仕事中に突然ルオーが見たくなったので、ホワイトボードに「おでかけ→17時」と書いて出光美術館というところに行ってきた。いま、「ルオー大回顧展」ってのをやってて、それが今度の日曜までだと気付いたので、いま行っとけみたいなことで。
目玉であるところの受難シリーズをペルトの「ヨハネ受難曲」をBGMにして見たりして、なかなか良かったのだが、いかんせん、全体的に順路がどうもわかんなかったんだよなあ。受難シリーズ、通常は収集順に展示されるらしいが(ってそれムチャクチャ駄目な展示方法だと思う)、今回は内容に沿った順番に並べましたーなんつってて、その肝心の順路がよくわからず。うーんって感じ。でもまあ、いつものように2周したんで2周目には順序も理解できたから良かったんだけど。
やっぱね、あの線の太さは、素敵よね。ステンドグラス職人やってたかららしいよ。
あと、宗教的な題材が多いせいか、髑髏が、なんか良いんだよなあ。
最晩年の、絵の具を塗りすぎちゃって2センチぐらい盛り上がってるのも、なんか笑える。激盛り。
順路以外にも、少し残念なことがあり、まず、衝撃だったのが、7月の半ばで一旦作品が入れ替わってるらしかったこと。なんとまあ。いまごろ気付いてるから、全部見れないやん・・・。
あとね、ミュージアムショップが、えらいヘボかった。民間の美術館だから、こういうのって力入れられるところだと思うんだけどなあ。ルオーのが、ポストカードと本ぐらいしかなかったんじゃないかなあ。残念。
しかし、フォローもすると、係のお姉さんたちが親切でした。
ぶったぎった感じで終わるけど、以上。