萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

とある高校の文化祭に行ってきました

高校生の知り合いに誘われて、とある高校の文化祭に行ってきました。

ただ、今朝は健康診断だったので、バリウムも飲み、下剤も飲んで、少し喫茶店で仕事してから向かったところ、すでに一般参加者の終了時間1時間前。文化祭というものにちゃんと行ったことってほとんどないからかなり楽しみにしてたのにー。まあ「一般枠」みたいなのが別にあるってこと自体、行き慣れてないから知らないのよね。てか、文化祭に行き慣れてるってのも変だけど。

というわけで見れたのは体育館でのダンス部の発表のみ。

しかしこれが良かった。

音は反響音ばっかり強調されてるし、女の子たちのMCは「恥ずかしいんだったら出てくんな」って感じの「何を言ってるか」より「何かを言ってること」しかわからないようなものだったけど、ちゃんと部活でやってるだけあってダンスはまあまあうまかったし、何より、「ハルヒのバンド演奏のときみたい!」とか思った(笑)。

僕は男子校だったので文化祭と言っても「その日だけ特別に使われる女子トイレの鍵が開かれる」とか、そういう日だったんだけど、あれですね、共学校は違いますね。

センパイたちのダンスに、後輩から黄色い声が飛びまくる。内輪受けと言えば内輪受けの最たるものだとは思うけど、なんか轟音のように「きゃー」とか「なんとかせんぱーい」とか飛び交うのが微笑ましいのはまあ僕が40歳だからです。

そして一番衝撃を受けたのは、というか、今日一番の感想は「クラスの気になるあの子があんなにセクシーな衣装でダンスしたら向こう2ヶ月はそのことで頭が一杯で眠れないんじゃないか(つまりその子でオナニーばっかりしちゃうんじゃないか)」でした。

生足だったり、体の線が出るような衣装だったり、いやあ、僕は体育館の一番後ろで見てたからあんまりわかんなかったけど、あれは男子生徒、すぐに起立できないよね。

さて、話は変わるようで変わらないんですが、僕の趣味のひとつに、Wikipediaである項目を見るときにその項目が何か国語分あるか見る、ってのがあります。で、文化祭の項目を見たところ、日本語と英語と韓国語しかないのね。そして英語と韓国語は「日本には文化祭というものがあって」みたいな記述。まあ「この項目はその主題が日本に置かれた記述になっており、世界的観点からの説明がされていない可能性があります」という注記はあるんだけど。

前に「日式アニメに出てくる『部活』って、ほんとは存在しないよね?」という記事を読んで、なるほど部活というのはすごく「日本的」なものかもしれないと思ったものだけど、それを言うなら文化祭もそうだよね。言ってしまえば、身内の、たかが知れた人数に見せる発表会に、すごく気合いを入れるんだもんね。女子は泣くし(詳しくは知りません)。

クラスというものの存在と部活が、良きにつけ悪しきにつけ日本を作ってると思ってたんだけど(話は飛ぶけど貧困の連鎖よりスクールカーストの生涯固定化の方が問題な気がしてる)、今日からはそれに文化祭も追加したいと思います。他の人が見たら「たかが知れたもの」に熱中できる過去を持ってるというのは、日本文化として誇って良いものかもしれないなあ。

それにしても茶道部にお邪魔できなかったのが残念。