萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

宇宙公務員

突然だが宇宙公務員というバンドに参加することになったので結成飲み会に行ってきた。昨日。参加者はオリジナルメンバーののぐおさん、鳥羽ジャングル君、それからコーラスの初代公務員ギャルズであるところの鈴木まりえさん、あとは今回から参加することになった僕と河井克夫さんとサイモンガーさん。ちなみに僕はベース担当で、できるだけ何も意見を言わずにただ黙ってついていくだけのつもり(とか言いながら結局は「えー?」とか「いやそれはさあ」とかいろいろ言ってしまうのだけれど)。

さて、飲み会自体は、なんか適当に酒を飲みながら、のぐおさんの妄想に半分ツッコミを入れたり半分聞き流したりする楽しい会だった。決まったことはといえば「とりあえず一回スタジオ入ろう」という、大人がわざわざ6人集まっての結論としては如何なものか的なことだけ。ま、飲み会だし良いよね。今回河井さんとサイモンガーさんが参加したことでアーバンギャルズが全員参加することになり、「こりゃあまるでイエスバグルスのふたりが入ったときのようですね」とか言ってたら河井さんから「いや、何度も言うけど宇宙公務員はイエスじゃないし」と言われた。ちなみに略称は「うーむいん」。たぶん夏前ぐらいにはライブやるような気がするので、そのときはどうぞよろしく。

なんか怒られるとイヤなので、僕がバンマスをつとめるまぼろちのメンバーにはまだ伝えていないのですが、本業に差し支えない程度に活動しますので許してください。

アラビア語オリンピック

広尾にあるアラブイスラーム学院で「第2回アラビア語オリンピック」という催し物が開催され、部外者も見学オーケーということだったのでちらっと見に行った。オリンピックということばから運動会を想像してしまい「屋外でやるのかなー、雨大丈夫かなー」と心配していたのだが、普通に学院内で行われていた。

まず最初は「アラビア書道競技」。アラビア文字の書道である(まんま)。10人ちょっとの参加者の方々が黙々とアラビア語を書かれているのをなんとなく背伸びしたりしつつ見学。イスラム教は偶像崇拝禁止なのでその反動(?)で文字の芸術が進んでいて、書というジャンルはかなり洗練されており、見ごたえがある。だんだんと見事な書が出来上がっていき、奥様な参加者の後ろから旦那様がのぞきこんで「こっちの方が出来がいいんじゃない」的ジェスチャーをしていたのが微笑ましかったです(3組程度。たぶん)。

書道の次は「アラビア語タイピング競技」。いったい何をやるんだろうと思っていたら、どうやら学院の学生さんたちが、渡された紙に書いてあるアラビア語の文章を、テケテケとワードで入力する会らしい。これまた微妙に微笑ましい。こちらは書道より年齢層が下がり、若い女子も多くてニヤけそうになるのだけれどなんか怒られそうだったので半笑いで程度で止めておく。ちなみにWindowsXPだとアラビア語を入力するのは簡単で、コントロールパネルの「地域と言語のオプション」→「言語」→「詳細」→「追加」でアラビア語を追加する感じ。アラビア語といってもいろいろ選べるんで、サウジアラビアあたりにしておくと良いと思う。で、アラビア文字は文字と文字がどうつながるかで字形が変化するので、アラビア語がわからなくても、ワードパッドあたりでアラビア語をテケテケ入力してると文字がウネウネ変わって面白いので是非試してみてください。

アラビア語オリンピックの素敵なところは昼食時間にアラビアな軽食を無料でいただけることなのですが、羊肉のクレープサンドイッチ的な食べ物、とてもうまかったです。

その後、土足厳禁なホールでふかふか過ぎるじゅうたんの感触を堪能しながら、販売されているアラビア語の書物をパラパラとめくる。今月は本を買わないつもりが結構買ってしまったのでぐっと我慢する。我慢する。我慢する。我慢する。あーでも、アラビア語版の『星の王子様』は、ちょっと楽しそうだったよなー。

13時からは礼拝堂にて「自由形アラビア語スピーチ競技」。アラビア講座も最近サボって見てないので理解できるアラビア語はالسلام عليكم(こんにちは)、شكرا(ありがとう)、ياباتي(日本人男子)、اسم(名前)といった程度の僕は、もちろん全然聞き取れず(アラビア語を入力できることに気が付いて嬉しくなったので入力してみただけ。あってるかどうかは自信なし)。

というわけで途中で退場し、玄関のあたりに置いてあったサウジアラビアの広報資料やらハッジに関するマンガやら『アラブのサムライ』というマンガやらを頂いて帰る。

わりと楽しかったので来年も行こうと思いました。来年は師岡カリーマ・エルサムニー先生に会えますように。