僕のお仕事は若者の就労支援なわけですが、その場合、履歴書の添削とか面接練習とかよりも、「とりあえず家から出て体力付けてみよっか」的な話になることもあるわけです。
で、うちのサポステでは以前から月に一回「清掃活動」というのをやってたんだけど、あんまり人が集まらない。数年前は参加者が10人とかいたときもあったらしいんだけど、僕が転職した去年の6月以降は、たしか2回くらいしかやってなかった。そのうち1回は予約がふたりでひとり来れなくなり、わりとよく話をする女子とふたりで仲良く雑談しながら1時間過ごすという、仕事だかなんだかよくわからないことになってしまった。
というわけでネーミングを変えまして、「散歩しながらゴミ拾い」という名前にしたところ、参加者が増えるようになりました(自画自賛)。
ただ、そうなってくると責任というか、当日の進行とか段取りとかも複雑になってくるわけで、たとえば今日は参加者が7人だったんだけど、どこでどんなタイミングで誰にどう声をかけて、誰と誰に雑談をするように話を仕向けるかとか、いろいろ考えなきゃいかんわけです。
おまけに梅雨じゃん?
いや、正確にはまだなんだけど、今日が雨になるか一週間くらい前からずっと気になってて、雨になったら外でゴミ拾いはできないし、かと言って代わりに何やればいいかって話もあるし、うちのサポステが入ってる建物の館長さんとかに相談して、一応その場合は階段とかを掃除させてもらえることになったけど、階段を掃除する七人衆ってむしろプロの響きあるじゃん?つかそれぞれ得意技持ってそうじゃん?
というわけで、小雨だったこともあり、今日は「しながらゴミ拾い」部分をバッサリとカットしてみんなでお散歩しました(もちろん参加者のみんなの意見を聞いてからね)。
うちのサポステが入ってる建物は入口がちょっとわかりにくいんだけど、正面と裏口どっちから入ってる人が多い?みたいな話を振って正面からのが多かったので裏口からの入り方を解説したり、僕がいつもいくコインランドリーの前を通りながら「午前2時になったら外に出られなくなるから注意ね」とか教えたり、ハローワークの前まで行って「ここのハローワークすげえ綺麗なんだよ」という話をしたり、あとは「ここの焼鳥屋、狭くて3人くらいしか入れないんだよ」「ここのドンキのあの自動ドアは『入口専用』って書いてあるけど実は出れるんだよ」「ここのコムクレープは原宿みたいに並んでないからすぐ買えて嬉しいよ」「ここの猫カフェは店員さんが(略)」など、わりとどうでもいい話を紹介しながら1時間ぐだぐだ歩いてました。
近所のドンキの「入口専用」「こちらの扉は開きません」という自動ドアが普通に開くので、なんだか強がってても結局はこっちの話を聞いてくれるツンデレなあの娘みたいで妙に愛おしいです。動画で撮れば良かった。
楽しかったと言う人もいれば、そうでもなかった人もいた。
てか、めちゃくちゃ仕事の話書いてるな。これだったら職場のブログで書けば良かったというか、そもそもこんなに細かく仕事の話書いていいんかな。まあいいか、利用者さんの話は書かないようにしてみたし。
あと、隠してるわけじゃないからたまに普通に書くときもあるけど、今回の原稿では「うちのサポステ」とか「うちのサポステが入ってる建物」とかボカしてみました。
でもせっかくなので最後に一覧でリンク貼っておきますね(いろいろ水の泡)。
うちのサポステ | コネクションズかわさき(かわさき若者サポートステーション) |
うちのサポステが入ってる建物 | てくのかわさき |
ここのハローワーク | ハローワーク川崎北 溝ノ口庁舎 |
ここの焼鳥屋 | 焼きとり屋 かってこ (飲み処 よってこ) |
ここのドンキ | ドン・キホーテ溝ノ口駅前店 |
ここのコムクレープ | コムクレープ溝の口店 |
ここの猫カフェ | 猫式 |
職場のブログ | コネクションズかわさきブログ |
これ怒られたりすんのかなー。
Sorry in advance.
そんなことよりコムクレープの店舗一覧のページの、なぜか溝の口店のところだけ、
クレームなどある場合はこちらまでメールでお願いします。
と注意書きが書いてあって、そこにドラマツルギーを感じざるを得ない。
何もない空間(言いたかっただけ)。
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