スティーヴ・ライヒ/ライヒ/ディファレント・トレインズ
ディファレント・トレインズ
クラシック版Trans-Europe Expressってことかな。あらかじめ弦楽の音と列車の音は録音してあって、そこに生の弦楽の音が重なると。クロノス・カルテット用に作ったみたい。なんだか不安感を煽る曲ではある。戦争絡みだと知って聴いてるからかもしれんけど。
ガタゴト音と弦楽のミックスが普通に楽しい。
エレクトリック・カウンターポイント
ギター用のカウンターポイント。つまり録音してある音源に、生演奏が重なる。演奏はパット・メセニー。悪かないけど、ニューヨーク・カウンターポイントの方が浮遊感あって好きかな。
スティーヴ・ライヒ/シティ・ライフ
プロヴァーブ
あら。これまた美しいコーラス。コーラスってーかボーカルか。ボーカルが絡み合う感じ。非常に綺麗。
シティ・ライフ
最初、街の音を使った、ミュージック・コンクレートな作品かと思ったら、単に(という言い方もアレだけど)街の音(ガヤ)と取り込んだ曲みたい。どうなんでしょう。英語わからんから、いまいちよくわからんかった。
サンプリング使いまくりで、クラシックによるヒップホップみたいな、そんな感触でした。
スティーヴ・ライヒ/ユー・アー(ヴァリエイションズ)
ユー・アー(ヴァリエーション)
各楽章(?)の名前が「汝の思索のあるところ、それが汝の居場所なり」とか「私は絶えず神に相対する」とか。忘れちゃったけど、確か、聖典を曲にした感じだったような覚えが。
いつもな感じのミニマルなピアノに、女声ボーカルが乗った感じ。
でも、どうだろう、ちょっとライヒ聴きすぎで、もうよくわかんなくなってきたような気もする。すごく素敵、とは思わないな。
チェロ・カウンターポイント
なんか、あんまりカウンターポイントぽくなかったような。チェロという楽器のせいか、リズムが強調されている感じがあって、結構激しくて良かった。
スティーヴ・ライヒ/ライヒ:テヒリーム
なんかリズムの上で女子が歌ってる。ヘビライ語らしい。自分のルーツに向き合った作品とか、そういうことだったと思うけど。ユー・アーとかと路線は確か同じだったような(時代的にはこちらの方が先かな確か)。
わりと気持ち良いね。バックの、ハンドクラップにパーカッション、みたいなのが特に。
それぞれ独自のメロディで歌う複数の旋律が絡みあう部分が、結構良かった。
一応、バックの演奏はミニマルっぽいんだけど、全体の印象は、ミニマルではなかった。
聴き終わったあとの静寂感が好き。
スティーヴ・ライヒ/ライヒ:ザ・ケイヴ
ミニマル・オペラ。聖書に関するインタビューと音楽。ミニマルのオペラって、本当マグマ的。てか、マグマがオペラ的。
打楽器だけの部分が結構カッコ良いんだけど、全体的には、ちょっと退屈。映像がないからかも。
セリフをなぞるように旋律が追いかける部分は、ちょっとスティーヴ・ヴァイとか思い出した。
スティーヴ・ライヒ/ライヒ:ザ・フォー・セクションズ/他
ザ・フォー・セクションズ
第1楽章、なんだか普通と思ったが、そこから第2楽章に切り変わるのがカッコ良かった。そんで、第2楽章は素敵。第3楽章も、なんか輪唱っぽくて楽しい。第4楽章はリズムが強調された感じでカッコ良い。
うん、そんな感じ。
マレット楽器,声とオルガンのための音楽
こっちは前にも聴いたんでパス。
プレアディス
クセナキス/プレアディス
プレアディス星団から名前を取ったらしい。で、いまいち面白くない。打楽器だけだからか?それぞれがちょっとづつズレることで面白さを出すというネタっぽいけど、そういうことだと、やっぱりライヒの方が面白い。
本来は観客席を取り囲むように打楽器奏者が位置するようで、それだとある意味インスタレーション的な面白さもあるのかもしれん。
「金属」って曲は、まだ、面白かった。
ソレル/暗い夜
カッコ良い。本当に暗い夜な感じの、妖しいオルガンとパーカッション。
クセナキス:プレイヤード
クセナキス/プレイヤード
同じだろうなと思って聴いてみたらやっぱりプレアディスと同じだった。こちらは英語発音。ま、当然感想も同じ。演奏者が違うんで、聴き込めば、いろいろ違うんだろうけど。
石井眞木/コンチェルタンテ 作品79 - マリンバと6人の打楽器奏者のための
これも、うーん、つまらなくはないのだけど、ものすごく楽しいかってーと微妙だ。クラシックの打楽器モノって、やっぱり、難しいな(面白くないという意味)。
クセナキス/Synaphai - Aroura - Antikhthon
シナファイ - ピアノとオーケストラのためのコネクシティーズ
ピアノのすごい曲という前情報。最初は「後ろのオケはカッコ良いけど・・・」と思ってたら、途中から雨だれのようなピアノが。すごい。カッコ良い。かきむしるようなヴァイオリンの音も面白い。
でも、期待ほどではなかった。
アロウラ
ちょいとヴァイオリンが面白かったかな。
バレエ音楽「アンティクトン」
これ、実際はどうやって踊るんだろうなあ。不協和音が楽しいけど。
ジョン・ケージ/ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード
まあまあ面白い。
プリペアド・ピアノってやつは、ピアノ線になんかモノをくっつけたりして変な音色にするというネタらしいけど、音色は別にそんなに面白くない。まあ当時は新しかったのだろうけど。
ただ、一種哀しげなメロとか、かわいい感じとか、ケージのそういうところは好きだ。
フィリップ・グラス/浜辺のアインシュタイン(ハイライト)
オペラなのにミニマルというのが、なんだかもう、ものすごく良い。まるでマグマ。たぶん逆。さっきも書いたけど。
しかし、何度聴いても「筆まめ筆まめ筆まめ筆まめ筆まめ」って歌っているように聴こえるあの部分、なんて歌ってるんだろう。
「第4幕第1場 ビル」のリフ(って言い方はせんと思うが)が滅茶苦茶カッコ良い。「第4幕第3場 宇宙船」のリフも。
フィリップ・グラス/ダンス第1番~第5番
ピロロロピロロロ。
ミニマルのダンスミュージック。
ピロロロピロロロ。
まあ、正直踊るのは難しいと思うが。
ピロロロピロロロ。
でも結構気持ち良い。
ピロロロピロロロ。
うしろで鳴ってる女声が気持ち良い。
ピロロロピロロロ。
1番は一瞬Ambient 4: On Landに似てた。3番はベースが好き。4番のパイプオルガンの低音がカッコ良い。5番の狂い方も素敵。
フィリップ・グラス/コヤニスカッツィ
これは映画音楽みたい。トレーラーは以下。
イントロのバスが笑える。で、このイントロは、イントロだけじゃなく、メインリフなのかな?
ミニマルだから、まあ単純な音の繰り返しだけど、結構、暗黒なメロディで良い感じ。
ちゃんと映像を見たいのだけど、ボックス(カッツィ DVDスペシャルBOX)じゃないと見れないみたいで、さすがに、そこまではなあという感じ。
フィリップ・グラス/North Star
タイトル曲の「Etoile Polaire (North Star)」はマイク・オールドフィールドのアルバム「Platinum」でカバーされたことで知られる
だそうです。
小曲集。
2曲目「Victor's Lament」、結構好き。部分的にはミニマルだけど、一応全体は展開があるみたいな気配がしつつ、実はやっぱり展開がないという感じの曲(笑)。
7曲目「Ange Des Orages」と10曲目「Montage」も良かった。なんかミニマルなのにダークな感じがするリフの上で、旋律が動くのが心地良い。
フィリップ・グラス/2つのページ?ミニマル:196
2つのページ
最初5/8だったリフが、ちょっとづつ変容していく。まあ、それこそがミニマル。
逆の動き
何が逆かは、ちゃんと音楽の知識いるのかな。上のリフと下のリフが違う動きなのかな。うまく聴き取れない。
五度の音楽
同じリフが五度で動くってことですかな。クラシックの理論的には、ダメだっけ、これ。ロック的には、パワーコードってことになるのかな。
同じ動きの音楽
こちらはオクターブ重ね?いずれにせよクラシック的にNGだったと思われる。
フィリップ・グラス/グラス:シネオペラ 美女と野獣
基本はいつものミニマルなんだけど、そのミニマルをまとって別のメロが動く感じなので、わりと聴きやすい。
そして、浜辺のアインシュタインほど衝撃もなく、わりとあっさり終わった。
ペンデレツキ/ペンデレッキ:聖ルカ伝による主イエス・キリストの受難と死
なんだか美しい。こういう宗教音楽聴くと、これ系のハーモニーの美しさってやっぱり西洋人に勝てんって思うよね。ケージにしろライヒにしろ、アジアやアフリカで「発見」したのは和声じゃないもんね(たぶん)。
あと、カッコ良い現代音楽、と思って聴くからカッコ良いのかもしれん。いわゆる「オペラ」とかは興味ないのだけど。
特に気に入ったのは、バス(たぶん)の具合とソプラノ(たぶん)の具合が素敵なところ。それから、2曲目でずーっと鳴ってる低音。群読。
ペンデレツキはトーンクラスターの興味で聴いてみたのだけど、これはモチーフからすると、あまり現代ではないのかなあ。不協和音は多いような気がするけれど。しかし、綺麗だ。
ペンデレツキ/Perderecki: Threnody/Vla.Conc.
出世作であるところの「広島の犠牲者に捧げる哀歌」が入ってるアルバム。
ペンデレツキ/広島の犠牲者に捧げる哀歌
入ってると思ったら入ってなかった。ような覚えが。
ペンデレツキ/ヴィオラ協奏曲
ヴィオラって、なかなか表に出てこない楽器ですよねたぶん。ヴァイオリンより音がちょっと低いので、少し力強く感じる。
ペンデレツキにしては普通の曲って感じはするけどカッコ良い。もう、先入観かも。
ファン・デ・ベイト/ヴァイオリン協奏曲
なんか、印象としては、緊張感をずーっと維持したまま、音がどんどん高くなってく曲って感じ。まあもちろん、いろいろ展開はあるわけですが。
ペンデレツキ/ポーランド・レクイエム
最初は荘厳で気持ち良いという感じ。
で、コーラスがいろいろと重なりあっていき、途中から、荘厳なだけではなく、リズムやら旋律も面白くなっていくと。
ペンデレツキ素敵だ。
ペンデレツキ/Cello Concerto / Partita / Symphony / Threnody
怒りの日(アウシュヴィッツで殺害された人々の思い出に捧げるオラトリオ)
すごい。たぶんこれもトーンクラスターなんだろうな。音がグワーってしてるし。
何がすごいって歌ってる人たち。微妙な感じも出しつつ、壮大な感じも出しつつ。
怖いと思う人は怖い曲だろうなあ。
最後の方のサイレンが特にすごかった。
ポリモルフィア(48人の弦楽器のための)
最初ずっと低音でぐわーっと。だんだん、なんだかすごい量のグリッサンドとかピチカート。ピチカートが雨垂れの音みたい。
かっこいいこの曲。
ヴァイオリンが擦る楽器だということが良くわかる。
で。
最後のとってつけたようなジャーンが面白い。
デ・ナトゥーラ・ソノリス(響きの性質について)(オーケストラのための)
ちょっと短かったかな。
ペンデレツキ/Cello Concerto / Partita / Symphony / Threnody
アナクラシス(弦楽と打楽器のための)
たぶんトーンクラスターなんだろう。なんて気持ちが良いのだ。打楽器も乱打って感じで気持ち良い。
広島の犠牲者に捧げる哀歌
今度は入ってた。高い音で気が狂ったように泣いたかと思うと、今度は低い音でうねるみたいな。
フォノグラマ
この曲はフルート(たぶん)が狂っててカッコ良い。
デ・ナトゥーラ・ソノリス第1番
カプリッチョ(ヴァイオリンとオーケストラのための)
不協和音の嵐はいつものことだけど、中間部の泣きのヴァイオリンと、その直後の弦と管の鬼ユニゾン(?)が素敵すぎる。
いやあ、本当、現代音楽聴いて良かった。ペンデレツキに出会えて良かった。そう思った曲。
ソロモンの雅歌
今度は美麗なコーラス。トーンクラスターってもっとノイズに聴こえると思ったら、本当に綺麗だな。まあ、万人が綺麗だと思うかどうかは謎だが。
デ・ナトゥーラ・ソノリス第2番
ヤコブの夢
エマナティオーネン(2群の弦楽オーケストラのための)
2群いるからか、いままでの中でも強烈に音圧が高いような気がする。
パルティータ(ハープシコードとオーケストラのための)
肝心のハープシコードがなかなか出てこないけれど、その前の力強い弦の音でもうシビレた。
で、ハープシコード。
素晴しすぎる。大音量で聴きたい。できれば生で聴きたいけれど、現代音楽って、なかなかコンサートやってくれないからなあ。
リフがカッコいい曲。
チェロ協奏曲
チェロ協奏曲は1番とか2番とかあるらしいけど、CD上に表記がなくてわからず。
でもこのCD、いろいろ楽器のバラエティに富んでて良いなあ。2枚組でこのお値段。素晴しい。
さておき、チェロとはこんなに素敵な楽器だったのね、と思える曲だった。
交響曲
入りの音は何だろう。ムチかな、拳銃かな。ほんとうにかっこよい。パーカッションも良い味を出している。
ギャヴィン・ブライヤーズ/The Sinking of the Titanic/Jesus's Blood Never Failed Me Yet
プロデュースはブライアン・イーノ。
タイタニック号の沈没
その名の通り、タイタニック号の沈没をテーマにして作られた作品。
美しい始まり。遠くから聴こえるのは弦楽四重奏?途中から、ピアノが、これまた遠くで鳴るのが聴こえてくる。というか、いろんな音が「遠くから」聴こえてくる感じ。
コーラスみたいなのも入るけれど、だんだん、音がくぐもってくる。
なんか明確なメロがあるって感じではなくて、たゆたうような感じ。
気持ちは良いのだが、「あれ?そんだけ?」みたいな感じではあった。
美しかったけど。
がしかし、沈没ということでもっと劇的なことを想像するのも、それはそれで人としてどうかという感じではある。
イエスの血は決して私を見捨てたことはない
なんかおっさんが道端で歌ってる感じ。すごく良いね。
で、後ろで弦楽が鳴り始める。これまた美しい。
ただ、ずっと同じだなあ。なんか、ずっと映画のエンディングが流れている感じ。
なんか、浮浪者の人(たぶん)が歌ってる「イエスの血は決して私を見捨てたことはない」という歌をずーっとループさせて、そのメロにオーケストレーションして作った曲らしい。その後、その浮浪者の人にこの曲を聴かせようとしたけど、もう、見つからなかったとか。
ギャヴィン・ブライヤーズ/Bryars: Jesus' Blood Never Failed Me Yet
で、その「イエスの血は決して私を見捨てたことはない」を、トム・ウェイツも歌ってみました的なやつ。気持ち良くて切ない。でも、トム・ウェイツ、いらんかも。
グレン・ブランカ/Symphony No. 1
これもクラシックなの?よくわからんけど。普通に、ロックな感じだなあ。ギターにドラムにベースだし。他の音も鳴ってるけど。自分でギター風な楽器作ってるんだっけか、確か。
で、延々な感じ。ノイ!とか的な?ノイ!の方が乾いてるかな。ノイ!の方が淡々としてる感じね。
延々な感じは楽章が変わっても同じだけど、第2楽章以降はもはやノイ!的ではない。かといってミニマルかというと、そういうのとも違う。リズムで押す感じ。
結構良いよ。
第3楽章の、どんどんどんどん轟音になっていくところとか良い。
グレン・ブランカ/Symphony No. 2
オープニングは、散発で鳴る太鼓(?)が、ちょっと銃声みたいで不気味。2分ぐらい続いたあと曲が始まる。
クラウトロックとかポストロックみたいに、延々と続く感じの音楽。
第2楽章は、なんか物が壊れる音で始まった。まあ、あとは基本的に同じ。壊れる音はずっと鳴ってる。
うんと、1番と違いはするんだけど、もっと追いかけて行きたいほどではないかなあ。
あとは9番ぐらい聴けば良いかなと。
グレン・ブランカ/Symphony 9
というわけで9番。「未来のイヴ」って副題は、ちょっとカッコ良いかもね。
なんか1番とか2番とは全然違って、ものすごく環境音楽チックだった。気持ち良いけど。ボーカルが。
「Freeform」って曲も収録されていたけれど、弦楽を中心とした、流れるような美しい曲だった。
西村朗/西村朗:「ケチャ」彩色打楽
どうでも良いけど、手元のiPodの「西」で始まるアーティスト、
ってなっててちょっと面白い。特に、
の、サンドイッチ感が。
さておき。
1曲目に「ケチャ」って曲が入ってて、それを目当てにしてたんだけど、ものすごくヘボい。びっくり仰天。声がヘボいのよね。気合いが入ってない。聴いていて苦痛。ケチャをバカにすんなと。表面的にマネてんじゃねえよこのボケ的な。これならエンちゃん(PINK)の方が良いよね。
他の曲は、悪くもないけど、そんなに楽しくもない。やっぱり現代音楽の打楽器ものは、あまり楽しくない。
テリー・ライリー/Riley: in C
ずーっとテンテンテンテンってピアノ?マリンバ?なんかそういう音が同じテンポ同じ高さ(きっとC)で鳴ってて、それに、短いフレーズが絡んでいく。Wikipediaによると、
曲は53個の独立したモジュールからなり、それぞれのモジュールはほぼ1拍の長さで、おのおのが異なった音楽のパターンを有している(だがタイトル通り全てハ長調 in C である)。演奏者の一人はピアノから一定したハ音の連続を繰り出し、テンポを維持する。他の演奏者の人数と用いる楽器は任意で、いくつかのゆるやかなガイドラインに従ってそれらのモジュールを演奏する。その結果、時とともに異なったモジュールが様々に連動しあって行くのである。
とのこと。
退屈だけど楽しい感じかな。
1時間15分ぐらいずっとそんな感じ。
テリー・ライリー/In C: 25th Anniversary Concert
まあそんなわけでin Cは、いろんな演奏の仕方が可能なので、もう1バージョンぐらい聴いてみるかと。
「こっちの方がポップ」って紹介を見たことがあるけど、どうなんだろう。言われてみればそんな気も、ぐらいな感じかな。楽器的に、ちょっと新しい感じはするけど。
テリー・ライリー/A Rainbow in Curved Air
テリー・ライリーといえば、プログレバンドのカーヴド・エアは、テリー・ライリーの曲名からバンド名を付けてるんでした、というわけでこのアルバム。
A Rainbow in Curved Air
なんていうかね、異様にカッコ良い。左右に、たぶんちょっとづつズレる音。それをバックに速いパッセージのメロやらが鳴る。クラシックの語法じゃない感じがする。基本、オルガン。途中からコンガ(?)とかも入ってきた。素晴しい。
Poppy
音響系な感じ。ブラスっぽい音の雲の中で、輪郭のボヤけた音群が鳴る。そしてその音の雲を切り裂くオルガンがたまに。途中から、いろいろと、センターで鳴る音が変わる。
カッコ良いよ。
小杉武久/CATCH WAVE
タージマハル旅行団の人でしたっけ。あまり詳しくないけど。
で、うにょーんみたいなアルバム。最近平気になったけど、数年前ならかなり嫌いな音。なんだろう、ROVOっぽい印象もちょっとあり。が、しかし、一切盛り上がることのない曲。2曲入ってるけど、どっちも同じような曲。よく眠れそう。
リゲティ/リゲティ・エディション5 自動演奏楽器のための作品集
コンティヌウム
そっか、自動演奏ってこういうことか、って思った。その昔作られた、自動演奏用の楽器(オルガンとか)用の曲なんですね。なんか面白い。でも機械な感じってより、すごくうまい人間が弾いてる感じがする。
で、この曲は、かわいいし、結構面白かった。
カプリッチョ第1番
飛び跳ねる音がかわいい。
インヴェンション
カプリッチョ第2番
こっちも、飛び跳ね素敵。
100台のメトロノームのための「ポエム・サンフォニック」
今回のお目当て。それぞれ別のテンポを設定された100台のメトロノームが一気に鳴らされ、徐々に1台づつ止まっていく、みたいなやつ。
で、実際に音を聴いたところ、なんか、もう、すごかった。
最初はメトロノームが乱打してるだけだから、雨音みたいなんだけど、メトロノームの台数が減ってくると、だんだんリズムらしきものが生まれていく。
なんか、ライフゲームを思い出した。
あと、聴いたあとの感じが、ガルシア・マルケスの百年の孤独の読後感と似てる。これは、僕だけかもしれないけど。
終わったあとのしんみり感が良かった。
ちなみに、
で見れます。このバージョンは、ちょっと短いけど。
ムジカ・リチェルカータ
変拍子(たぶん)が気持ち良い。変拍子じゃないところもわりと良い。これも全体的に跳躍が多いせいか、かわいい曲が多い。荘厳系の曲もあるけれど。
クラシックな人なら弾けるレベルなんだとは思うけど、機械音楽特有のパッセージの速さがやっぱり楽しい。VIIIとかXが特に好き。
ピアノのための練習曲
自動ピアノに練習曲を弾かせるってのが、なかなか意味不明で面白い。そして、当然超絶技巧(笑)。
ちなみに人が弾いてるバージョンが、
で見れる。
コンティヌウム - adapted for 2 Player Pianos
この「プレイヤー・ピアノ」というのは、紙テープを読んで自動演奏するピアノのこと。自動演奏用の紙テープをミュージック・ロールというらしいけれど、自動演奏オルガン用のオルガン・ロールと区別するために、プレイヤー・ピアノのものは、ピアノ・ロールというそうです。へえ。シーケンスソフトのピアノ・ロールは、こんなところから来てるんですねえ。
リゲティ/Ligeti-Kammerkonzert/Ramifications/Lux aeterna/Atmospheres
トーンクラスターものを聴きたくて。
室内協奏曲(13奏者のための)
わりと普通の現代音楽かなと思ったけど、第3楽章以降はカッコ良かった。特に第3楽章の、16分でいろいろな楽器が鳴る部分。
ラミフィカシヨン(オーケストラのための)
まあ、カッコ良いかなあ。
ラミフィカシヨン(12人の弦楽奏者のための)
オケ版よりコントラバスが良い感じのような気がした。
ルクス・エテルナ(永遠の光)
で、これは2001年宇宙の旅 [DVD]で使われたので有名な曲。やっぱり素敵。具体的に何を言ってるかわからないコーラス。それが、クラスターになってる気がする(実際にはトーンクラスターではなくてミクロ・ポリフォニーというものらしい)。音が雲みたいな感じで漂っていく。
シュトックハウゼン/ヘリコプター弦楽四重奏曲 1995/07/26のワールドプレミア
先日亡くなったシュトックハウゼン。で、僕が初めて買った現代音楽のCDであるところの「ヘリコプター弦楽四重奏曲」なのだけど、よくよく調べたらこのアルバム、スタジオ盤だったのね。つまり、ヘリコプターの音は、あとでミックスしてあるだけと。
「えー」
とか思ったのだけど、探したらあったよライブ盤。レンタルなのに840円もした。
まずシュトックハウゼンの解説とか、4人のあいさつとか。で、それぞれがヘリに散る。ヘリの爆音がし出す。およそ弦楽四重奏とは関係のなさそうな音。
で、ヘリの音とともに、狂ったような弦楽四重奏が聴けると。
やっぱライブ版の方が、特にヘリの音が激しい。
終わって会場に戻ってきたところも収録されてる。拍手とか。
英語がもうちょい聞き取れると良いんだけどなあ。
映像、見たいなあ。
シュトックハウゼン/私は空を散歩する
もういっこ。
声の12音技法。
ふたりのボーカル(男女)が左右から。
無音が多い。
その無音の中にときおり、美しい音たちが。ほんの少しの緊張感。
12音ということで、もっと張りつめた感じを想像してたけど、寝ながら聴くと気持ち良さそう。
尹伊桑/尹伊桑:わが国土、わが民族よ!/光州よ永遠に!
アジアで最初に世界に通用した作曲家らしい。
わが国土、わが民族よ!
韓国語でオペラボイスってのが単純に新鮮。妙に音量が小さくてそれが困った。全体的には、一瞬「お?」と思うときもあったが、それほど。
光州よ永遠に!
なんか、オープニングかっこよいかな。
それぐらい。
クセナキス&メシアン:ピアノ作品集(紙ジャケット仕様)
クセナキス/ヘルマ
エヴリアリと区別つかず(笑)。
ヴィシネグラツキー/ヴィシネグラツキー:四分音システムピアノのための作品集
4分音、つまり普通の半音の半分の音階が出せるピアノのCD。
24の前奏曲 - 4分音システムによる2台のピアノのための
ピアノだからということもあるのか、妙にチューニングが狂ってるような、変な感覚。でも結構面白い。曲の雰囲気としては、優しい感じの曲が多いのかな。
しかし4分音だと、コードとかどうなるんだろうね。これはペンタトニックとか使うときとかも、気になることではあるが(つまりペンタトニック以外の音を使うのはアリなのかどうかということ。まあアリなんでしょうが)。
アンテグラシオン - 4分音システムによる2台のピアノのための
前奏曲より尺があるせいか、曲としてまとまってたというか、面白さはこちらの方が上だったような感じ?現代音楽っぽいなあという感じもした。
リュック・フェラーリ/Cycle Des Souvenirs
なんか音が鳴ってて、その上でフランス女子がしゃべってる。あまりよくわからん。ミュージックコンクレートかな?よくわからんが、ただ、ものすごいダメってほどではない。
リュック・フェラーリは「失われたリズムを求めて」って曲を聴きたいのだけど探せてない。
デヴィッド・ローゼンブーム/ブレインウェーヴ・ミュージック
ライナーに鈴木大拙の言葉が載ってた。「びよーん」って音がずーっと鳴ってる感じ。ドローンっていうの?(たぶん違う)
2曲目は、ピアノのアルペジオがずーっと。の上に、たまに声とか。3曲目も似たような感じ。気持ち良いといえば気持ち良い。4曲目は、弦と木管が電子音と共に鳴ってます。これが一番好きかな。狂った感じで。
しかしライナーちゃんと読まなかったから本当に意味不明だ。失敗・・・。たぶん、脳波を元に音を鳴らしてますって話なんだと思うけど。
イヴァ・ビトヴァ/Ne Nehledej
iTunes的にはFolkらしいのだけど、現代音楽CD×100―Modern music A~Zで知ったのでここで。
声とヴァイオリン(たぶん)でいろいろ遊ぶ感じ?きれいな感じだ。わりと淡々としてるかな。
アストル・ピアソラ/ライブ・ウィズ・オーケストラ1985 [VHS]
これまた現代音楽CD×100―Modern music A~Z絡み。「バンドネオン協奏曲」が取り上げられてた。妻がタンゴの人なので聴いたことあったけど一応改めて。
いつものピアソラ節だなと思うくらいで、協奏曲だからどうという感想は、あまりなかった。でも、やっぱり協奏曲やりたかったのかな、クラシックコンプレックスかな、とか思ったりはした。
マイケル・ナイマン/オリジナル・サウンドトラック ZOO
映画音楽だけど、現代音楽の範疇で聴いております。
で、カッコ良いんだけど、やっぱり映画音楽っていうか、コンテキストと切り離さされてるとよくわからん感じがした。
マイケル・ナイマン/プロスペローの本
やっぱり映画音楽のせいか断片的で、そこがちょっとなと。映画見ると良いんかな。
と思いつつ、「ミランダ」って曲は疾走感あって良かったし、「金砂銀砂」とか「スコラクス」とか、後半はわりに変な曲があって素敵。「カリブビアンズ・ビット」なんかは、ちょっとマグマ風で好きだった。
アンドリーセン/メロディ & 開放弦のための交響曲
アンドリーセン/アンドリーセン:物質
で、ちょっとアンドリーセンが好きになったのでいろいろ聴いてみることにしましたと。
物質 IV
キラキラした、鍵盤な音(?)から始まる。これもユニゾンめいてる。まあまあかな。
アンドリーセン/アンドリーセン:時間
非常にゆっくりとした進行。ほのかな音。コーラスやらの。で、たまーに、金属っぽい音がガムラン風に鳴らされる感じ。ガムラン風といってもパッセージが速いというわけではなく、単に、音の重なり方のイメージの話。
アンドリーセン/アンドリーセン:国家
タイトルはプラトンの「国家」から来ているみたい。
なんといえば良いんでしょう、目の粗いミニマル?
まずオープニングは、各楽器がちょっとづつメロに参加していき、エコーがかかったように聴こえる感じ。全体的的には、ミニマルを利用しつつ展開とか盛り上がりもあって、ミニマル・シンフォって感じだった。
なかなか良いよ。
アンドリーセン/アンドリーセン:デ・ステイル/人間、音楽、モーツアルトのM
デ・スティルは、上記「物質III」と同じ音源。
で、Mの方。これ、日本語のタイトルだと意味わかんないけど、人間=Man、音楽=Music、モーツアルト=Mozartということで、全部Mで始まりますよと、そういうことみたい。
音の方は、暗くないチェンバーロックみたいな感じで、ノリが良い部分もあって好きだった。
フェルドマン/サミュエル・ベケットのために
こちらは「ゴドーを待ちながら」のサミュエル・ベケットに捧げた作品。
どっかでフェルドマンの音楽ってビートがないみたいなのを聞いた覚えがあるのだけど、まさにそんな感じだった。ものすごく単調な気もするけど、なんだか好き。メロディーもなくリズムもなく、音像が漂ってる感じ。たとえば、自分が校舎の屋上にいて、体育館で吹奏楽部が練習している音が、ほんのりと聴こえてくる感じ。
フェルドマン/フェルドマン / コプトの光
ま、フェルドマンはどれ聴いても同じな気がするけど、一応タイトルが素敵なこれを最後に聴いておこうと。
ピアノとオーケストラ
珍しくデカい音が鳴ったりしてびっくり。低音がゴーっと来たときが気持ち良い。でも、ピアノに関して言うと、「コプトの光」の方がカッコ良い気がする。
チェロとオーケストラ
低音が気持ち良いのは「ピアノとオーケストラ」と同じ。チェロってことで、いつもよりビートを感じるような気配。
ファーニホウ/Ferneyhough: String Quartet.4
Wikipediaで適当に現代音楽を調べてたら新しい複雑性なんて言葉が出てきて、ちょっと楽しそうなので聴いてみた。
が。
「fourth string quartet for soprano, two violins, viola and cello」は楽しかったが、その他の、各楽器のソロは、なんかイマイチだった。テクニックに走りすぎというか、奇抜なことやろうとしすぎみたいな感じで。まあ、新しい複雑性だから、奇抜なことは、やるんだろうけど。
でももう1枚ぐらい聴こうかなあ。
ファーニホウ/Funnerailles
というわけで聴いてみた。
で、上のCDのソロのやつよりは良かった。すごく良いとは言わんけど、でも、ヴァイオリンとハープの絡みとかは面白かった。
ただ、パーカッションの曲は超つまらんかった。うーん。
黛敏郎/黛敏郎:涅槃交響曲
「涅槃」交響曲
現代音楽と仏教。好物ふたつ。声明とオーケストラって新鮮な感じがした。オーケストラの印象の方が勝つのか、ちょっとオペラみたいに聴こえるけど。結構、かっこ良いです。
ただ、そんなに現代音楽って感じはしないけどね。って変なの聴き過ぎなのかな。
オムトン/sima2studio
現代音楽なのかな。まあ良いや。
宮武希さんがやってるkikoeってバンドのパーカッションの人が所属してるバンド。ライブ観に行ったら素敵だったので購入。
ミニマルな感じのマリンバ(とたまにピアノ)の後ろに、アフリカンなニュアンスのパーカッション。ミニマルってアフリカとかインドとかに影響受けてるはずなんで、ある意味ストレート。
「Omu-March 100」とか、「ガラクタハウス」とか、そういう激しい曲もあって好き。
アダムス:ハルモニウム
アダムス/ハルモニウム
かなり良かった。ミニマルなパルス、つまり同音反復の上に、ものすごい美しいコーラスが。第2楽章(たぶん)に入るとパルスは長くなって、というか白玉になってしまうのだけど印象としてはパルス。美しいコーラスは健在。第3楽章はもうパルスっぽくはないけど、やっぱりコーラスが美しい。なんだこりゃ。って感じ。
グリゼー/Les Espaces Acoustiques
スペクトル楽派のお勉強。邦題「音響空間」。Wikipediaのグリゼーのページによると、
これらは全曲にわたってミ(E)の音の倍音に基づいて書かれており、純粋な倍音から噪音(ノイズ)を多く含む音、そして完全なノイズに至るまでの、さまざまな音響スペクトルの推移を描いている。
とのこと。
で、聴いてみたけど、あまりピンと来なかった。が、嫌いという意味ではなく、なんというか、すっとしすぎてる感じ。もうちょっと聴いてみようという感じです。
ミュライユ/Complete Piano Works
ミュライユもう一発。
Wikipediaのミュライユのページに、ピアノのペダルを30分踏みっぱなしの曲(「忘却の領土」)があると書いてあってのでそれを聴きたくて。
で、聴いてみたら、意外と普通に聴けた。スペクトル楽派だから、倍音になってるってことかいな。
そういう意味では、僕は緊張感のある方が好きなんで、どうなんだろうねという気持ちもしつつ。ただ、グリゼーもそうなんだけど、もうちょい聴き込んでみたい気にさせる感じ。
エリアーヌ・ラディーグ/Jetsun Mila
ドローン。タワレコ新宿店で見かけて、ものすごく悩んだあげくに購入。ちなみにタワレコ新宿店は現代音楽コーナーがわりに充実してて、新宿に行くと、ディスクユニオン・プログレッシヴロック館→TSUTAYA→タワレコというのが最強コンボ。
で、「ずおーん、ずおーん、ずおーん、ずおーん、ずおーん」みたいな、なんだろう、夜中の冷蔵庫の音みたいな、低周波のモーター音がずーっと続く感じ。スピーカーで大音量で聴いてみたが、近所から文句が来そうだったので、音を小さくした。
チベット仏教の影響がどうのと書いてあって、そこを期待してたんだけど、その部分はあまりわからなかった。そこは残念だけど、かなりのドローンぶりで、そういう意味では買って正解。現代音楽はレンタルもほとんどないし、試聴程度じゃ何もわからないし、やはり、なかなかの冒険です。
バラネスク・カルテット/East meets East
クラフトワークのカバーもやってるバラネスク・カルテットが演奏する、YMOの楽曲たち。全体的にちょっと幻想的で芳醇な感じかなあ。やはり本物の人たちが演奏すると、居酒屋とかで流れてる適当なクラシック風ストリングスBGMとは違うもんになるなあと。後背効果かもしれんけど。
「RYDEEN」のオープニングに、長いイントロ(幻想的)が付いてるのが楽しかった。
The Elysian Quartet/Gabriel Prokofiev String Quartet No.1
弦楽四重奏つながり。
読み方がわからんのでそのままで。
で。
メインリフ(という言い方はしないだろうけど)がカッコ良い。弦楽四重奏は良いなあと本当に思う。。
このアルバムには弦楽四重奏のヒップホップミックスとかあって楽しい。さっきも書いたけど、ちゃんとした人たちがやると、「クラシック風」みたいな弱いことになってないのが良いね。
ラースロ・シャーリ/機関車交響曲
機関車の音をつなげて曲にした、ミュージック・コンクレートの作品。
最初タワレコ新宿店で見つけたとき買うかどうか迷って、ミュージック・コンクレートってそんなに好きなわけじゃないから見送ったんだけど、その後やっぱり欲しくなりタワレコに行ったら置いてなくて、いろいろ探してようやく通販で購入。ちなみに、わりとジャケ買い(ジャケ画像はここにあり)。
で、ジャケ買いはしたものの「きっとつまんないだろうな」と思ってたら(じゃあ買うなよって気もするけど)、これが結構良かった。機関車のいろんな音が巧みに組み合わされていて。もっとガタゴトな音が入ってるかと思ったら、そうではない機関車の音がいろいろ使われていて、それも新鮮だったし。
「機関車交響曲」の他に「蒸気機関の練習曲」という曲が入っていて、どういうことだろうと思っていたら、なんか野原っぽい音とかがバックに入っていて、のどかな感じで、確かに練習曲だった(笑)。
あと、音を組み合わせる前の素材も入っていて(「ハンガリー蒸気機関車のオリジナル録音」)、これもなかなか楽しかった。「あ、あの音はこういうことだったのか!」みたいな感じが。
新実徳英/「風神・雷神」~新実徳英作品集
ジャケ↓がね、素敵で。俵屋宗達好きだし。
風神・雷神(和太鼓とオルガンとオーケストラのための)
で、ジャケだけじゃなく、和太鼓とオケというのも、これを買った理由のうちの大きな部分を占める。オケは不協和音まくりでカッコ良いし、変拍子の和太鼓ってのも新鮮で良かった。オルガンも素敵だった。
予想より、遥かに和太鼓がカッコ良い。
カントゥスヴィターリス(ヴァイオリン協奏曲)
切なくて緊張感あって、良いのではないでしょうか。
もろ現代音楽というわけでもなく、展開やら盛り上がりもあるので、普通のクラシック好きな人も大丈夫かも?
アニマソニート(ソプラノとオーケストラのための)
しずーかに声が聴こえてるなーと思ったら急にズカドン!とかなって楽しい。
丹波明/音の干渉 丹波明作品集-邦楽器のための-
純邦楽、つまり三味線とか尺八とか。そういう楽器によるオーケストラ。
ちょっと心配してたけど、カッコ良くて気に入った。カッコ良い、というのは、狂った感じ、ってこと。