職場の人に教えてもらったので、セックスワーク・サミットなるものに行ってきた。今回のテーマは「社会的養護と性風俗」。やりたくて、そしてその覚悟があったやる分には性風俗で働くのも問題ないと思うけど、働かざるを得なかったり、ましてや働かされるとかは、ものすごく嫌なんだよね。
ちなみに国立オリンピック記念青少年総合センターは20年近く前にしりあがり寿さんとこの事務所の人たちと一緒にバレーボールやって膝に大きな負傷を負って以来。たぶん参宮橋自体がそう。あんとき僕に付き添いしてくれたうちのバイトの子可愛かったなあ。
さておき。
アフターケアというジャンル(?)の、児童養護施設出身者のケアをしてるゆずりはという事業をやってる人の話の中で、「社会保障は性風俗に敗北した」という話が出てきて衝撃を受けるとともにものすごくなるほどと思った。サミット主催(たぶん)のホワイトハンズの人が、勝ち負け問題ではなくそれぞれの役割だというようなことを言っていて、「性風俗で働きたくないのに働いてる人の話してんだから勝ち負けの問題だろ」と思った。「勝ち負けの問題ではない」って言ってマウンティングした方が賢そうに見える風潮は嫌い。
「アフターケア」という専門用語(?)があるの知らんかったんだけど、この言葉はなかなか刺激的というかなるほどなあと思った。ちなみに当然ながらすべての(児童養護)施設退所者に当てはまる話なわけではない。
ふたつ目のフローレンスの人の特別養子縁組の話は、性風俗で働いている人との関連があるのはわかるけど、やっぱ無理矢理感あるというか、そんなことより登壇者の「特別養子縁組」のイントネーションが独特でそればっか気になった。あとフローレンスって言われたらあの有名お笑いトリオの2/3がかつていたコンビとか思ってしまうのもある。
最後の、弁護士でもあり風テラスの人でもある安井飛鳥さんの話は、面白くはあったんだけど、「性風俗で働く子どもたち」という言葉の語義矛盾が気になってずっとモヤモヤしていた(18歳未満の「子ども」はそもそも性風俗で働けないし、違法営業の風俗の話でもなかった)。
「性風俗で働く子どもたち」という語義矛盾が解消されないままの話だったからわりとモヤモヤしながら聞いてた。まあ、面白くはあったけど。
各回、質問シートに質問や感想を書いて進行の人に渡し、選ばれた質問が読まれるんだけど、けっこういろいろ書いたのにひとつも選ばれなかった僕は質問力が足りないんだなあと思った。
- 作者:谷原 誠
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 新書
あと、時間管理が下手で、どんどん伸びて行ってたの、「支援者のパターナリズム」と似てるかもとか思いながら途中で帰った。「お前ら一生ダラダラ自己満足の話してろ」とかは思わなかったけど。でも、途中で帰ったってことは5,600円分の5,300円分くらいしか享受してないから悔しい。
ちなみにお昼はカフェテリアで食べた。良かった。
若い人たちで混み合うカフェテリア(なんとドリンクバーかつサラダバーかつごはんもお代わりできる)でひとつ置いた席に集うJKたちの会話を聞くともなしにごはんをひとりで食べてたんだけど、学食でひとりでごはん食べるのとかって、あれなんであんなに嫌だったんだろうね。
久しぶりに箱根そばでコロッケそば食べれたのも良かったな。
箱そばに行くまで、コロッケそばの存在意義がわかりませんでした。
そうそう、『夢をかなえるゾウ文庫版』のやつは、反応があんまりなくて進んでない。僕はこういうの返事しちゃう方なんだけど、お節介なのかもなあ(BGM:Pink Floyd "Meddle")。
課題を出されてるんで良かったら協力してください。僕が一番得意なことって何だと思いますか?リプとかDMくれると嬉しいです。直接LINEとかで聞いちゃうこともあるかも〜〜🦆🦆🦆
— 萩原佳明 (@hagitter) 2017年9月15日
【今日のよかったことがんばったこと】
ふたつあって。
なんか、フォローしてるムスリマ(ムスリム女性)がインスタでライブしてるなあと思って見てみたら、ジブリ展みたいなのをやってる子たちで、日本語もわりとできて楽しく会話できたけど、日本人の僕がまったくジブリを見たことがないから話について行けないという、稀有な体験をした。楽しかった。
— 萩原佳明 (@hagitter) 2017年9月16日
そんなわけで早速実践。ドラッグストアだけど。高校生くらいの研修中の子に「お名前珍しいですよね〜」と話を振ったら小学校のときのほのぼのエピソードとかを教えてくれたりして、レジ前は和やかな空気に包まれました。 https://t.co/YJl1ClpEzC
— 萩原佳明 (@hagitter) 2017年9月17日