.宇宙公務員X

出番表をもらったのは本番の数日前だったのだけど、そこに「宇宙公務員」の名前を発見したときは「はて?」って感じだった。だってサイドバーにあるように僕も宇宙公務員のメンバーだし(宇宙公務員ネームは「エンペラーHAGI」。詳しくは宇宙公務員のサイトを参考のこと)。

で、本番になってみれば、登場したのはなぜか真っ白メイクに赤い衣装ののぐおさん(宇宙公務員ネームは「noguのぐお」)。そしてその隣にはこれまた赤い衣装のサイモンガーさん(宇宙公務員ネームは「豊」)。それを見て、僕はちょっとジェラった。だって僕、声もかけてもらってないしな。まあ、声かけられたら出たかというと、微妙だが。

演奏はというと、いつもどおりの、ではなくていつも以上にぐたぐたの面白さ。しかしのぐおさん歌詞を間違いすぎだ。僕らメンバーや、宇宙公務員の別のステージを見たことある人はわかったかもしれんが、初めて見た人は、意味わかんなかったかもよ。しりあがりさんは「サラリーマンをやったことない人が書いたサラリーマンの歌だなあ」と笑ってた。

宇宙公務員のレパートリーを数曲やったあと、何故かX JAPANの「X」を演奏。どうやらXジャンプ(正式名称は知らん)をやりたかったようだ。まあ、楽しいから、僕もやったのだけど。

4.あきやまみみことバナナスターズ

リーダーのあきやまみみこさんを中心にしたウクレレ・ユニット。ウクレレとボーカルを担当するのが、あきやまさん、阿部くん、齋藤くん。で、ベースは僕。

オープニング・ジングル的な曲(「世界の国からこんにちは」の替え歌)のあと、「リンダ リンダ」を演奏。ルートと5度中心のベースは簡単なだけに胡麻化しが効かず、多少、まちがった。歌が始まったあたりで笑い声が。たぶん、ウクレレのほのぼのとした音と、「リンダ リンダ」がズレてたからだと思う。ちなみにこの曲、終わったあと複数人に指摘されてたのだけど、キーが誰の声とも合っておらず、そこは変えた方が良かったと言われた。まあ、さておき、ほのぼのとした曲だったのだけど、最後だけ全員で暴走してみた。でも音量の関係か、僕だけが暴走してたように見えたらしい。それはちょっと、さみしいね。

次は尾崎豊の「17歳の地図」。基本、この日のために遠方から駆けつけた阿部くんのソロ。阿部くんはウクレレとボーカル(あとイントロとアウトロはカズー)、あきやまさんと僕と齋藤くんは打楽器でお茶を濁す感じ(でも、あきやまさんはリーダーなので、イントロとアウトロのカズーを阿部くんとユニゾンで吹く係と、ウクレレで手がふさがってる阿部くんにカズーをくわえさせる係を立派に勤められました。ちなみにこの部分、あきやまさんがウクレレを弾いていたと間違えて書いてた。なんかメンバーのくせに全然把握してなくてちょっとキマズイね!ま、そんなことはおいといて)。ま、このへんはまったりとした感じ。

あ、書いてて思い出した。

「リンダ リンダ」の前に、ウクレレなら牧伸二だろうってことで、あの「あー あー やんなっちゃった、あー あー あ おどろいた」の替え歌もやったのだった。内容はヒミツね。

で、「17歳の地図」のあとは、エンディング・ジングルな曲(オープニング・ジングルと同様)を演奏して終了。

5.東京アーバンボーイズ

今度の3/3のライブでまぼろちの対バンをやってくれるアーバンギャルズの別ユニット。というか、この歌合戦用に作ったユニットのよう。三味線(河井克夫さん)、アコーディオン(サイモンガーさん)、フォークギター(鳥羽ジャングル)という面白い編成で、「忘れさられた洋楽の心」を歌ってた。

オープニングは、でも、鳥羽ジャングルのペンによる(お、「ペンによる」って、なんか、ぽいね)「ヤン・デボンのテーマ」。「なんか聞いたことあるけどヤン・デボンって何?」と思った僕は、演奏中に携帯で調べてしまいました。「スピード」の監督なのね。ちなみに「ヤン・デボンのテーマ」はデス・フォークです。

鳥羽ジャングルとは付き合いが長いのだけど、ギター弾くところを見たのは初めてだったので、結構衝撃的だった。

佳曲「ヤン・デボンのテーマ」のあとは、僕の知らない80年代の洋楽とか、JBとか、「ラジオスターの悲劇」とか。編成が面白いせいで鳴る音も楽しくて、非常に楽しめた。JBの曲のユニゾンになるところがカッコ良かったなあ。

最後は「ヤン・デボンのテーマ ニューウェーブ編」。じゃかじゃかして面白かったが、どこがどうなると「ニューウェーブ編」になるのか、ちょっとわからず。河井さんに聞いてみたところ「鳥羽さんをうまく乗せてあげられるようにするのがニューウェーブ編」とのこと。やっぱりわからない。

6.間嶋健太弾き語り

ニューウェーブのあとは、これまたマンガ家の間嶋さんによる弾き語り。かと思いきや、どうやらちゃんとバックトラックを作り込んで来た模様。打ち込みの上に、間嶋さんのアコースティックギターとボーカルが乗る感じ。デスじゃないフォークで、空気がなごんだかな。間嶋さん、声が良い。

7.しまおまほ

「しまおさんがモノマネをやる」という情報は事前に聞いてたのだけど、何をやるかは知らなかった。正解はCHARAの「やさしい気持ち」(だったと思う)。ベレー帽と付け唇が楽しい。で、見かけだけじゃなく、なんか本当に似てて楽しかった。他の人の出番のとき、どのくらいの演奏時間かをすごく気にされてたけど、この変装のせいだったのね。

あ、あと、声も似てたけど、歌ってる最中は、顔もなんだか似て見えた。

8.にしのみわこ&萩原佳明

またお前かと言われそうだけど、ここで僕は3組目。マンガ家兼イラストレーター(だと思う)のにしのさんと、何故かmihimaru GTの「気分上々↑↑」を歌った。

話は数ヶ月前に遡る。

とある飲み会でにしのさんと一緒になり、ここのところいろんな人に聞いてるように「最近どんな音楽聴いてます?」と質問したところ、いろいろ挙がった名前の中で共通して好きだったのが「気分上々↑↑」だった。なので「今度カラオケ行くことがあったらデュエットでもしましょう」なんて話になったのだけど、僕らが一緒にカラオケに行くことなんかないので(たぶん、いままでも一度も行ったことないような気がする)、その場限りの話になるかと思ってた。が、この会の話があり、「せっかくだから病」が出た僕は、にしのさんを誘ってみた。そしたら、意外にもオーケーだったので、その日から、僕は通勤電車で何度も何度も「気分上々↑↑」のラップパートを練習するハメになったのである。難しいね、ラップ。

最終的に、僕は今回の会で一番練習したのはこの曲だったのだけど、振り付きで歌ったせいもあったのか、意外と会場が盛り上がってくれて良かった。もう二度と人前でラップをやったりすることはないと思われるので、非常に良い体験だった。

終わったあとも結構ホメられたのが嬉しかった。にしのさんの声もかわいくて良かった(僕もそう思ったし、みんなもそう言ってた)。

9.まぼろち

で、我らがバンドまぼろち。

宇宙公務員やらアーバンギャルズやらがちゃんと「別ネタ」をやったのと対照的に、うちらは淡々といつもと同じ演奏を。全3曲。1曲のみ、初披露曲。今度の3/3のライブでもやる予定の曲なので、一応、何やったかはヒミツ。

モニタスピーカーがなくて自分のベースの音が聴こえず、いまいちうまく弾けなかったのだけど(言い訳)、わりとまとまった演奏になったかなって気はする。

そうそう。「HELLデート」のイントロをホメてくれた人がいて嬉しかった。だから「いやあ、あの曲のイントロはさあ、円周率を元にして作ったんだよね」的な話をしたがそれについては無視された。

10.萩原夫人

なんか僕が仕切りの平川くんにちゃんと伝えなかったせいで、うちの妻であるところの是枝みきさんは、「萩原夫人」としてクレジットされてしまっていた。申し訳ない。

で、まずはライブでの初お披露目となる「いくいく!ぼくらのシバラレダイン」。卑猥な曲である。元気に歌っていたようだけど、僕は次のセッティングが忙しくてあまり聴いてなかった。

次は「それゆけ電送オヤジ」。「いくいく!ぼくらのシバラレダイン」はカラオケをバックに演奏したのだけど、「それゆけ電送オヤジ」の方は、今回のために急遽結成された「電送バンド」による、ロックアレンジバージョン。ちなみに電送バンドは、ドラムが電送オヤジ(蒸し鶏)、ギターが電送オヤジのプロデューサー(村山章)、ベースが電送オヤジの息子(僕)という、ものすごく電送な感じだった。

ロックな感じにしたかったので、本来はCのところを延々とAmが続くようにしたり、テンポをアゲアゲにしてみたりしたのだけど、その影響でわりと速いスピードでルート音をピックで弾かねばならず、難儀した。というか、ここ10年ぐらいで、一番難しいベースラインだった。複雑な曲は胡麻化しが効くけど、こういう曲は胡麻化しが効かんからなあ。

この曲も、わりと「かっこよかった」という、嬉しい評判を頂いた。

ふたたび電送バンドは下がって(というか1曲だけで出番は終了して)、是枝みきの本業であるところのアルゼンチン・タンゴを熱唱。「Nada」だっけ。自分の妻をホメるのは九州男児としてどうかと思うが、なかなか堂に入った歌いっぷりだったのではないでしょうか。まあ、逆に言うと、ここからが難しいところなのだろうが。

ちなみに「いくいく!ぼくらのシバラレダイン」と「それゆけ電送オヤジ」は@nifty寸志でございますで聴けます。よろしければ。

11.キンジョリーナ

僕の立場からの紹介の仕方をすると、まぼろち第4期〜第5期のメンバーであるところのユキユキロさんを中心として結成されたユニット、それがキンジョリーナ。ご近所さんであるところのホンマチナツさんと結成したからキンジョリーナというらしい。命名はしりあがりさん。ちなみにキンジョリーナのあとにはハートが入るのが正しい。

音の方は非常に良質なポップという感じ。すなわち、メロがかわいい。あと編成も面白くて、ユキロさんがパーカッション(ハンドソニック)とボーカル、チナツさんがキーボードとボーカル、で、準メンバーである純メンバーがmicroKORG

どの曲もポップでとても良かったのだけど、特に気に入ったのは「キンジョリーナのテーマ」と「My Birthday」。あと、それから、鳥羽ジャングルのペンによる(また使ってみた、この表現)「禁ラップ」は、純メンバーのコーラスが入るとまるでトワ・エ・モアな感じが素敵すぎた。もう1回書く。素敵すぎた。

その場でCDを発売していたので購入。まだ聴いてないけど、とりあえずiTunesに入れてあり、かつ、「CD トラック名を送信」をしておいたので、今日以降このCDをiTunesに入れた人は、ちゃんと曲目が出るハズ。いえい。

そうそう、ユキロさんがハンドソニックで、ちゃんとキックもハイハットもスネアも出してたのには感心した。音大出は違うぜ。

12.コズミック7

このバンドの名付け親であるところの僕からするとバンド名は「コズミック7」ではなくて「COSMIC7」なのだけど、パンフにそう書いてあったからまあ仕方ない。このバンドは、前回のまぼろち祭の際に急遽結成されたバンドで、まぼろちのギターである村山章を中心に、しりあがりさんがベースを弾き、nao-comがヴァイオリンを弾き、小池さんとアパレルさん(名前忘れた←失礼)がそれぞれギターとドラムを担当するのである。バンド名についてもうちょっと詳しく書くと、本当の本当は「A☆K☆I☆R☆A & COSMIC 7」が正しいはず。命名者が言うので間違いない。

このバンドは、非常にストレートな(僕の感覚からすると、だけど)ロックをやるバンドで、村山さん自身も「高校生のような演奏」とか言ってた。出音は、とてもカッコ良い。馬鹿みたいな表現だけど、そうなんだから仕方がない。今回の参加者がもし全員メジャーデビューしたら、きっと一番売れるのはCOSMIC7だと思う。

それなのに、ああ、それなのに。「COSMIC7のテーマ」という曲が、変拍子だったりするのが、ちと面白い。あとnao-comはCOSMIC7だとエレキ・ヴァイオリンにエフェクターかましてる。楽しげ。

ちなみにこの歌合戦で、しりあがりさんはCOSMIC7を脱退。やっぱり、さすがに、マンガ家やりながらふたつのバンドをかけ持ちするのは辛いみたい。というわけでCOSMIC7、現在絶賛ベーシスト募集中。誰かやってみたい人は参加しましょう。

13.高田さん弾き語り

ここだけなぜか「さん」付けなのはよくわからないのだが、パンフにそう書いてあったからまあ仕方ない。肝心の中身の方は、長渕剛をこよなく愛する高田くんが、熱すぎるぐらいに燃え上がるギター弾き語りを聴かせてくれるというもの。前評判も高かったが、高田くんは今回が初めての人前での演奏ということもあり、そして出番前に泣きそうなぐらい緊張してたこともあり、正直、あまり期待してなかったのだけど、今回のMVPは高田くんだ、というぐらい素晴しい内容だった。愛が、伝わる。倒置法だと、伝わる、愛が。長渕のこと好きなんだろうなあ、って感じ。「剛のことを好きになってくれる人がひとりでも増えるように頑張ります」というのは本人の弁で、そのことを達成できたかどうかは知らんのだが、少くとも、高田くんのことを素敵だと思う人は何人か増えたと思う。

途中、同じく長渕ファンであるところののぐおさんも「のぐ渕」として参加、長渕剛の完コピ(らしい)トークをまじえながらの楽しい演奏。ふたたび高田くんのソロに戻っての演奏。今度はハーモニカホルダーを使ってのブルースハープ付き。やるなあ。事前に話聞いたときは、「長渕はコードストロークだけだから、そんな難しくないんスよ」的なことを言っていたのだが、ちゃんと装飾音とか入れるし、なんか僕が弾き語りやったのが、少し恥ずかしくなってきたよ(まあいいけど、楽しむ会だから)。

「乾杯」やら「とんぼ」やら、有名な曲では会場全員が歌う始末で、なんだか思いがけず一体感を感じた素敵ライブだった。

14.ザ・シークレット4

トリは仕切りの平川くん率いる(もしくは所属する)、ザ・シークレット4の演奏。60年代のロックンロールを意識したギター×2+ベース+ドラムのバンド。三声のコーラスなんか入っちゃって、なんだかカッコ良いのである。

残念ながら僕は60年代の音楽に詳しくないので、いくつかあったカバー曲は聴いたことない曲がほとんどだったんだけど、演奏技術は高いし、歌もうまいし、MCがアレなところを除けば非の打ち所がないバンドだ。

というわけで、MCはもうちょっとアレしないとアレだと思うぞ>平川くん

まとめ

そんなこんなで、18時〜23時という長尺のイベントだったのだけど、まったく時間の長さなんか感じることはなく、本当に面白いイベントだった。次回も是非やってほしいし、今回参加しなかった人は是非次回は参加してほしいと思う。MVPは上にも書いたように高田くんだろうけれど、みんなにそれぞれ賞をあげたいくらい、素敵な会だった。そうそう、誰かも言ってたんだけど、こんだけの数のバンド(とソロ)が出て、全然カブらなかったというのもすごいところ。多様化ですよ。ダイバーシティーですよ。

以上、なんかグダグダな文章になったけど終わり。