萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

アイデンティティを失う俺

アイデンティティ

アイデンティティとは、同一性、すなわち「《他ならぬ》それそのものであって他のものではない」という状態や性質のこと、あるいは、そのような同一性の確立の拠り所となる要素のことである。

アイデンティティの意味や定義 Weblio辞書

何のことやらという感じだが、心理学者のエリク・エリクソンという、最上もがみたいな名前の人が提唱した概念だということは、キャリアコンサルタントの国家資格を持っている俺は知っているのだ。どうだすごいだろう。

アイデンティティというのは青年期の課題であり、同一性と同一性の拡散という対立が見られるのであるが、そんなことはどうでもよくて、今年度から数学教師ではなくなってしまった。

一応、今年度もお誘いの言葉はあった。が、本業の休みが水曜と日曜で、その水曜に数学教師をやっていたのだが、いろいろとアレがナニして、本業の方で、1か月に1回、水曜も出勤日になってしまった。「契約結んだ時点ではそれ聞いてないんですけど……」と思う契約社員の俺であるが、そこは長い物には巻かれて生きて来たのも俺だ。とりあえず塾の方に連絡した。

「あのー、本業の方で月に1回、水曜日が空けられなくなっちゃいまして、昨年度の開講日からシミュレーションすると、合計で6日ほど参加できない日ができるんですけど、その日を代講で対応していただく形でお世話になることは可能でしょうか?」

心優しい塾の人からは「もう少し欠席が少ないなら考えてもいいけど……」的な返事をいただき、「とりあえず4/22に開講の予定です」ともおっしゃっていて、それまでにお呼びがかからなかったので、数学教師というアイデンティティを失ってしまったわけだ。

複数の仕事して、それぞれで学んだことをそれぞれで活かすの楽しいんだけどなあ。

ま、このコロナの時代、本当に開講されているかは、微妙だったりするのだが。

数学教師というアイデンティティを失っても、YouTubeの数学動画は見るつもり。面白いからね。

そしてそのうち、復活するのだ。

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