萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

「傘を諦める」を諦めた

何度か書いているように、僕は傘を差すのが苦手なのです。傘を差すの「差す」という漢字がこれで合ってるかどうかも不安なくらい。

で、ちょっと前から「A Farewell to Umbrellas」を合言葉(嘘)に脱傘計画を進め、レインポンチョの購入、レインシューズの購入、防水のメッセンジャーバッグの購入と、いろいろ推し進めてきたわけなのですが、いかんせん、世間は傘嫌いに冷たい。

というか、合羽野郎に冷たい。

合羽というものは、着たり脱いだりするのにある程度の作業が必要なのですね。かつ、濡れない場所が。なので、どうしても、たとえばバスでの移動のときとか、コンビニに寄りたいときとか、合羽で行動してると難しいのですよ。大き目のバス停ならば合羽の着脱も可能だけれど、通り沿いの小さなバス停の場合、バスが着いてから合羽脱いでたらすごい迷惑だし、かといってバス停到着直後に合羽脱いだらすごい濡れるし、はたまた合羽着たままバスの中入るわけにもいかんだろうし。

というわけで、「少々の雨にはへこたれない」、「バスは時間を読み切る」、「コンビニに寄らない」とかいろんなルールを運用してたんだけど、そんなある日、オレンジの折り畳み傘(税込525円)を発見。

よく考えたら、僕のバッグって濡れても大丈夫だし、レインシューズはもちろん防水だし、いままで傘を差すときは体だけでなく荷物や靴も濡れないようにしないといけないところだったのが、僕はもう、そういう場所にはいない。自分の体だけ濡れなければ良いのです。ということは、傘スキルがかなり低くても大丈夫。

というわけで、適宜折り畳み傘と合羽を組み合わせて生活することにしました。

生まれ変わった僕を、どうぞよろしくお願いします。

あ、そうそう、傘って昔からいまのような状態というか形態で利用されてたと思ってる人も多いようで、たとえばヒカルの碁なんかでも、佐為が平安時代と同じだ的なこと言ってましたが、昔は、傘というものは家来が主に差しかける形だったようで。自分で傘を差すようになったのはわりと最近の話だったんですよ、てなことが以前Wikipediaの傘のページに書いてあったような気がしますがいま見たらないですね。勘違いかな。

モネの「日傘を差す女」って絵も良いですが、ponytailの「日傘を差す君に」って曲も良いですよね、って書こうと思ったらサンプル音源がないでやんの。

ではまた。