萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

ライブのお礼的なこと

というわけであらためまして、ライブ来てくれた方ありがとうございました。

来られなかった人(ゴドーさんとか←不条理演劇ギャグ)のために、他人が撮った写真の無断直リンクに簡単な感想を書くことで、なんとなく雰囲気をお伝えできればと思います。

ジェイソン・シャルトン(PANICSMILE)

ギターでウネウネ。ビローンビローン。かと思うと、たまにカチっとしたリフっぽい音も出たりして、引き出しの多さを堪能させてもらいました。

でも、自分の出番前だったので若干緊張しており、そんなにちゃんと聴けず。今度また伺います。

HAGIHARA Yoshiaki

僕。

時刻表の音楽 -山手線のために-から「新宿駅 -オギュスト・ミュステルのために-」を演奏しているところ。

ちなみにこないだ読んだ本に、写真の下にキャプション書いた方が読まれる確率高いって書いてあったんでそうしてみた。

Conti

演奏中の写真がなかったのでKOBAさんの素敵なトレーナーの後ろ姿の写真。

カクカクっとしたスクエアな演奏がたまらん。

僕のお友達がCD買って帰ったらしい。

RENT:A*CAR

演奏中にメンバーのiwasawa takashiさんが写真を撮っていたのだがそれがたぶんこれ。「ハメ撮りかよ!」とか一瞬思ったけどあまりこういうこと書くと日記が下品になるからこれくらいにしとく。

インプロでアンビエントをやるという頭のおかしな人たち。

とても素敵な演奏だった。

あと映像も、僕に合わせて電車の絵にしてくれたようで、決して僕は鉄ではないが嬉しかったっす。つかさすがに綺麗な絵だった。

マサラワーラー

カレー食べ放題の件ね。

うまそうでしょ?

僕は自分の出番が終わってから食べたんだが(ちゃんと残ってて安心した)、ほんとうまかったよ!

自分の話をもう少し

やったこと、もうちょい書いておきます。

僕はソロでやるときはMCを文字でやることに決めてます。だもんで、ノートPCのメモ帳のフォントサイズを96に変更して、書式メニューから「右端で折り返す(W)」にチェックオン!

で、リハが終わったあとに急いで本番に使うプレゼンファイルを作成。もちろん高橋メソッドです。もちろんパワポじゃなくてOpenOffice.orgです。

たとえば1曲目にやったBreakout Beatsならこんな感じ。

Breakout Beats

の説明

Breatout

つまり

ブロックくずしで

ブレイクビーツ

こわしてく曲

横軸

タイムライン

縦軸

周波数

クリアすると
曲も終わり

そんな感じ!

で、おもむろにBreakoutBeats.pdeというProcessingのソースファイルを開いてCtrl-Rで実行。

この曲は演奏っつってもブロックくずしをやるだけなんだが、ゲームをうまくプレイできないと演奏時間が伸びてしまうというなかなかスリリングな曲。初めての演奏だったのでちょいと緊張してしまい、裏技で入れておいたボールとパッドを大きくする技を早々に使って演奏を終わらせてしまう。

もうちょいやっても良かったのではとか言われたごめん。

こないだも書いたけど、ここで触れるんでよかったら。

次。

次の曲はin M。テリー・ライリーのin Cの初音ミクカバー。これまたニコ動とかYouTubeで見れます。

で、この曲は、53個のメロディーのパーツを、演奏者が、順番通りに、好きな回数だけ繰り返して演奏する曲なんで、この曲もProcessingを使ってプログラム書いて、お客さんと一緒に演奏しようかなと思ってたのね。3人の初音ミクが歌うんだけど、1と2と3というボタンを用意しておいて、お客さんは1番を担当、僕が2番と3番を担当して、好きなときにボタンを押すと次のパーツに行くみたいな。でも(当日の午前2時ぐらいに)試してみたらレイテンシの問題で、つまりボタン押してから音が出るまでのタイミングの問題で使えない感じだったので断念。一瞬、もっと工夫して、「ボタンを押したら、そのループが終わったあとで次のパーツに行く」みたいなプログラムにしようかとも思ったけど、さすがに時間なさすぎましてね。

なので仕方なく、普段使っているCubasisという、Cubaseの弟分ソフトで「もう10年以上前のソフトだから動作がおかしくてもサポートしてもらえないというか実際曲作ってるときに頻繁に止まるのでソフトを起動しなおさなきゃいかん」という素敵なソフトでこの曲のプロジェクトウインドーを開き、パーツが短いところではちょっとズームして表示、長いところでは引いた感じで画面を表示して、音が鳴ってる間になんか作業してる風を装いました(笑)。一応、ケツの部分だけは、本当に演奏中に長さを変えたりしたんだけど。

次はCanon for Euler。

こいつは、全7パートからなる曲で、それにイントロとアウトロがあり、それぞれの間を機械の声が「Part One」みたいにしゃべるという趣向。なので、各パーツを音声ファイルとして用意して、愛するGoldWaveという音声ソフトでそれぞれの音声を開いて準備。でも全部開くとメモリ足りなくてスワップしちゃうんで必要最低限な分だけ。あと、この曲はパートとパートの切り替えをお客さんにホイッスルで合図してもらおうと思い、購入したホイッスル片手に「急募:僕の合図に合わせて1分ごとに時間を計ってホイッスルを吹くだけの簡単なお仕事です」とMCで募集したけど応募がなく、仕方ないので見に来てた妻にお願いした。

というわけで、流れは、まあ、こんな感じ。

  • GoldWaveでイントロの音声を再生
  • 適当なところで停止
  • espeakというソフトで「Part One」としゃべらせる
  • 急いでGoldWaveに切り替えてパート1の音声を再生
  • 妻に目で合図して1分計ってもらう
  • その間にイントロの音声を閉じてパート2の音声ファイルを用意
  • espeakに「Part Two」と入力しておく
  • ホイッスルを待つ
  • パート1の音声を停止
  • 急いでespeakに切り替えて「Part Two」としゃべらせる
  • 急いでGoldWaveに切り替えてパート2の音声を再生
  • (中略)
  • ホイッスルを待つ
  • パート7の音声を停止
  • アウトロの音声を再生
  • 適当にアウトロの音声を停止
  • 終わり

普段使ってるマシンではないので、やっぱりキーボード操作にまごついてしまいました。

で、最後。

最後は新宿駅の時刻表の曲。

映像を流しながらドラムを叩くと(さっきの写真)。

やっぱり途中でよくわからなくなり気が付いたら半小節遅れになってたりするのを発見。18時台のブレークに入る前にロールの真似ごとを行うことで途中でごまかしてみたりした。

でも次やるときは、バスドラの音まで映像に入れておこうと心に誓った。

演奏後にCanon for Eulerで余ったホイッスルを「誰かほしい人!」と聞いたらふたりもいてくれたのでじゃんけんしてもらって女子の方にあげました。

そしてこの女子は偶然僕の知り合いの知り合いだったという、またもや自分の偶然パワーに驚きつつ、今日はこのへんにしたいと思います。

あ、CDはおかげさまで数枚売れました。ありがとう!