萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

誰かを励ますために

今日は朝からコインランドリーに行った。意外と混んでた。その後、時間調整でドトールに行ってサンドイッチ食べたんだけど、あんまりお腹減ってないから不思議だなあと思ってたら、洗濯してる間に松屋で焼魚定食を食べたんだった。記憶力ってやつは。

昼、横浜でペップトークというやつの勉強会。人を励ます方法というか、パンフ的には「元気・活気・勇気を与えるトーク術」ということみたい。本屋でペップトークの本を見かけて興味持ったあと、それとは全然関係ない産業カウンセラーの研修でペップトークの勉強会の紹介があったので、興味持って行ってみたわけ。まあ、主催の団体(たぶん)のFacebookページ(?)が「ポジティ部」って名前の段階で予想はしてたけど失敗だったね。内容的には賛成するところ多々なんだけど(肯定的な語りかけが大事とか、短く話すこととか)、苦手なフレーズが満載すぎる。「わくわく」「仲間」「ポジティブ」「人間力」「ドリームサポーター」。書いてて気持ち悪くなってきた。「引き寄せの法則」って言葉が好きか、「計画された偶然性」って言葉が好きか、みたいな話ではあると思うけど。

それと、なんか、会場の熱気が凄すぎて、自己啓発セミナーの集会みたいだったんだよなあ(自己啓発セミナーの集会だったのかもしれないけど)。やたらみんな頷いてるし、拍手がいちいちでかいし、みんなすごい笑うし、写真撮ると良いですよ的なスライドのときはほぼ全員スマホで写真撮り出すし。観客の7割くらいが先生だったんだけど、こういう「善意の人たち」が水にありがとうとか言っちゃうのかなあと思った。知らんけど。

ああ、写真撮る話で思い出した。ディズニーのとある映画の一部分を使おうと許可を取ろうとしたけど許可が下りなかった、という話をしながら、なので字幕とセリフを書き起こしました、と。それも許可いるけどね。あと、肖像権は写真を撮った人にあるみたいなことも言ってたなあ。まあ、そういう細かい部分で間違ったこと言ってるのも気になったな。

そんなわけで途中で帰った。

帰る途中、本屋でその興味を持った本を少し読んでみたけど、同じ団体の人が書いているせいか、著者は違う人だけど同じようなことが書いてあった。

ええと、こんなグチみたいなことばっか書いてても仕方ないので、それはそれとして学んだことを自分的にまとめ。

「廊下を走ってはいけません」のような否定的な言葉で言うよりも「廊下は静かに歩きましょう」のような言葉で言った方がいい。言葉にはイメージさせる力があるから。特に日本語はイメージの元になる目的語が述語より先に来るのでこの部分が重要。「ピンクの象を想像しないでください」と言っても想像しちゃうでしょ?

うーんと、このくらいでいいかなあ。

ああ、あとは、PEP TALKの頭文字を取った、

  • Present(事実を受け入れる)
  • Empathise(共感する)
  • Positive(とらえかた変換)
  • Teach(教え、教訓)
  • Action(してほしい変換)
  • Lead(勇気づけ、きっかけ)
  • Kickoff(背中のひと押し)

というのは、うまくまとめられてるなあと思った。

でもなあ、もともとスポーツのコーチの分野から始まってる(らしい)せいか、もともとがんばれる人たちを、もう少しがんばらせるためのもの、という印象があるんだよなあ。別にそれはそれで、もちろん存在意義あると思うけど。でも、出席してた「善意の」先生たちが、ピグマリオン効果を信じて、「できる生徒たち」をもっとできるようにするの、先生の自己効力感は高まるかもだけど、そいつらは放っておいてもやるんじゃないかなあという気がしないでもない。2位の人を1位にするのってそんなに大事なのかなと。蓮舫も辞めたし(?)。

すげえダラダラ書いちゃった。日本語だから余計な「くさみ」を感じちゃうのかもと思い、英語で本を読めばいいのかなあという気持ちも微レ存。