僕はWikipediaで何かを調べるとき、それが英語版とかの他の言語版ではどう説明されてるか調べるのが好きなんですね。
と同時に気になるのが、日本語版では項目になってるのに他の言語版では項目になってない言葉の存在。
たとえば学園祭という項目は日本語版にしかないんだけど(2019/09/17 09:02閲覧。以下、同)、これは文化祭、体育祭、大学祭の曖昧さ回避だからで、たとえば文化祭の項目は英語とか中国語とか韓国語にも項目がある。ただ、文化祭については「日本の文化祭というもの」についての項目だったりするけど(斜め読みなので「たぶん」です)。
というわけで、4連休の3日目である昨日の朝、コインランドリーで洗濯が終わるのを待ちながらいろいろ「日本語版にしかない項目」を調べてみたんで書いときます。ちなみに、DQNみたいなネットスラングや、佐賀市立成章中学校(僕の出身校)や地域若者サポートステーション(僕が働いてるとこ)のように完全にドメスティックなものは、日本語版しかないの当たり前なんで省いてます。
ちなみに日本語版にしかないかどうかは、項目名の下の「文A」の文字の色でわかります。
多言語な項目の場合。
日本語版だけの項目の場合。
以下、「これなら日本語版だけなんじゃない?」と思って調べてビンゴだったものを、調べた順番で。日本独自っぽいけどあんまり独自色強いと「日本に興味ある人」が他の言語で記事を書いてそうなので、そこをうまく外すように頑張りました。
ラッキーカラー(08:37閲覧)
ふたたび「曖昧さ回避」。五行思想的なこと考えると中国でもありそうなもんだけど、こんなにころころ変わるのは日本だけってことかな。毎朝テレビで発表したりしてるんだよねたしか。
風呂マット(08:40閲覧)
ところで部屋の中でも靴を履いてる人たちは風呂のときどのタイミングで靴を脱ぐんだろう。
蛍族(08:44閲覧)
若い人なんかが知らなさそうな言葉でもある。でもベランダとかでタバコ吸われると窓を開けてる僕の部屋まで煙が来るからすごい嫌なんだよね。この言葉は、日本人の妙な気の遣い方をするところが出てるんでしょうか。
ポータブルトイレ(08:49閲覧)
「気を遣う」つながりで「エチケット袋」を検索したところこちらに飛ばされ、そしたら日本語版しかなかった。たとえば「尿瓶」なんかは項目あったんで、総称として語る必要があるほどだったのは日本語版だけだったってことなんかな。
街コン(08:52閲覧)
ちなみにコンパはインドネシア語とドイツ語のページがあったけど、どっちも「日本にはこういうのがあるんだよ」という記事だった。街コンに話を戻すと「『イベントだから』という言い訳を用意してあげないとなかなか男女で集えない日本人の奥床しさ」みたいな着地が穏当なんですかね。
社内ニート(08:54閲覧)
非正規うんぬんのニュースで知ってる人も多いと思うけど、日本では正社員を解雇するのが実はなかなか難しい。そのあたりの事情と自虐癖みたいなところが影響してんですかね。ちなみに窓際族は日本語版以外にもある。ただ、独仏中とあって英語がないのが謎だけど。
子ども食堂(09:09閲覧)
地縁の消滅、みたいな文脈でしょうか(子供の貧困対策のイメージ強いかもだけど、もともとはそうではないらしいですよ)。そのうち英語版とかできそうな気がしないでもない。
箱物行政(09:11閲覧)
ラスベガスあたりにデカい公民館とかないんすかね。
その他
涙活はイケるかなと思ったけど、英語版に"Rui-katsu"があった。ただ、Psychological stressに飛ばされるんで、「そうまとめられても」と思った。
『水からの伝言』は日本語版だけだったけど書籍だからノーカンかな。ついでに見てみた「引き寄せの法則」は積極思考、つまりポジティブ・シンキングに飛ばされ、「そういうことではない気がする」感が止まらない。
「ゆめかわ」はそもそも日本語版の項目がなかった。
ちなみに「ゆめかわ」で画像検索したものがこちら。
以上、Wikipediaが最近カネくれカネくれ言うんでWikipediaネタの日記を書いてみました。カネ払う方が良かったとは思うが。