萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

すぎ丸くん

杉並区というところは東西の行き来はしやすいのだが南北の足があまりなく、その不便さを解消するために区が運行しているコミュニティバスが「すぎ丸」くんである。JR阿佐ヶ谷駅京王井の頭線浜田山駅を結ぶ「けやき路線」(2000年11月〜)に加え、このたび京王井の線浜田山駅と京王線高井戸駅を結ぶ「さくら路線」が開通。すぎ丸くんの一番の魅力である「え?こんなところバス通っていいの?ていうかそもそも車通っていいの?チャリ専用だよねこの道?あぁっ、洗濯物引っかけそうです!」みたいな、ある意味杉並区テーマパークのアトラクションであるかのような狭い道バシリが、甲州街道を走ってしまうことにより多少減ってしまっているのはちょっと残念(あえて旧玉川上水跡の緑地のあたりを走れば面白かったのにね)。

基本的に年寄り用のバスで、ちゃんと病院の前に停留所があったりするのは偉いと思いちょっくら乗ってみることにする。年寄りの予行演習ってわけ。ちなみに運賃は小学生以上一律100円。小学生以上は全部一緒くたなのが素晴しい。

お昼前、時刻表を確認してバスに乗り込む。十数分後、桜上水駅前で下車。ココイチでカレーを食べる。食べ終わったあと、今度は逆方向の停留所にてバスを待つ。2分ほどでバスが来る。まるでお食事お迎えバスのよう。うちについてから、今回の目的は「お食事お迎えバス」ではなく「年寄りになったときの予行演習」だったことを思い出した。

ともあれ、すばらしいバスである。ナイスだ山田(←杉並区長のこと)。