あの別役実が原作のマンガである。というか、本屋で見つけて目が点になり、30分ほど悩んだ末「ここで買わないと2度と会えないかもしれない」と思い購入。
高校生のときに別役実の『ポンコツ車と五人の紳士』(『数字で書かれた物語』に収録)に触れ、東京に来て初めて買った本がベケットの『ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)』である僕にとって、別役実の名前は特別なのである。
で、内容はと言いますと。
元弁護士、元医者、そして生臭和尚の3人組を主人公にした、臓器移植を巡る社会派ドタバタコメディ。
なんだそりゃー。
男1と男2と男3と男4と男5と女1と女2と女3が登場人物とかの方が良かったなー。でもまあ良い。好きな作家の本は、年貢だと思って、できるだけ買うのである。次は面白いの書いてねーとか思いながら。
- 作者: 別役実,くのけいじ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/01/30
- メディア: コミック
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★☆☆☆☆:売っても良いと思う本