萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

『笑う五臓六腑』

あの別役実が原作のマンガである。というか、本屋で見つけて目が点になり、30分ほど悩んだ末「ここで買わないと2度と会えないかもしれない」と思い購入。

高校生のときに別役実の『ポンコツ車と五人の紳士』(『数字で書かれた物語』に収録)に触れ、東京に来て初めて買った本がベケットの『ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)』である僕にとって、別役実の名前は特別なのである。

で、内容はと言いますと。

元弁護士、元医者、そして生臭和尚の3人組を主人公にした、臓器移植を巡る社会派ドタバタコメディ。

なんだそりゃー。

男1と男2と男3と男4と男5と女1と女2と女3が登場人物とかの方が良かったなー。でもまあ良い。好きな作家の本は、年貢だと思って、できるだけ買うのである。次は面白いの書いてねーとか思いながら。

笑う五臓六腑 (ビッグコミックス)

笑う五臓六腑 (ビッグコミックス)

★☆☆☆☆:売っても良いと思う本