萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

アラビア語オリンピックとモスクとリサ・ステッグマイヤー

昨日の外国人エンジニアとの交流に引き続き、クロスカルチャー第2弾として、今日はアラブ イスラーム学院のアラビア語オリンピックと、東京ジャーミイ・トルコ文化センターのモスクへ行って参りました。

アラビア語オリンピックは、最寄り駅の広尾駅から行ったんだけど、広尾駅のトイレ、なんと男女兼用。しかも改札の脇の変な場所にある。まあ場所は良いけど男女兼用はどうなんだろう。女子と一緒にアラビア語オリンピック行ったんだけど、改札に向かいながら僕が「ちょっとトイレ」と行ったらその女子も「わたしも」とか言ってたけど、男女兼用だから入るに入れなかったっぽかったぞ。なんか、広尾、脇が甘いな。

で、そんなトイレット話はどうでもよくてアラビア語オリンピック。今回はアラビア書道を目的に見に行くという、焦点がはっきりしていたこともあり、ブレずに楽しめた。前回行ったときは雨の日で、なんとなく学院内も暗かったんだけど、今回は天気も良かったので明るかった。当たり前だけど、これ大事。

ただ残念だったのは、僕らのタイミングが悪く、アラブな衣装のお部屋に入れなかった。スピーチの準備で忙しかったようでCLOSEDと書いてあったのです。

書道は、1時間、飽きもせずに見てられた。書体がいろいろあって楽しかったのだ。

続いて代々木上原にあるモスクへ。礼拝堂に入ってみたら、そこではアラブな子供たち(小学校低学年という感じ)がボール投げして遊んでた。こらこら(笑)。なんか、一度は、説教台の上にボールが上がってしまって、みんなで焦りながらボールを回収してて楽しかった。

と、そんな少年たちを見ていたところ、スーツの方が僕らに近づいてきて、お座りくださいと。はーいってんで座ってみたところ、突然朗々とした詠唱が。あとで聞いたところによると、「いまから礼拝が始まりますよー」というお知らせの詠唱だったようなのだが、この詠唱に僕はびっくり。なんでかってーと。QUADORAPHONICSってバンドというかユニットがあったんだけど(岡野ハジメ+吉田仁)、このバンドのファーストアルバムであるHEAT MEの最後の曲「BIRTHDAY SONG」のオープニングに入ってる音と同じだったから。前から、この音がイスラム教の詠唱だということは知っていたのだけど、その後クルアーン(コーラン)のCDを購入したりしたものの見つからず、あれは何だったんだろうと思っていたのでした。というわけで、礼拝が終わったあと、1階にある事務所で「あれが入ってるCDはありますか?」って質問して目出度くCDを購入したのだが、ライナーには10曲しか書いてないのに11曲入ってる。マイナーなCDのようで、iTunesにツッコんでも何も情報出てこない。誰かDavetって人(たぶん)のİsmail Coşarってアルバム(たぶん)についてご存じの方はご一報を。

さて、例の遊んでたガキどもであるが、礼拝が始まっても小声ではあったが遊んでおり、大丈夫なのかなと思ってたら、そのうちめんどくさそうに、なのか、恥ずかしそうに、なのかわからないけれど、ぎこちない感じで頭を床に着けたりしてた。なんかそのさまがかわいらしくて、「こうやって受け継がれていくのだなあ」という気持ちになり、これを見ただけでも来て良かったと思った。

モスクは圧倒的に美しかった。音響も良かったし。

で、これはイスラム教と関係ないけど、夜はGuarapo de la Bombaってサルサバンドのライブを見に行った。そしたら、リサ・ステッグマイヤー(たぶん)がいた。リサ・ステッグマイヤー(たぶん)は踊っていた。華麗に。まさかこんなところでリサ・ステッグマイヤー(たぶん)を見るとはとも思ったが、それより2日連続でドイツ人を見たことに驚いた。驚いてから気がついたけど、リサ・ステッグマイヤーはドイツ人ではなく、ドイツ系アメリカ人と日本人のハーフだった。つーか、リサ・ステッグマイヤーってトライアスロンやるんだー。すげー。そりゃ踊りも華麗だわなあ。