よく人とバッタリ会う。まさかこんなところでという場所で「萩原さん!」と声をかけられたり、僕から声をかけたり。
特に以前はほぼオレンジの服の人だったので、渋谷などコンクリートジャングルでも見付けてもらえることがあった。
時は流れて。
カタギの仕事(?)に就いた僕は、襟が付いた服などを着ている昨今です。
と、そんな僕にとある所で「萩原さん!」と声をかける人が。
顔を上げると、そこには、僕が会社を譲った元部下がいるではありませんか。
しんどくなって会社を畳もうと思い、でも存続することになっていろいろ話し合い、結果会社を引き継いでくれた社員(いまは社長、のはず)がそこにはいたのでした。
まさかそんな人とバッタリ会うとは思わないからねえ。ビックリしちゃった(小並感)。
そして「Tシャツじゃないじゃないですか」と言われた。
えへ。
ついでにあと3つ、バッタリエピソードを書いておきます。
以前、高校の同級生と連絡を取りたくなり、でもいろんな人に連絡先を聞くもののわからず、諦めかけていたときがあった。
そんな折、仕事で打ち合わせした帰りに有楽町線に乗っていたら、自分の目の前の席に何やら見覚えのある男性が。
見覚えがあるというより、その連絡を取りたい同級生のように見える。
が、さすがにそんな展開ないだろう。いや、でも声かけてみるか。
逡巡していたらその男性が電車を降り、その歩く姿を見て「あ、やっぱりあいつだ」と確信した。一緒の教室で勉強してると歩き方も学ぶもんですね。
そこで急遽一緒に電車に乗っていた部下(ちなみに上で書いた元部下)に「ちょっとここで降りるんで」と伝えて同級生を追いかけ、肩を叩いて旧交を温め合った。
となりたかったけど、数回連絡のやり取りをしただけで途絶えてしまった。
もうひとつは、さっき自分の日記を「バッタリ」で検索してたら出て来たエピソード。
名古屋でバレエを見た帰りに上野で合唱を見て帰る途中、東京駅で中央線に乗ったら知り合いからメールが来た。
「萩原さん、いま東京駅で中央線に乗りました?」
わりとよく外で人とバッタリ会う方なんで、「おお、またか」と思い、「あら。見られた?(笑)」みたいなメールを返したら30秒後ぐらいにその知り合いから肩を叩かれた。同じ車両に乗っていたらしい。
バッタリ×2 - 萩萩日記
最後のは元妻との話。
元妻は高校のときに付き合っていた人で、学年はひとつ下。
で、僕の方が先に東京に出て来ていたんだけど、なんやかんやありまして、僕は大学1年のときに別の人と付き合ってたんですね。一緒に住んだりもしてたけど、それはもうちょっと先のことだったかも。
とにかく、元妻も1年後に東京に出て来たとき、叔母さんちに住むよという連絡があり(連絡はまだ取り合ってたんで)、住所を見てみたら、僕が住んでるところから徒歩で数分のところだったんです。
当然お怒りになるのは当時の彼女で、この広い東京でそんなことあるわけないと。叔母さんの家の近所だからここに住むことにしたんじゃないかと、そんなことを言ってました。
それが原因ではない(と思うけど)その彼女とは別れ、なんやかんやありまして、高校のときの彼女であるところの元妻と結婚し、なんやかんやありまして、16年半後に離婚したのでした。
いまは独身貴族なので、日曜に自宅でふりかけビュッフェを楽しんだりしています。
うらやましがってもいいですよ。