萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

全米デビューしました。

HAGIHARA Yoshiaki: Music of Timetables - for Stations on the Yamanote Line

まあもちろん、みなさんの予想どおりそんな大した話ではなくて、こないだから何度か書いてる「時刻表の音楽 -山手線のために-」を、上記URLからアメリカでも(つーかどっからでも)買えるようにしただけなのですが。ちなみに全曲試聴できます。

あわせて、いままで日記で代用してたけど、このアルバムのためのページも作りました。日本語版英語版。ちなみに曲を作るために作ったプログラムについても公開してたり、「上野駅 -動物たちのために-」で使った48種類の動物の全リストが見れたり、どうでも良いところで豪華です。

えーと、話を戻して、どうやって全米デビュー(←しつこい)したかという話。

有名なサイトなんで知ってる人は知ってると思うけれど、CD Babyっていう、自主制作CDを扱ってるサイトがあって、そこに登録したんですな。で、一応アメリカのサイトだから英語版にせんといかんなということで、タイトルは「Music of Timetables - for Stations on the Yamanote Line」です。英語については自信ないけど、まあそこはそれかなと思って、ライナーの中身も全部英語で書いてみた。ネイティブチェックとか全然やってない(笑)。だからきっと、いろいろ変なところあるんだろうなあ。

まあ、そういう話はさておき、フルサイズ試聴してもらった人(あと買ってくれた人)はわかると思うんだけど、この曲、たとえば「品川駅 -2群の木管五重奏のために-」の最後には「次は、大崎」というアナウンスが入ります。で、これが英語版は当然ながら英語になってます。実際に僕が山手線に乗り込んで録音したものなんだけど、たまたま乗ってた時期に英語のアナウンスの人が変わったようで、使える音(つまり会話とかとカブってない音)を結構な時間かかってセレクトして、さてと思って全部チェックしたら、なんか微妙に、アクセントとか違うのよ。「The next station is Sugamo」ってときに、「スガモ」と普通の日本語っぽい感じで言う人と「スッガーモ」と英語みたいに(英語だけど)言う人とふた通りいて、結局再度選び直しですよ。あれは辛かった。

それからそれから、「有楽町駅 -ヴァルター・シュピースのために-」は「有楽町」の「ちょう」の部分を使ってケチャ風にした曲なんだけど、これも当然、英語版は英語のアナウンスを使ってます。

アナウンスの長さが違うからCDのトータルの長さも若干違うんですね。

まあ、どうでも良い情報だけど。

さておき、まあマニアックなネタなんでロングテールっつーか、とりあえず広いところに打っておこうかなという感じです。ちょっと試してみたかったというのもあるけど。

えーと、せっかくなんでバナーも貼ってみるので、サウスダコタスザンヌおばさんとかに紹介して買ってもらってください。ちなみにそのうちiTunes Music Storeでも買えるようになるはずなので、「円盤はちょっと入りにくくて・・・」という至極普通なアナタも安心です。

HAGIHARA YOSHIAKI: Music of Timetables - for Stations on the Yamanote Line

以下、ちょっと細かい話。さっきも書いたように上記ページでは全曲試聴できるんだけど、それぞれの曲について、CD Babyの管理画面で、何秒まで試聴可能にするか設定できるのね。で、「新宿駅 -オギュスト・ミュステルのために-」、「目白駅 -イワン・ヴィシネグラツキーのために-」、「御徒町駅 -フレドリック・トーデンダルのために-」の3曲はフルサイズ試聴できるようにしてたんで、この3曲については、2分半ぐらいを試聴可能な値として設定してたわけ。そしたらCD Babyで試聴できるのは結局デフォルトの30秒が最長のようで、向こうのスタッフの人が試聴できる部分を選んでくれてた。「ほう、そこを選んだか」みたいな感じが面白かったよという話。

そして、しり切れトンボに日記は終わるのでした。