萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

「やわらかい生活」

会社の人が最近良く映画を見に行っているので、負けないように(嘘)、僕も映画を見に行きました。寺島しのぶ主演の「やわらかい生活」。繁華街(って言葉を久しぶりに使った)に行くのは面倒なのと、映画館のサイズが気に行ってるのとで、下高井戸シネマに行くことが多いのですが、今回も下高井戸シネマに。

なんか「やわらかい生活」については事前に何も調べてなくて、寺島しのぶが主演だってことと、30代の女子がひとり暮らしをしてじんわりと幸福になるってことと、タイトルが「やわらかい生活」だってことぐらいしか知らず、しかもなぜか勝手に「30代のキャリアウーマンがふとしたことから自分の人生を見つめなおし、田舎暮らしをすることで自分がいままで見失っていたものを発見し、やわらかな幸福に包まれる話」という想像をしていたので、冒頭いきなりエロかったから焦った。あと豊川悦司が出て来て「あ、愛の流刑地の人たちだ」って思った(と、そのぐらい何も知らずに見に行った)。

全体としては、なんだかよくわからない話だったけど、わりと面白かったような気がする。豊川悦司はとても良かった。

で、

男「死ぬのが怖いの?」
女「死にたくなるのが怖い」

ってやり取りがあって(たぶん)、そこがとても気に入った。あと鬱病の薬の名前が何個が出てきたんだけど、パキシルルボックスを知ってたのでちょっと嬉しかった。そんでもって、ラストはちょっと自分的に衝撃的だった。「ショッキン!」って思った。スタッフロールが出る前にかかってたラストから2番目の曲が良かった。

でも、なんで「やわらかい生活」ってタイトルなんだろう。結構、ハードなことになってたと思うんだけど。