萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

何かを待ちながら

待つものと言えばゴドーしかありませんが、あの戯曲の最初のセリフ

Nothing to be done.

どうにもならん。

と訳したのは、名訳な気がしますね。受動態に伴う他律性をうまく表現してて。

ところでいま手元にゴド待ちの翻訳ないからわかんないけど、たしか『朝日のような夕日をつれて』では

ゴドーさんは来られないって。

となってた部分、原作では、急いで

Mr. Godot told me to tell you he won't come this evening but surely tomorrow.

と言うみたいですね。まあそんなことよりここまでの箇所でa boyが"Sir"を連発するのが「なんかすげー」って感じですけど。

いまもイギリスではサーサー言ってんかな。

ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

新訳も出てるなら読んでみたいな。

でもあんまり待たせないでね?