インド人の友達から「漢字の音読みと訓読みって、どうやって使い分けるの?」って質問をされた。うーん、なんて難しいことを聞く人だろう。「ごめん、ケースバイケース」的な返事を書いて、一応僕の大好きなWikipedia(英語版)を見たところ、
Deciding which reading is meant will depend on context, intended meaning, use in compounds, and even location in the sentence.
って書いてあった。適当に訳すと、
(複数ある漢字の読みのうち)どれを使うのかは、文脈やその意図、複合語(熟語?)の中にあるかどうか、もしくは文章のどこに置かれるかなど、様々な条件によって決められる。
って感じかなあ。そうだよね、ごめんね、難しくて。だから「僕らは子供の頃ものすごい時間を漢字の勉強に使うんだよ」って書いておいた。以前別の外国人の友達から「そんな時間無駄じゃん。アルファベットだったら26文字で全部表現できるし。そんな勉強に時間使うなんて無駄だよ」とか言われたこともある。一理あるかもしれん。だから誰だっけ。志賀直哉?日本語をやめてフランス語にしようとか言ってた人。で、その友達にはとりあえず「でも、そのせいでアルファベットの組み合わせ(つづりのこと)覚えるの大変じゃん?」って言ったら「いやそれはそうだけど」と、終わらない議論に突入した覚えが。
ところで機会があったら小学生、1年生とか2年生とかの国語の教科書見てみてください。ゆとり教育なんのその、意外と難しい感じを小さいころから勉強するんだなって思いますよ。