萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

44歳高卒未経験のハローワークその6「初めての就活」

僕は大学を中退してアルバイトとして出版社に入り、そのまま契約社員を経て正社員になったので、いわゆる普通の就活をするのは今回が初めてである。

最初に挑戦したのは、ネットで調べたら見つかった大学のキャリアカウンセリングの仕事。派遣会社の仕事のようだった。Web応募してみたところ電話がかかってきて、「東京の仕事だけど佐賀に住んでて大丈夫なの?」みたいなことを聞かれた。「引っ越すから大丈夫です」と答えた。はじめのうちは「職務経歴書のフォーマットを送ります」とか、「近いうちにこちらで面接させてもらいます」とか、そういうことを言われてたんだけど、そのうち「あなたに紹介できるお仕事はありません」となり就活さえさせてもらえないままに終わった(なのでこの件は就活のカウントに入れてない)。やはり44歳高卒未経験には就活なんて難しかったのかもしれないと思った。ちなみに他の転職サイトもいままでの経歴からIT系の仕事は紹介してくれるけど、僕がやりたい仕事は全然出てこない。転職エージェントはたしか全部断られたような覚えがある。

さて、ネットでいろいろ検索していると、求人ボックスというサイトと、Indeedというサイトがよくヒットした。Indeedは使いにくかったので求人ボックスを主に利用していた。産業カウンセラーなどのキーワードで検索、高卒でも大丈夫で、未経験でも大丈夫で、という風に減らしていくと、求人があんまり残らない。いまから思うと、いろいろ出てきても迷うだけだろうから絞られて良かったんだけど、やっぱり就活してる間は緊張してた。僕がやれる仕事は見つかるんだろうかと。応募には履歴書なんかも書く時間がいるから、検索作業をできるのはだいたい3日に1回くらいだったのだけど、だんだん新しいものがヒットしなくなるのだ。

ちなみに求人ボックスで出てくる仕事は、僕が指定した条件だとハローワークで紹介されている仕事が多かったので、結局は直接ハローワークのサイトで調べてた(求人ボックスの新着情報メールはずっと登録して参考にしてた)。最初は東京の求人を調べてたけど、だんだんなくなっていったので全国で調べようとした。でも普通はそんなことする人いないのか、5ヶ所までしか都道府県を指定できなかった。おかげで「北海道、宮城、石川、愛知、広島」「埼玉、千葉、東京、神奈川、愛媛」「京都、大阪、福岡、熊本、鹿児島」「沖縄、兵庫、海外」という4回に分けて検索しなくてはいけなかった。キーワードも「産業カウンセラー」のみを調べていたけど、そのうち「引きこもり」「摂食障害」「不登校」「思春期」などがキーワードとして加わった。

2017年4月18日、初めてもらってきたハローワークの求人票をもとに、若者向けの電話での就職相談員、Iターンの相談員、キャリアカウンセリング業務、の3つに応募。会社経営を退いて自分を見つめ直したらカウンセラーに挑戦してみたくなったこと、ネット等で若い人と交流してることを書いた。3つともサクっと書類で落ちた。