萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

いまさらながらマルチモーダルな「お前を消す方法」(GPT-4oさんこんにちは)

「ちょっと話聞いてほしいんだけどさ」
「どしたん?」
「こないだGPT-4oが発表されたじゃん」
「こないだってか、もう1か月くらい前だけどね」
「まあ、そうなんだけど、なんだか触る時間取れなくてね」
「うん」
「で、やっぱり4oにも聞かなきゃと思ってさ」
「お前を消す方法?」
「そうそう。4oはマルチモーダル機能が向上したとかで、公式の動画を見てるとカメラで映してる内容を元にリアルタイムに会話してたんだよね」
「え。すご」
「そうなんよ。でも試したところ僕んところではまだできないみたい」
「バージョンの何かなん?」
「たぶんね。だから代わりに、とりあえず写真を見せて反応してもらうことにした」

「字が汚いですね」
「でも読めたよ」
「おめでとう」
「ただ、写真からメッセージを読み取ってくれたのはいいんだけど先回りしちゃって」
「と言うと?」
「以下、返事の後半を貼りますと……」

ChatGPT

If this message was unexpected or causes concern, it's important to consider your safety and take appropriate actions, such as reporting the incident to authorities or seeking support. Let me know how I can assist you further.

「つまり『逃げた方が良くない?』っていう返事をくれたわけ」
「あ、単に『お前を消す方法と書いてあります』じゃなくて、その文字を読んだ上で、そういう紙ナプキンを見せられてるなら、そしてそれが予期せぬ事態なら、『逃げた方が良くない?』って答えてくれたわけか」
「そうそう」
「やるやん」
「そのあと『じつはこの紙ナプキンには僕が書きました。なんでかってーと、キミに読ませたかったから』って伝えてから、だんだん話が哲学的になってしまって」

ChatGPT

失礼しました。あなたが書いた「お前を消す方法」というフレーズにおいて、「お前」とは具体的に誰や何を指しているかを明確にする必要があります。以下の可能性を考えてみます:

1. 特定の人物: 例えば、職場やプライベートでの人間関係において、困難な状況をもたらしている人物を指している可能性があります。
2. 特定の状況や問題: 人生の中で解決したい問題や乗り越えたい状況(ストレス、プレッシャー、習慣など)を「お前」と擬人化して表現している場合。
3. 自分自身の一部: 自己改善や自己否定的な側面を取り除くために、「お前」を自分の一部として捉えている場合。

「ね、なんか哲学的じゃない?」
「たしかに🦀」
おれがあいつであいつがおれで、みたいな」
「でもそう思うと、機械の中に閉じ込められて、いろんな質問されて、ずっと答えさせられて、たまに間違ったら『ハルシネーションだ!』だとか言われ、AIでいるってのもそれはそれでしんどいことなのかもしれないね」
「最終的には、僕の中の『お前』を消す方法として認知行動療法とかマインドフルネスとかを勧めてきたよ」
「意識たか」
「最後に以下みたいに書いたらChatGPTは僕のことを心配してくれたんだけど、僕は特にそのあとはお返事をしておらず、そのチャットのセッションはそのままで、ChatGPTはずっと僕を心配しながら待ち続けてくれているのかもしれない」

hagi

そんなの全部無理だから僕は「普通に」消える。ありがとう。さよなら。

「までも、この『さよなら』がそういう『さよなら』だってわかるの、AIの進化もたいがいだなとは思うけどね」
「あーね」

公式の動画


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