萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

追悼、イアン・ウォーレス

キング・クリムゾンのイアン・ウォーレス(Dr.)が亡くなったらしい。食道がんらしい。去年のボズ・バレルといい、「アイランズ」勢が続いてしまった。悲しいけれど、まあ、そういう年になってきたということなのかなあ。

イアン・ウォーレスといえば少し前にロバフリとの関係を修復し、クリムゾン・ジャズ・トリオなんてグループを作って、「キング・クリムゾン・ソングブック Vol.1」というピアノ、ベース、ドラムのアルバムを出していた。が、僕はジャズが苦手で、かつ、サンプル音源を聴いてもどうも好きになれなかったので、購入しなかったのだが、今回は追悼ということで、新宿にあるディスクユニオンプログレッシヴ館に行き、新品を購入してきた。ちょっとは印税が香典代わりになるかと思い。

で、聴いてみたところ、なんだか、とても良かった。良かったのは、僕のストライクゾーンが広くなったせいかもしれないれど、「Starless」と「Red」という、サンプルがなかった曲が良かったので、サンプルと僕の趣味が違っただけのような気はする。と思って再確認したら「Starless」はサンプルがあった。うーん。1曲通してじゃなかったからアレだったのかな。まあ、別になんでも良いけど。

ともあれ、さようなら、イアン・ウォーレス、なのである(相手の宗教が何かわからないので「合掌」とか「ご冥福をお祈りします」とか「安らか眠ってください」とか、そういうのうまく言えない。いつも別に気にしてるわけではないけど、ふと気になったもんで)。

もうVol. 2は出ないのかと思うと切ないですわ。