昼食後、トイレに行きたくなり、近くのお店のトイレをちょいと拝借しようと思いトイレに入ろうとしたところ、「ご利用の方はスタッフまでひと声おかけください」の文字。が、わりとせっぱつまってたので「そんなことしたら漏らしちゃうよ!」とか思いつつ急ぎトイレに入る。一瞬「こんな狭かったっけか?」とか思ったもののあまり余裕もなかったので用を足した。用を足しながら、狭さについてしばし思考を巡らせ、その理由に思い当たる。それは、以前入ったときには存在した小便器がないからのようである。
・・・。
急いでいたあまり、女子トイレに入ってしまったのでした。
その事実に気がついてからはもう生きた心地がせず、もう、なんというか手足が震える。外に誰か待ってたらどうしようとか、間違えたんですと言っても信じてもらえなかったらどうしようとか、たとえば盗撮とかしてると思われたらどうしようとか、いろいろ悪いことばかり考えてしまう。急いではみたものの問題になってくるのはスピードではなくタイミングなので急いでも仕方ないとはわかりつつもやはり急いでしまうのであり、で、トイレを出て振り返ったらやはり「LADIES」と書いてあったのでした。
ごめんなさい。
次からもっと気をつけます。
注意書きに、文字通り注意を持ってかれたのが敗因でした。
でも、一応言い訳すると、注意書きが赤くて、つい「赤くない方のドア」に入ったつもりが、そっちのドアも「赤い方のドア」だったのでした。
というか、そっちのドアこそ「赤い方のドア」だったんですね。
あーあ。
ヘコむ。