萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

最近聴いたCD

ライブ本番まではライブの宣伝します。3/8に下北でライブやるのでよろしくどうぞ

で、ここんところ、あまりCDを聴けてない。買ったり借りたりで、結構手元には溜まってるんだけど、ゆっくり時間を取ることができず。悲しい。

Yo La Tengo/I Am Not Afraid of You & I Will Beat Your Ass

なるほどねえという感じ。カッコ良いです。クラウトロックの人たちは正しかったんだなあと思った。本人たちはそういうつもりではなかったと思うけど。

なんかFaust(西尾維新とかのアレじゃなくて、「なんでニンジン食べないの?」とかの方)って、もっと再評価されて良いような気がした。Ash Ra Tempelだじゃなくてさあ。

PIERROT/FINALE

急に「ラストレター」って曲が聴きたくなり、知り合いの(元)PIERROT好きに「CD貸して」って言ったらえらい枚数貸された。PIERROTだけじゃなくて、L'luviaとか華月とかも。ま、嬉しいんだが。

で、やっぱり良いよねビジュアル系って、と思った。日本人の魂というか。そして、PIERROTも、思ったより良かった。ビジュアル系というのは、まあ歌謡ロックなわけですが、より、歌謡曲的というか(誉めてます)。つまり、やり過ぎてないと。

まあ、やり過ぎてるバンドも好きだけど。

ペルシャ絶唱?イスラム神秘主義の歌声

絶唱というと、なんか金切り声かと思ったら、もうなんというか、朗々とした感じで気持ち良い。特にヨーデルっぽい感じのビブラートとか(調べたところ、たぶんメリスマというもののようだ。ひとつの音節を、複数の音で歌う。コブシみたいなもん)。

ペルシャ(イラン)ってこともあるのか、アラブというより、ちょっとインド音楽ぽい感じもあり。

コンガっぽい音の打楽器(トンバックというらしい)の細かい連打が気持ち良い。

Persian Electronic Music: Yesterday & Today 1966

続いて同じくペルシャというかイランの現代音楽。

2枚組で、ふたりの作家の曲が掲載されてる。

1枚目の方は、クセナキスペルセポリスとか、シュトックハウゼンの少年の歌とかみたいな、ミュージックコンクレートな感じ。正直、取り立てて面白いとは思わなかった。

2枚目は、キラキラしてる音の群れが、ちょっとペルシャを感じさせて楽しい。全体的には、こちらもミュージックコンクレート感はありですが。

Clap Your Hands Say Yeah/Some Loud Thunder

うーんと、カッコ良いとは思うけど、まあ普通かなあと。聴き込めば楽しくなりそうな予感はあるけど。

あと、ライナーによると、フィリップ・グラスばりの曲があるということだったんだけど、どれのことかわからず。

譚盾/九歌

譚盾は以前オーケストラル・シアターってのを聴いて、あまり面白くなかった。が、これはなかなか良かった。

現代音楽CD×100―Modern music A~Zによると「呪術的なオペラ」ということだったけど、確かにそんな感じ。最初ちょっと民族音楽臭が鼻についたけど、だんだんとボーカルのバリエーションが増えていって、楽しくなってきた。

暗黒系のプログレを聴いてる楽しさもちょっと感じる。

そうそう、屈原が題材らしいです。

譚盾/タン・ドゥン:新マタイ受難曲-永遠の水

で、こちらも聴いてみた。

こちらも暗黒だった。

あと、その暗黒な声以外にも、タイトルにふさわしく水を使った楽器がちゃぷちゃぷ音を立ててて、それも綺麗な感じ。弦楽器とかも、緊張感のある良い音を出してるし。良いリフもあるしね。

第II部の3曲目(第3楽章?)「イエスの死と地震」で聴ける、ムチで空気を切るような音は圧巻でした。

インスタレーション的なもののようで、映像(というか演奏)と一緒に見ると良いらしいので、CDだけだったのがちょっと残念。

でも、かなり気に入りました。

Eddie Jobson/Theme of Secrets

U.K.だったりCurved Airだったりなヴァイオリニスト、Eddie Jobsonのソロアルバム。とあるプログレサイトのエレクトリック系プログレランキングをなんとなく見てたら、KraftwerkやらTangerine DreamやらKlaus Schulzeやらの名前に混じって、なぜかこの人の名前が。なんで?と最初思ったけど、この人、キーボーディストでもあったのだった。シンクラヴィア使ってるんだってさ。

で。

まあ、気持ち良いけれど、ぐらいかな。こういうのって何度も聴くと変わってくるので、もうちょい聴かないとなとは思う。

リズムがちゃんとある感じのシンセ音楽。雰囲気モノでは、あまりない感じ。

Opeth/Ghost Reveries

こちらはTech/Extreme Prog Metalのランキングに載ってたバンド。

デスポイスとクリアボイスのふたりがいるようで。ライナーには、すごいたくさんのプログレバンドの話が書いてあったけど、これってプログレの人が聴くのかなあ。やっぱりメタルの人が聴くような気はするんだが。

で、もうちょい変態かと思ったが、そこまで変態ではない感じ。どのへんがプログレかというと、シンフォな感じかなあ。嫌いではないが、でも、僕はMeshuggahの方が好きかな。

世の中のメタルをDream TheaterとMeshuggahに分けると(どんな分け方だ)、Dream Theaterの方だと思う。

7曲目の「The Grand Conjuration」が一番カッコ良かったです。

The Elysian Quartet/Prokofiev, G.: String Quartet

前に書いた、リミックスな弦楽四重奏の人たちの2枚目のアルバム。

今回も楽しかったれど、1枚目の方がリズム感強調されてたんで、どっちかってーとそっちの方が好きかな。今回はリズム強調ではない方向に行ってたようである。ただ、もちろんそれはそれで面白くて、特に「Starkey Remix」のアヴァンギャルド音響派な感じが好きだった。

Slapp Happy/Ça Va

変態ポップバンドSlapp Happyの久しぶりのアルバム(最近出たという意味ではなくて、出た当時の話)、ということだと思うんだけど、正直、いまいち。

The Rapture/Echoes

TSUTAYAのポップにロックでダンスって書いてあったので聴いてみた。

ただのダンスな気がする。

カッコ良いとは思うけど。

!!!/Louden Up Now [帯解説 / 歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC95)

ロックでダンスつながり。こういうの流行ってるんだろうねえとか思った。そういえば昔も踊り念仏とか流行ってたもんね(知らんけど)。

で、ヒップホップで踊るのが一段落したのかな、と思った。

売れてる(よね?)だけあってカッコ良かったです。

Bondage Fruit/BONDAGE FRUIT VI

オムトンと似てるなと思ったのは、マリンバが鳴ってたから。ミニマルの上にロックなギターやヴァイオリン。わりと好き。

the band apart/K.AND HIS BIKE

この10年での最高の1枚的なことがTSUTAYAのポップに書いてあった。てか、なんか、僕ってすごいTSUTAYAのポップを参考にしてる人だな。

で、ふーん、という感じ。

そして、ラウドの棚にあるバンドもボサノバをやるのかと驚いた。

ミドリ/清水

1曲目の「愛って悲しいね(宴会バージョン)」を聴いて「あ、こりゃダメだわ」と思ったけれど、次の曲から本格的な演奏が始まったらカッコ良くなった。キーボードがカッコ良いな。このフォーマットでのこのピアノの抜けは素晴らしいと思う。

ボーカルは、あまり好きではない。

Converge/JANE DOE

以前、これまたTSUTAYAのポップを参考にカオティック・ハードコアというものを聴いてみたものの、全然カオスを感じることができず残念で、でももうちょい探索してみようと思い聴いてみたのがこれ。

ようやくカオティックに出会えた気がします。

なんかトチ狂ってる感じの、刹那的な展開がたまらん。

素晴らしい。

ウィリアム・バシンスキー/Shortwavemusic

短波ラジオを音ネタに使ったアンビエント・ドローン。

良い。

ドローンなのに切ないというのがなんともたまらん。あと、定位が変なのも面白い。ずーっと左からばっかり聴こえてたり。

ただ、あまりラジオ感は感じられなかった。

でも、良かった。

Manuel Göttsching/E2-E4 Live

まず、えらい短いので驚いた(スタジオ盤は1時間ぐらいなのに、こっちは20分ちょっと)。で、音的にわりとアコースティックな感じでそれは面白かったんだけど、少しばかりスウィング感があり、その部分が、あまり好きになれなかった。

The Beatles/LOVE

いまごろ聴いてるあたりでモロバレだが、あまり経緯とか知らないし、そんなにビートルズを聴いてこなかったんで、「ただのリミックスなんじゃないの?」って感じ。かつ、あまりオリジナルとの違いもあまりわからん。

エレン・フルマン & ショーン・ミーハン/cut 022

自作の弦楽器「ロング・ストリング・インストゥルメント」による演奏。長さ14メートルの弦を張った楽器らしい。

エオリアンハープ的な音。つまり、ひゃーんって感じの高い音のドローン。

最近わりとドローン大丈夫になってるけれど、そんなに面白くなかった。

パフォーマンス込みなのかも。

ちなみにパフォーマンスは↓。


Bozzio, Levin & Stevens/Situation Dangerous

ちょっとフュージョンっぽいかなと思うところもあるけれど、特に1曲目とか3曲目とか、リフ中心の曲は良かった。

ピッコロタムが素敵みたいなことがライナーに書いてあったんだけど、それは、あまりわからんかった。

Deus Ex Machina/Equilibrismo Da Insofferenza

前から名前だけは知ってた、イタリアのバカテク系プログレバンド。機械の神って意味みたい。Deusがゼウス?

なんだか、すごいAreaみたいだった(バカテク変拍子ジャズロック)。ボーカルの感じとかも似てたような。ギターの歪み具合とかは違うけど。

Area好きなので、こちらも好きになって良さそうなんだけど、そうでもなかった。

でももう1枚ぐらいは聴こうかね。

Davet/İsmail Cosar

代々木上原のモスク、東京ジャーミイで購入したCD。礼拝の前の呼びかけである、アザーンが目当て。

ものすごーーーーーーーく良かった。深すぎるリバーブがまたたまらん。宗教音楽は装置だなと思う。

ちょっと音が割れてたのと、11曲入ってるのに10曲しかクレジットがないのが難点だけど、ま、そこはそれ。

ちなみにアルバム名(と思う)の最初の文字は、Iの上に点がついてる文字で、トルコ語とかで使う文字らしいよ。化けないで表示されてますかね。

アニメ SPEED

アザーンの次にこれってのもどうかと思うけど、まあいいや。

アニソンをもうちょい聴いてみるかということで、なんとなくトランス。アニメ好きとトランス好きって、あまりかぶらない印象あるけどどうなんだろう。

で、僕はダンスマニアシリーズが好きなんで、これも好きだった。

もののけ姫でボーカル入らなかったところとか、素晴らしいです。

EXIT TRANCE PRESENTS CODE SPEED アニメトランスBEST

同系統のもうひとつ。

選曲的に、アニメ好きな人が好きな感じかと思った(あんまり詳しくないけど、というか僕はハルヒとか、らき☆すたぐらいしかわからんかったけど)。

で、ちょっと別の曲になり切れてない感じがした。

つまり、あまり面白くなかった。

Exit Trance PRESENTS SPEED アニメトランス BEST 2

一緒に借りたので2も。

こっちの方が良いような気はした。

でも長門のセリフを長門じゃない人が言うのはどうなんだろうと思った。

ところで、1も2も、なんか、好きな人が好きそうなジャケ(↓)で、ちょっと笑う。

EXIT TRANCE PRESENTS CODE SPEED アニメトランスBEST Exit Trance PRESENTS SPEED アニメトランス BEST 2

SOUTH AFRICA 2000

もひとつトランス。アニメじゃないよ。なんか、ミレニアムイベントが南アフリカで行われたらしく、そんときの記念のCDみたい(違うかも)。

が、なぜか僕は、日蝕のイベントのCDだと思って借りてしまった。

失敗、と思ったら、音色は面白いし、えらい気持ち良くて、大正解だった。