というわけで来てくれた方、ありがとうございました。たぶん伝説のショーとなったと思われます。
ちょっとづつ感想など。
COSMIC3
COSMIC3は、COSMIC7のいつもの5人のメンバーからふたりが不参加のバージョン。5人のときに7で3人のときに3というのは何故だろう。
というわけで関係式を求めてみました。
人数をx、COSMICに続く数字をyとすると、
y=2x-3
という式が成り立つようです。
なので、ざっと表を作ると、
5人 | COSMIC7 |
4人 | COSMIC5 |
3人 | COSMIC3 |
2人 | COSMIC1 |
1人 | COSMIC-1 |
となります。
King CrimsonのProjeKctシリーズみたいになるのかと思ってたから、「COSMIC0のときが楽しみだ」とか発言したんですが、xは自然数という制約があるので、COSMIC0というのは発生しないんですね。見落としてました。
人数が減った分、COSMIC7よっかストレートな音だったけど、意外と音は薄くなってなかった。と思うのは、ステージに一番近いところで見てたせいでしょうか。
ハギヌン
僕たちのバンド。まあ特に言うことはないですかね。基本的に無表情で演奏することにしてて、演奏中もずっと楽譜を見ることにしてるので、お客さんの反応もあまりわからず。まあそんなに「ウオー!」とか「イエー!」とかではなかったけど。
とりあえず、スーツのおなかまわりが大変キツかったです。
ドイツ人を迎えるということで、Nenaの99 Luftballonsをやった訳ですが、リハ前に実はEdía Paff(今回のメインのドイツ人アーティスト)は99 Luftballonsが嫌いという話が判明。なんてこと・・・。でも演奏後に、Edía Paffと一緒に来てたオーストリア人女子(たぶん。僕の英語の理解が正しければ)が喜んでくれてたようなので良しとしましょう。この女子は絵の勉強に来ているらしく、川村記念美術館いいよねーとか、ロスコ展良かったよねーとか、そういう話もできて良かった。
河井克夫プロジェクト
河井さんがボーカルとテルミンで、ユキユキロさんがピアノでサポート。マイケル・ナイマンばりの16分音符のピアノが炸裂しておりました。
河井さんのテルミンがまったく安定せず、演奏しているあいだずっと河井さんがテルミンのつまみいじったりミキサーいじったりしてたのが面白かったです。
たぶんみんな同じ感想なのではなかろうか。
最後の曲、KraftwerkのThe Modelでは、なぜか僕がドラムとして参加。ハギヌンのハギとして参加だったので、やはりスーツのままの方が良いかなと直前で思い、自分のステージの後着替えずに演奏したところ、スーツのズボンの裾がバスドラムのペダルに引っかかって大変でした。「リハでやってないことはやらない方が良いかな」と一瞬思ったのだけど、その通りになったという次第。
まあ、だからリズムがヨレたわけじゃなく、元々リズムはヨレるんだけど。
親戚
今回は親戚のバーベキューバージョンだったようです。バーベキュー→野外→電気ない、みたいなことなのか、アコースティック編成でした。いつもの結婚式バージョンより、ちょっと設定を活かしきれてない感じがしたのが残念。たぶん僕は、親戚の「小言パンク」な部分が好きなんだと思われる。
Edía Paff
で、今回のメインのドイツ人。
ライブをやるのは初めてらしい。
前も書いたかもだけど、G.I.オレンジみたいですね(違うかも)。
D.A.F.の音をもっと今風にして、ボーカルをシアトリカルにした感じでしょうか。
なので、僕の中では、VdGG meets D.A.F.ということになりました。
ちなみにVdGGはVan der Graaf Generatorで、D.A.F.はDeutsch-Amerikanische Freundschaftです。
D.A.F.の名前を出したのでわかる人には伝わってると思いますが、Edía Paffは、男子だけど赤いマニキュアで「きゃあ!」とか言ったり「マルキュウの2サイコー☆」とか言ってる人です。
なので、唯一演奏したラブソングも、「ラブラブって感じの曲ではなく、ひとりの人をすごく大事に思うって曲」でした。
重い思い(言ってみたかっただけ)。
せっかくだしということで、Edía PaffのCDも購入してみました。1,000円。iTunesにつっこんだら曲名が出なかったので、僕の方で入力しておきました。
ジャケはこんな感じ。
Bomben auf Asphalt(アスファルトの上の爆弾)って曲がわりと好きでした。
てなわけで
実はハギヌン、9月にもライブの予定があります。そのときはソワカちゃんカバーでもやろうかなと思っているところ。よろしくどうぞ。
2009.08.18追記。
9月のライブはナシになりました。楽しみにしてた人がいたらごめんなさい。