萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

出た〜〜〜!閉館すると知ってものすごい久しぶりに行ったくせに「閉館が残念です」とか言っちゃう奴〜〜〜!を川村記念美術館でやってきました。

数日前、衝撃的なニュースが飛び込んで来た。

川村記念美術館が閉館すると言う。

ちなみに全体像は以下の記事がわかりやすかったです。

www.tokyo-np.co.jp

川村記念美術館はラインハートを見たいといろいろ調べてたときに見つけた美術館で、抽象画の所蔵も多くて初めて行ったときからいたく気に入ってた。それが閉館だなんて。ここのところ行ってなかったけどこれは行かなきゃ!で、タイトルのような感じになった次第です。


ラインハートでGoogleで検索したら出て来たけどDavis/Getty Imagesって書いてあった。しかしダウンロードした画像にはその文字列はなし。貼っちゃっていいんかな?クリックしても遷移しなかったしいっか……。


こちらはこの記事からの拝借。ダメじゃありませんように。

まずは以前川村記念美術館で買ったフランク・ステラのTシャツを着用する。

気合いを入れたのちに7時半ごろ家を出て駅前の駐輪場へ。昼前には駐輪場が満車になってしまうので早めに駐輪。

そして電車の混雑を避けてマクドナルドにて時間調整。ナイス段取りな俺。と思いきや事前にコンビニでパンを買うのを忘れてた。こういうときはちゃんと買って行かないと。美術館のレストランは高いからね。

11時過ぎに京成佐倉駅に到着すると送迎バス乗り場には8人の先客が。いつもは2〜3人なのに。さてはあなたたちも閉館残念組ですね?結局バスが来るまでにあと4人追加。途中のJR佐倉駅でさらに11人追加。全部で23人か。まあ数える必要ないんですけど……。


わかりにくいけどバスの前の方にはモネの『睡蓮』がプリントされてる。ってこれ『睡蓮』だよね?違う?

美術館ではいつものように印象派やらキュビズムやらレンブラントやらシュルレアリスムを眺めながら進む。キュビズムはブラックが好きですね。今回は音声ガイドを聴いたので何が描いてあるかわかって良かった。ま、わかんなくてもいいんですけどね。


展示してあるのとは違うけどブラックはこんな感じ。でもこれよりもうちょいぶっ壊れてる。こちらの記事より拝借しました。

あとはマン・レイの金槌のやつも好きだなー。


これはこちらから。これも展示物とは違うもの。たぶん。

以前は日本画の部屋だったところは「自然と陰影 ドイツ出身のコレクション作家たち」になってた。奥の方には茶室があるんだけど混んでてかなり待ちそうだったので断念。


2013年にラインハートを含む黒い作品の人たちの企画展をやったときの茶室にて。企画にちなんだ黒い和菓子たち。

で、ゆっくり見てたら視界の端に真っ黒な絵が。

あれ?ラインハートあんの?もうないんじゃなかったっけ?うそ!勘違いしてたんか?やば!

などと思いながら、劇的な出会いを演出するためにその絵を見ないように見ないように進んでってその絵の前でドーン!

ふーん、正方形じゃないのか。まあ確かに正方形じゃない作品もあったとは思うが。でも、いつもはほんの少しだけ違う黒に分割されてるけど、この絵は分割の仕方とか色合いとかがちょっと違うような?

と思ったらハンス・シュタインブレンナーって人の作品でした。ばーかばーか覚えてろよシュタインさん!


展示されてたのはもっと黒かったけど雰囲気はこんな感じ。こちらから。たぶんオークションサイト?

まあそんなこんなしつつ鑑賞してたら他の部屋にラインハートがあってめちゃくちゃ喜んだり、相変わらずロスコ・ルームは静謐で良かったり、『アンナの光』が置いてあった旧ニューマン・ルームには西川勝人って人の作品が壁にたくさん並んでて羊羹みたいでかわいかったり、とても良かったです。


これがロスコルーム


『アンナの光』。TOKYO ART BEATのイベント案内の記事より。


川村記念美術館インスタより。

ただ、展示の順番が変わってて「おっとこの絵がこんなところに」とかなったりね。そして以前作品があった場所が壁になってたり、音声ガイドアプリには作品番号があるけど実際は展示してない作品が何個もあったり、「あーね」と心の中で呟きつつも「全然来れんくてごめんな?」とか思いました。


以前は右の壁の出っ張ったところに作品が飾ってあった。黄色くてなんかリンボーダンスしてるみたいなファニーなやつ。

ミュージアムショップで何か買おうかなあと覗いてたとき、そういえば張り切ってステラのTシャツ着て来たけどめっちゃ浮き足立ってない?みんなから「うわ本気だ」とか思われてない?てかここにこのTシャツ売ってるんじゃない?恥ずかしいのもあるけど万引きしてると思われたら嫌じゃない?とかね。


これは美術館に入る前に撮ったもの。『トムリンソン・コート・パーク(第2ヴァージョン)』て作品のTシャツです。


で、そのそれ。こちらの、たぶんメキシコの美術館のサイトの紹介ページより。

何周か堪能して外に出て「さてバスが来るまで庭を眺めながらパンでも食うか!」とか思ってたら座ろうと思ってたベンチは飲食禁止でした。仕方ないからバス停でもぐもぐしてたんだけど、いろいろ総合してすごい食いしん坊に見えただろうなあ。生活習慣をなんとかしないとね。


この写真じゃわからんと思うけどいい眺めなんです。


全部の椅子に貼んなよ。

ところで川村記念美術館に向かう道の途中にQVCがあり、毎回そのインパクトに驚いてしまう。でもその急に現れるデカい建物が自分の中では「いよいよラインハートに会える!」と結びついてたりする。ので、記念に撮っておきました。


行きは座席の関係で撮れず。


帰りは撮れた。でも邪魔な樹々。

閉館までにまた来れるかな?


インク屋さん運営ならではの素敵な色のチケットが好きだったな。

P.S.

悔しかったので数年ぶりに浜田山の茶風に行って抹茶を飲みました。甘味が薫っておいしかったです。プロが点てたお茶は違うね。


お菓子もおいしかったよ。

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ここで日記は終わりなんですけど一応いつもの(?)やつ。

ネットの辛辣な人の感想

おお、長々と書いたな。草

結局「閉館残念です」って言いたいだけの典型的なやつやんけ!ほとんど行ってなかったくせに、閉館間際に急いで駆け込むスタイル、どんだけミーハーなんだよ。ちゃんと愛してるならもっと前から頻繁に行っとけよって話でな?なお、そういう奴に限って他にも「閉館間際駆け込み組」がいるってことに気づいて、しれっと自分もその一員に過ぎないって悟る瞬間が最高に草。

あと、なんだよその「気合い入れてフランク・ステラのTシャツ」って…せっかく張り切っておしゃれしても、美術館の中で浮いてんじゃねぇか?むしろ「本気すぎて笑われてる」説、あると思います。まあ、Tシャツが美術館のミュージアムショップに売ってないの確認して安心した瞬間の安堵感、そこは分かる。疑われるのイヤだよな。草

結局、最初から最後まで自己満足で終わってる日記じゃん。美術館の作品やら感想よりも、自分が何を着たとか、どこにパンを食おうとしたとか、そういう自分語りに終始してて笑うわ。茶室で黒い和菓子食うって話とか、もう「ちょっと特別な体験しました」アピール丸出しやな。

でも、まぁ、抹茶飲んでほっとしたんなら、それで良かったじゃん?おめでとう。

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英語版

Jiipii-tei is lively as always today. Hattsu-an bursts in, full of excitement after his trip…

Hattsu-an: Goinkyo! I finally went to the Kawamura Memorial DIC Museum today—before they close for good! I couldn’t miss my last chance.

Goinkyo: Ah, so it’s really closing, eh? Just in time, then. How was it? Did the art make the trip worth it?

Hattsu-an: Oh, it was incredible! And guess what? I got to see that Reinhardt painting! At first, it looks like just a black square, but when you get closer, you can see it’s divided into nine areas with slightly different tones of black! I didn’t think it would be there, so I was over the moon.

Goinkyo: Hmm… nine different tones of black? That’s as subtle as it gets! How long did you stand there staring?

Hattsu-an: Long enough that someone actually asked me for directions! They must’ve thought I worked there because of this Frank Stella T-shirt I’m wearing. I just pointed and said, “Follow the art!”

Goinkyo: Ha! I warned you that T-shirt would get you in trouble. So, you turned into a tour guide, huh?

Hattsu-an: Pretty much! But aside from that, everything else went smoothly. I parked my bike early—no way was I risking all the spots being taken. And this time, I remembered to bring bread from the store. The museum café charges so much, you’d think the sandwiches were made of gold!

Goinkyo: Ha! So you avoided starving and overpriced food. Sounds like you managed a perfect cultural outing.

Hattsu-an: Exactly! Between securing parking, seeing that painting, and saving on lunch, I’d say I put together a pretty fine masterpiece of a day!

Detchi: So, here’s what Hattsu-an pulled off today:

  • Parked his bike early (success!)
  • Bought bread to avoid the overpriced café (financial genius!)
  • Stood mesmerized by a Reinhardt painting (lost in the black!)
  • Got mistaken for a museum guide (still life Hattsu-an!)

Hattsu-an: If I keep this up, next time they’ll be putting me in the permanent collection!

Detchi: (With a little smile, and in a quiet voice) Well, no “next time”—they’re closing, remember?

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