みなさんIngressは覚えてますか?ポケモンGOの元になった位置ゲームで、カンタンに言うと緑と青で陣地を奪い合ってます。
ただまあこういう位置ゲームは、ご存知のように外に出て「その場所」に行かないと意味がないので、ウィズコロナな中、遊べない状態が続いてました。
Ingress自体の旬も過ぎてると思うので、これでフェードアウトしていくのかなと思ったけれど、運営さんはそんなに甘くはなかった。
ドローンっていう機能を追加しました。
- ドローンはいま自分がいるところから飛び立てる
- 飛び立てるのは視界にあるポータルにだけ
- 一度飛び立つと1時間は操作できない
- 飛び立ったポータルが敵陣営のものになったらドローンは強制送還
こんな感じの動きをするドローン、最初は「で?」って感じだったけれども、以下の記事を読んで「ほほお?」と思った。
というわけで、何年も帰ってない佐賀の実家に、自宅からドローンを飛ばして帰ってみようかと。
ちなみにこないだ引っ越したところなのでこの出発点はもう自宅ではないのであしからず。
で、結果としては、7/19に調布市多摩川を出発し、8/5秦野市堀川でドローンの命は尽きました。
Ingressのポータル(たぶんポケモンGOでポケストップと呼ぶところ)は都会に多いという地方との格差が叫ばれたわけですが、それに伴って山間部などに弱い。
今回の旅でも、果たして川を渡れるのか、山を超えられるのか、それが焦点でした。
まずはね、佐賀がある南西に向かってれば良かったんです。
最初の関門は相模川。川を渡れるようにポータルは設置されているのか。
ちなみに、ドローンがいるポータルがやられると強制送還なので、ある程度固そうなポータルを選んで飛ばないといけない。
相模川は、幸い固めのポータルが届く範囲にあって渡れてラッキー。
が、しかし、その後は山を超えられず。
平塚のあたりから早めに海岸を目指して大磯を狙えば良かったのかも知れないけれど、海辺にはポータルがないかもと思い北寄りに進路を取ったのがいけなかった。
高麗山公園で進路を阻まれてしまう。
仕方ないのでそのまま北西に進み、東海大学を横目に見ながら秦野市へ。
秦野中井ICあたりで南に斬り込めそうなスペースを発見、足柄上郡を目指すものの井ノ口あたりで過疎ってしまいドローンが届くポータルがなくなってしまう。
やり直しだと再度北に向かい、秦野市西大竹あたりで西へと進路変更。
レインボーカントリー倶楽部など、ポータル不毛地帯を避け、なんとかポータルを探しながら進むが過疎り度が激しくなる。
過疎ってたあの土地。 pic.twitter.com/M9uiRJEXvd
— 萩原佳明 (@hagitter) 2020年8月9日
進退極まり、というか戻るしかないんで戻り、平塚での大磯狙いという方針でいたところ、あっさりとドローンが僕んとこに戻って来てました。
かわいいな?
というか、なんで帰ることになったか、つまりどのポータルが誰に攻撃されて無力化されたかとか、そのあたりは不明。
でも、あいつは、いま僕のもとで、羽を休めて、次の出番を待っている。
ひとつの夏は終わったが、夏はまだ続くのであった。
追伸。
ポータルのマップ的なアプリもありますが、今回はそういうのを頼らずに、「来てみたらこのへんなにもないじゃん!」みたいなことをやりたかったのです。