萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

51歳になったので何かください

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「今日誕生日なんだよね」
「あら。おめでとう」
「何歳になっと思う?」
「何歳になったの?」
「当てる気はないの?」
「うん。てかこのネタでもこの形式で書くんだ」
「なんか気に入っちゃって」
「そか」
「で、なんと51歳になりました」
「おー。人生100年時代ですら後半戦」
素因数分解すると3×17です」
「良かったね」
「いままでは誕生日に『もうおめでとうって年じゃないよ~』って人を見ると『ええやん「おめでとう」って言われてんだから素直に喜べば』と思ってたけど、なんだかちょっとしんどいね、『おめでとう』って言われるの」
「なんで?」
「だって誕生日を迎えるってことはもうすぐ死ぬってことじゃん」
「極端だな。高低差あり過ぎて赤方偏移しそう」
「説ある」
「コアトル」
赤方偏移つながりで言うと、なんか時間の進み方が速すぎて」
「それみんな言うね」
「時間の進み方はまわりの誰にも負けないくらい速い自信がある」
「そんなこと言われても観測不能じゃん」
「たしかに🦀」
「そうすると、いろんなことが『昨日のことのよう』なの?」
そだねー。前は一応社長やってて、そのあとにいまのような支援職という仕事に就いたんだけど、もう7年目なんだよね。もしくは8年目」
「そこはちゃんと覚えてようか?」
「あとは、この期間に疎遠になった人たちね」
「いつもそれ言うよね」
「毎年『○○歳になったので何かください』って言うんだけど」
「迷惑だなあ」
「以前はけっこういろんな人がSNSでコメントくれてたんだよね」
「うん」
「たとえば『私の親より、恋人より、誰より今の私の気持ちを知ってる📘今年もそばにいてね🌹いつも本当にありがとう🍷こんな私だけどよろしくね💐』とか、『完全なJKとして祝えるのラストだと思ったのでJKぽくお祝いしてみました。おめでとうございます🎉居酒屋もファミレスも好きなのでいろいろ連れてってくれるの嬉しいです。これからも3人で逢瀬しましょう卍』とか、『はぎはらさん!大変遅くなりましたが!が!お誕生日おめでとうございます!いつもはぎはらさんのリプに助けてもらったりしています!このアカウントで大好きな人の中の1人です!😀』とか」
「うーん、なんでそういうのを例として挙げようと思うかなあ。必死に書き写してるかと思うと涙が止まらないよ。てかコンプラ
「でも最近あんまりSNSやってないから『去る者日々に疎し』というわけで、もしくは単純接触効果というやつで、またはマインドシェアって言うやつで」
「そういうのいいから」
「要するにあんまり顔を出してないと反応なくなるわけ」
「そりゃそうでしょうねえ」
「切ないよね」
「でも自分のせいじゃん」
「たしかに🦀」
「そしたら、今年1年もがんばって行こうね!」
「急にまとめられてしまいました」
「老いては子に従えってやつよ」
「きみは子じゃないし、まだ老いたとは思いたくないのですが。必死でApple Musicのブレイキング:J-Popって言うプレイリストも聴いてるし」
「うぇーい」
「なんとまあこの日記も終わりのようです」
「はい。あなたの番ですよ」
「あでも、せっかくなので僕の頭の中の人たちが祝ってくれてる画像でも作っておこうかな」
「お。それええやん」
「あざしたー」

ブレイキング:J-Pop

music.apple.com


Created by ChatGPT with DALL-E 3.