萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

テラへ・・・

たぶん100万回ぐらい使い古されたタイトルだと思うのでその点については反省しないのですが、ついに僕も1TBの、ハードディスクを購入しました。中学のときにPC-8801mkIIFRを買ってもらい、フロッピーディスクの広大さに感動したのが夢のようです。それまではテープにプログラムを保存してたわけだからね。あー、PIOのソノシートとか懐しいなー。

で、なんで1TBのディスクを購入したのかと申しますと、こないだうちのバイトと飲んでたとき、iPodの音質の話になり、僕が「よくわかんないから96kbpsのmp3にしてて、そんなもんだと思って聴いてたときは全然大丈夫だったんだけど、こないだ自分のCD作ったときにすごい音が変になっちゃう曲があって、それで『ひょっとしたら96kbpsってマズイんじゃないか』って気付いてさー、いま、エンコードしなおしてんだよねー」と言ったんですね。ちなみに「音が変になっちゃう曲」は「神田駅 -クシシュトフ・ペンデレツキのために-」なのですが、この曲はトーンクラスターを使用している関係で周波数構造がすごいことになってるんだと思います。

そんでそういう話をしてたとき、Apple Losslessの話になり、バイトが言うには「Apple LosslessエンコードしておけばiPodに転送するときに自動でAACに変換してくれる」と。僕はそれを聞いて「なんとまあ!」と思ったのですね。いま僕はエンコードのやりなおし作業で、

  • iTunesで128kbpsで録る
  • lameでV5にして録る

のふたつをやって、それを聴き比べて音質と容量のバランス的に問題ない方を取ることにしてたのです。あんまり違いがわからないなら容量が軽い128kbpsの方。でもたまにピアノ曲とかはV5の方が軽くなるからそれで。でもたとえばmonolakeのMomentumみたく高周波がキツくてまるで噪音みたいになってるやつはもうひと段階上げてV2にすると。

でも、ちょっと疲れてきたんですね。最初にエンコードやり直してたころに「128kbpsでオーケー」と判断したやつが、いま聴くとやっぱりダメだったり・・・。

で、Losslessが素敵な話を聞いたので、概算してみたわけです。

いま僕はiTunesに35,873曲入ってて、123.67GB消費してるんですね。Apple Losslessになると、96kbpsでエンコードしたときに比べて5〜6倍の容量になると。そう考えると、1TBあればなんとかなるなーと。

このような綿密なシミュレーションを行ったあとでヨドバシにディスクを買いに行き、もっと安いのはあったんだけどいつもBAFFALO使ってるからBAFFALOを選択、うち帰ってから「iPodに転送するときにAACにする方法」を検索してみたらどうやらそんな方法はないらしい。

あれ?

綿密なシミュレーションのはずが・・・。

で、一縷の望みにすがり、つまり僕の検索能力が低いという可能性にすがり、バイトに「どうやってやるの?」と聞いたら「すみません、勘違いでした」と。

教訓:ちゃんと自分で調べましょう。

でもまあ、これも何かのご縁というか(仏教徒的発想)、そこはそれっていうことで1TBのディスクを使うことにしました。

ほんでいままでバックアップディスクとして使ってた500GBのハードディスクから1TBのハードディスクにデータを移動してるんだけど、なんか、飛ぶのさ。僕の自宅のパソコンはソフマップの牛丼的なやつなんだけど、こいつ、夏、よく飛んでたんだよねー。それと似たようなことになってまして・・・。

つまり、テラへの旅は大変ですと、そういう話であります。