萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

禁酒日記(12日目)

ブルー・マンデーという言葉がある(曲もある)。

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月曜の朝は憂鬱だ。「今週も仕事か」。それは日曜の夜かもしれない。「明日から一週間仕事か」。

この数年で「日曜と水曜が休み」と「土日が休み」のふたつを経験したが、後者の方が憂鬱度は高かった。

なぜかというと「土日が休み」だと悩む時間があるからだ。

土曜日。

休む。本を読んだり、友達と遊んだり。なんなら酒を飲んだり。

日曜日。

また休む。でも昨日よりやることが少ない。次の日の仕事の準備をする必要もあるわけで。だから余計なこと考える時間ができてしまう。「仕事しない時間が続いちゃったけど明日からちゃんとやれるかな。仕事のやり方を忘れてないかな」。

こんな風に僕の場合は自由に考える時間のある土日休みの方が緊張してしまい、憂鬱な日曜日を過ごすことになるのだ。

サルトルは言った。

「人間は自由の刑に処せられている」

書いてみたかっただけで、僕が言っている自由とサルトルの言う自由が同じかどうかは知らない。

誰かが言った。

「寝れないなら寝酒をすればいじゃない」

他の誰かが言った。

「でも寝酒すると眠りが浅くなるらしいよ」

他の誰か。

「けどそもそも今回の禁酒で眠りの質はあんま変わってないらしい」

他の。

「最近は夕方以降カフェインを摂らないようにしてるのにね」

他。

「とうもろこし茶を飲むようにしてるらしい」

「麦茶を買ったけど800mlの水筒に2l用のティーバッグを入れたら濃すぎて飲めんかったとか」

「だいたい寝る前にスマホ見てるからダメなんだよ」

「入眠儀式が足らんね」

「寝酒するしかないんじゃない?」

「寝付きはいいんだってさ」

「バイキングだって樽の上に座ってお酒我慢してるんだから我慢するしかないのかも」

「だねー」

……誰だお前ら。


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