えーと正式名称なんだっけ。ああ、そうか。護法少女ソワカちゃん第二回電奇梵唄会 「如是我聞 核的窮理 はくちょう座X-1」ですね。それに昨日行ってきました。24時始まりのオールナイトイベントだったので正確には今日、だけど。
「トーク主体のオールナイトイベント」で、スライドでヴィトゲンシュタインがどうみたいな話をする会だったので、ライブに行ってるとかいうよりこないだのShibuya.pmのテクニカルトークに行ったような感じに近かった。
だもんで、なんとなくメモを取りながら聞いてしまったので、基本はそれをコピペしつつ簡単に感想などを。かなりな箇条書きになるので、わりと意味不明かもしれませんが。
はじまる前
- いろいろあって会場に入れたのがわりとギリギリ。かなり混んでたせいで、舞台横の直接ステージを見ることはほとんど不可能な席だったんだけど、モニタが近かったんで意外と見やすかった
- 特別メニューがいろいろあって楽しい
第1部その1:「まとめないのとほぼ同じ?」〜まとめサイトとソワカちゃんの「読み」
- 中沢新一のゼビウス論なんてあるんだ
- ちらっと検索したら中沢新一「ゲームフリークはバグと戯れる」 についての雑感というページがあった
- ルール・ブレイキングか、なるほど
第1部その2:「ソワカ・イズ・アライヴ」〜キャラ/キャラクター論から見るソワカちゃん
- マンガ評論家の伊藤剛という人が「虚無への供物を知らなかったらバカにされた」的なことを言っていて、ああ、意外とそんなもんなんだなあ(虚無への供物を知らないということ)と思った
- キャラとキャラクターの違い
- 物語に所属しないキャラクター
- テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ
- キャラクターに先立つもの→キャラ
- 物語世界にキャラが埋没
- リアリティ→現前性、もっともらしさ
- 現前性→キャラ
- もっともらしさ→キャラクター
- ライトノベル「超」入門 [ソフトバンク新書]
- ミクの派生キャラとの違い。コミュニティオリエンテッドか
- ボカロ亜種の数がすごい
- 昨日使ってたスライドではキャラの一覧画像があって楽しかった
- それとは違うけどいま検索したらVOCALOIDキャラクター事典ってページがあった
- ボカロ亜種はキャラの属性が名前
- 弱音ハクとか
- ある意味、昔の4コマの名前みたいだという話
- 二次創作での、ミク感からの分離
- コミュニティからの言葉に乗っかって作っていく感じ
- 初音ミクがソワカちゃんを祝福することの逆説感
- 1周年記念動画なのかな?あんまり詳しくないから見たことないので見たかったけどうまく探せず
- 「音/声/文字」の自覚的な混同
- 大学の先生してるだけあって話もわかりやすくて楽しかった
- でもちょっと「自分ががんばらねば」と気負いすぎてた感じもあり
- でも良かった
第1部その3:「極楽に行く薬を飲む前に」〜ソワカちゃん衒学談義
第2部その1:「この門をくぐる者は一切の希望を吸てよ」
第2部その2:「作詞作曲作画流石さくしゃさん」
- 作者の死とニコニコ動画
- 作家<作品<キャラ
- アーキテクチャの生態系
- ニコニコ動画はコメントこそが最大のコンテンツ
- 2次創作の先の先の先にある、N次創作
- ソワカちゃんは何故ネギを持っていないのか→「なぜ持つ必要があるか。よくわからなかった。一般的かどうか知らなかった」
- ネクタイインの必然性
- キャラ化する作家
- ニコニコ動画のコメント、「最初は見てたけど」らしい
- さくしゃさん、語られるのが嫌いというより、変に持ち上げてる人を軽くバカにしてる感じかなあ
- つーか楽屋がうるさくて聞こえない・・・
- Pのヒエラルキー
- Pまわりのイベントの起き方の違い
- 「作者というものは自分でいうものではなくまわりから規定されるもの」あと、作者のパロディをやってるような感じという話も。「俺はクラウザーさんかと思うときがある」<やっぱりそうよね
第2部その3:「余は如何にして娑婆訶信徒となりし乎」
- さとり教育
- 布教活動について、さくしゃさんは「できるだけ隠そうとしている」
- 興味なさそうなかったのにAmazonで5位になると態度が変わる伊藤さんまわりの編集者
- 負債としてのソワカちゃん→タダで楽しませてもらってるからにはお返ししないといけないという気分
- それってケータイ小説みたいだね(これは僕の意見。というかこの日記、どれが誰の意見なのかわかりにくいですねごめんなさい)
- うろたんだーとの違い
- 行儀の良い信者たち
- 誤報少女ソワカちゃん
- ニコ動なんだからニセとかにしなくても良いはずなのに、みんな元のコンテンツに気を使っているという話
- アンケート結果の話
- ファン層に男女差があまりない
- 18歳から24歳が一番大きい層
- でもこれは単純にそのアンケートへリーチできた層の問題な気がする
- 「お前らは知らないだろうけど」の人がまた「お前らは知らないだろうけど」的なことを言ってるけどこの人はなんなの
- さくしゃさん、乗っからないように自制しているのかも
第3部その1:謎の三人組による生演奏
- いいなあ。生演奏とか参加してーよ
- でもなんで編成がギターとキーボードとボーカルなんだろう
- 始まった
- ・・・。あんまりうまくないね。つーか、ボーカルも大丈夫だしキーボードも下手じゃないし、ギターはちょい下手だけど、全体的にあまりまとまってないのはなんでだ
- そしてせっかくの生演奏なのにこのアレンジって・・・。ちょっと期待外れ。せっかくの生演奏なんだから打ち込みなんか鳴らさなきゃいいのに
第3部その2:kihirohito氏への質問コーナー
イベントおわり
- 13話を大画面で見る。12話も
- みんなでじゃんけんして作者の色紙プレゼント。好きなキャラを描いてもらえる
- すんなりと終わるじゃんけん大会
- 顔出しNGの人が勝利して、リクエストはゆあーんゆよーんゆやゆよん
- 出演者によるあいさつ
- 終始しゃべらなかったマスクのひとがしゃべった
- 急にみんなで「この思いあなたに届け」と言わされるのは無理がある
- ホントに絵がどんどんすごくなってるなあ。曲も、だんだんハジけてる感じ?
- ああ、しかし、ハーケンクロイツはどうだろう
- で、終わった
- みんなで会場にかかってる曲に合わせて歌ってるから歌声喫茶みたいになってる
そんな感じでした。わりと楽しかった。値段もリーズナブルだったし。
プレゼンのファイルを配ってくれれば良いのにな。
ソワカちゃんを巡る3大勢力図とか面白かったし。