萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

振り込め詐欺の対偶

対偶の定義に関しては以下の画像の引用元を参照してください。

ここでそれぞれの命題について考えてみます。

振り込め詐欺

「振り込め」ならば「詐欺」

いまだ被害額が大きいのが何とも言えないですね。

振り込め詐欺の逆

「詐欺」ならば「振り込め」

詐欺とわかってて振り込むのマゾっぽいですね。

振り込め詐欺の裏

「振り込むな」だったら「詐欺じゃない」

この論理展開に騙される人多そうですよね。「だって振り込めって言われなかったから詐欺じゃないと思って……」的な。

振り込め詐欺の対偶

「詐欺じゃない」なら「振り込まない」

ツンデレかって感じですが、というこの感想も共感してくれる人ゼロな気がしますが、まあ振り込まないんならいいんでしょう。

さて、ここまで読んでるのたぶん3人くらいだと思いますが、先日、親に、「振り込みするから口座番号を教えてくれ」という電話をしました。

そして532日ぶりに親と喋った。

数学教師になって427日が経った - hagiharaのブログ

自分の下の名前がものすごーーーーーーーーーく嫌いなので、「あ、もしもし佳明です」と電話口で言ってる時点で怒り狂いそうになったけど、必死に耐えて「お金振り込みたいから口座番号教えてくれる?」と言いました。

で、このとき親がノータイムで口座番号を言い始めたので、「待てよ?これってセキュリティ的に大丈夫か?高齢者に情報教育した方が良いんじゃないか?」と思いいろいろ考えてみました。

ポイントはおそらく3つ。

  • 自分の名前をちゃんと名乗っている
  • お金を振り込みたいと言っている
  • 口座番号を聞いている

息子の名前は調べればわかることなので良質な名簿を買えばわかることでしょう。だからこれだけで詐欺ではないという判断はできません。

お金を振り込むと言って油断させておいて、あとで振り込ませるという手はありがちです。だからこれも危険。

口座番号を聞いて、ええと、なんかいいことあるんだっけ?

というわけで、親が口座番号を言うのをメモりつつも頭の片隅でセキュリティ的な穴を探しましたが、あまり浮かびませんでした。

あるとすれば、この日記を見た誰かが、うちの親に、「ごめん、こないだお金振り込む話をしたんだけどさ、そのとき2桁間違えて多く振り込んじゃったから、198万円この口座に戻してくれる?」という電話をすることでしょうか。

うまく行くかなあ。

うまく行ったら分け前ください。

そしてここで問題です。

僕が振り込んだのはいくらでしょうか?