萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

女だら毛

それは昨日のこと。

女だらけのバンドであるところのMusic Hairのライブを観に行った。Music Hairの構成員全部で6人。「大西ユカリと新世界」のボーカル大西さん、サックスとボーカルのあのゆかりさん(すみません、あのさんは何をやってる人か詳しく知りません)、キーボードとボーカルは「筆おろし」のメンバーでもある柴草玲さん、で、あとの3人は今度うちのバンドまぼろちと対バンをしてもらう予定の「パンチの効いたブルース」の長見順さん(ギターとボーカル)、GRACEさん(ドラムとボーカル)、かわいしのぶさん(ベースとボーカル)。ちなみに長見さんとGRACEさんは筆おろしのメンバーでもある。

で、全員にボーカルと書いたからわかるかもしれないけれど、全員がボーカルを取れる人たちで、実際それぞれの曲でそれぞれの人がボーカルを取っていて、かつ、ほとんどの曲でコーラスが入っていて、かなり楽しかった。大西さんとあのさんは出ずっぱりではなく、わりとメインはパンチ+芝草さん(もしくは筆おろし+かわいさん)の4人での演奏だった。

楽曲もバラエティーに富んでいて、Music Hairのファースト・アルバムである「ザ・ピリーソウル(紙ジャケット仕様)」からはもちろん、それぞれのソロの曲もやった模様。あまり詳しくないけど、「大西ユカリと新世界」の曲もやったっぽいし、柴草さんは「ゴルゴ13のうた」を歌っていた。ちなみに「ゴルゴ13のうた」は着メモ(着うたかも)もあるっぽい。

個人的には女子の恐しさを描いた「ふ・わ・ふ・わ」という曲(「わたし難しいことはよくわからないの♪でもそんなところがあなたは好きだもんね?」的な歌詞を歌うあのさんを他の5人がいじめる曲)や、アンコールで演奏された、パンチの持ちネタであるところの八代亜紀舟歌」ロック・バージョンが好きである。

とにかく楽しかったというのが感想なのだけど、なんだか改めて、しみじみと、「さすがプロ。かわいさんはベースがうまいなあ」と思った(アホみたいな感想だけど)。だってさあ、フレット押さえる指に全然力が入ってないもんね。どうしても、僕なんかだと力んじゃうんだよなあ。

ブラック・ウォッカ+トニック=ブラック・トニックというのを飲んだがあまりよくわからなかった。

目の前に若い女子(たぶん6歳ぐらい)がいて、おそらく両親に連れて来られたのであろう、開演前、ヘレン・ケラーの伝記マンガを読んでたのがちょっと面白かった。で、ヘレンの次にジョン・レノンの伝記マンガを読んでたのがもっと面白かった。つーかジョン・レノンの伝記マンガなんかあんのね。どんな内容なのか、かなり興味あり。で、そんな彼女はやはりノリノリというわけには行かなかったようだが、アンコールの手拍子とかは、まわりを見ながら空気を読んだらしくちゃんとやってた。なかなか素晴しい。その調子で将来は秘書検定とか受けてほしい。

帰りに楽屋に寄ってかわいさんとGRACEさんにあいさつをした(長見さんにはあいさつできず)。でもそのときにピリーソウル(Pilly Soul)のピリーの意味を聞くのを忘れてた。ざっと辞書で調べたけど見つからないんだよね。調べ方が悪いのかな。

帰りは初めてリトル・スプーンでカレーを食して注文の30秒後にカレーが出て来たことに驚愕しつつTSUTAYA渋谷店に寄り、10枚ぐらい返して10枚ぐらい借りて帰った。

しかし、改めて思うのだが、こういう人たち(パンチさん)に対バンしてもらう僕らってのも、かなり幸せというか、1年前、対バンのお願いをした僕もかなり無鉄砲というか。しかも今回は松前公高さんにも出てもらうことになり、これはこれでまた無鉄砲な気がする。あと久しぶりにアーバンギャルズと対バンできるのも幸せ。

3月3日に三軒茶屋でライブです。来てね。3が3つで覚えやすいでしょ?

と、最後は微妙に告知になってしまいましたがご機嫌よう。ちなみにジョン・レノンの伝記マンガは、ぱっと見たところかなり少女マンガ風の絵柄でした。読んだことがある人は僕に内容を教えてください。やっぱ聖人君子として描かれてるのかなあ。謎々しい。