萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

ライヒのライブに行ってきたよ

今日は妻の誕生日だったのですが、スティーヴ・ライヒのコンサートを観に、ひとりで会社からひと駅の東京オペラシティに行ってきましたが、妻の誕生日というのは、もっとラブい感じじゃないといかんのでしょうか。

さておき、ライヒはもう70歳を越えてるようで、わりとおじいちゃんな感じではあったけれど、ドラミング(パート1)やら18人の音楽家のための音楽やらで演奏にも参加してて、1万円も出したかいがあったかなあと。生ライヒ、略して生イヒ、とか書くとギャル文字っぽいね。「明日のテストは生物と化学」という内容のスケジュール帳みたいなニュアンスで。そんで、前から7列目という、かなり良いポジショニングではあったのだけど、わりと全体的に音が「うわーん」って鳴ってる感じだったので、3階席でも良かったかもという気はちょっとだけした。でもそしたらたぶん、生イヒが観れてないので、良かったということにしよう。ちなみに「うわーん」というのは、音響が悪いとかそういう意味ではないです。なんかもう、音に包まれてるみたいな感じ、ぐらいなニュアンスで。

演奏されたのは、ドラミング(パート1)と、プロヴァーブ、18人の音楽家のための音楽でした。座敷わらしとかいたら怖いので、本当に18人いるかどうか数えたんだけど、心の中で「18人いる!」と叫んでしまいました(問題ない)。

うんと、ドラミングは、ズドズド言ってて、むしろこれ、和太鼓で聴きたいなと思った。プロヴァーヴは、寝そうだった。ソプラノが気持ち良すぎる。18人いる!は、ちょっとおケツ痛くなったけれど、なかなか至福な1時間でした。パルスにのせて、少しづつ、音の風景が切り変わってく。パーカッションの人が、うろうろしながら出たり入ったりしてるところが面白かったかな。あと、バスクラリネット、素敵。

僕の隣では、小4ぐらいの女の子が鑑賞してたんだけど、楽しかったかな。プリキュアとかの方が良かったんじゃないかな。大丈夫かな。でも、1回だけチラ見したら、真剣な眼差しで観てたので大丈夫だったのでしょう。あんなに若いころから現代音楽だなんて、うらやましい。