萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

ロシア語の謎

以前はテキストを買って出社前に読みながら勉強していたロシア語であるが、いまは時間がなくなってしまったため、仕事の行き帰りに「ながら聴き」するくらいになってしまっている。そうすると、どうせ単語なんか覚えられるわけもないので、自然と文法の方に興味が行くのだけど、こないだからうっすら気になってるのが、ロシア語はどうやら、名詞が5個以上かどうかで形が変わるようなのである。

はい?

アラビア語に双数形というのがあるのを知ったときに「おもしろー」とか思ってたんだけど、

アラビア語には、単数と複数のほか、双数という変わった形があります。 2つとそれ以上の数を区別する文法上概念である「双数、両数」は、不可思議に思えるかもしれませんが、実は多くの言語で採用されている概念です。

アラビア語 -- 人称代名詞

ロシア語の場合は、

古い時代(13世紀ごろ)のロシア語には双数形が存在していたようですが、14~15世紀ごろになると双数と複数が区別されなくなり、現在ロシア語では「双数」という概念は事実上なくなっています。しかし個数詞と名詞を組み合わせて使う場合には、過去に存在した双数形の影響が残っており、これが1個の場合と2~4個の場合、5個以上の場合に名詞の形が変わる理由だと言われています。

ロシア語の数字と数量詞の変化について - ロシア語については、... - Yahoo!知恵袋

なんかもっと大変なことになっていたのである。ロシア語は格変化が多くて大変みたいな話は聞いたことあったんだけど、まさかこういうところにも謎があったとはなあ。使ってる本人たちにとっては、それはそれで自然なことなんだろうけど。

ユーリの1話目見て「わーいВиктор読めたー」とか喜んでる場合ではなかった。

ブログには画像を貼るのが鉄則らしいので、デザインが好きで昔Tシャツを持ってたほどであるところの、ソ連の国旗を貼っておきます。